塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

体罰問題の報道を受けて考えたこと

2013-01-12 22:57:01 | 日記
 今世間を騒然とさせている体罰の問題ですが、高校選手権で上位進出を狙う学校や各クラブのユース活動は問題
ないのでしょうか?

 僕は有難いことに体罰の経験はありません。

 その反面ウマの合わない先輩や、急に行われる突飛な練習には戸惑いを隠せず、部活にでかけたことを後悔する
日もありました。

 僕は中学、高校のいずれも卓球をしていましたが

 1・意味なく走らされるランニング
 2・事前に何の連絡も無しに突如行われる長距離ランニング

 1は校舎の回りを幾度となく走らされ、後者は学校の外にまででかける羽目になりましたが、それは先輩の勝手
な思いつきと

 「俺たちもやったことだから、お前らもやれ」

 という意味の代物でした。

 事前に連絡があれば、着替えや弁当以外の飲食を用意できたのに、それすら許されませんでした。

 当時はわかりませんでしたが、顧問は教師であり彼らがその活動に長けているわけではなく、従って

 「この練習はこの点を改善するため」

 という指摘はなく、自分で専門誌を買って研究することが多かったですし、皆さんも同じかもしれません。

 高校選手権のように、本選も予選もトーナメントではこの世代の目的である育成よりも勝利にこだわる光景が普通
になってしまいます。

 上位を狙う学校はプロよりも練習している模様ですし、生徒にかかる肉体と心理的負担は大きいでしょうね。

 部外者である僕が提案できることは

 1・毎日練習するのではなく、休息日を設ける
 2・休息日を設けるのがダメならば、皆で映像や選手監督の著書を読み、感想、意見を述べ合う

 というものです。

 サッカーは特に資料が豊富ですし、プロの映像を見て勉強することも容易です。

 選手の負担が減れば顧問(教師)の負担も減りますから、悪い考えでは無いと思います。
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チョン・テセ、ブンデスリーガからKリーグへ

2013-01-12 19:46:49 | 日記
 チョン・テセがケルンから水原三星に移籍する際に支払われた金額は、日本円で3500万円と聞きました。

 この金額ならばJのクラブもケルンに打診しても良かったと思いますし、正直この金額は廉価だと感じています。

 チョン・テセが現在の北朝鮮代表の顔であることは間違いなく、今後アジアでの戦いで日本代表とJ1の前に大きく
立ちはだかることでしょう。

 それ以上に残念なのが、今の日本に彼のような

 「プロフェッショナル・トーク」

 が出来る選手が少ない為です。

 確かに日本のメディアは僕の目から見ても不可思議が記事を掲載することがあり、その点に対しての掲載理由や謝罪
が成される機会は非常に少ないですね。

 ですから選手が自己保身に走ることもわかりますし、誤報が下で意味のない会見を開くリスクを避けたいと思うのも
当然だと思います。

 サッカー発祥の地英国では

 「センス・オブ・ヒューモア」

 が尊ばれるように、ダジャレやギャグではなく、比喩やその場の機転で選手が巧みな話術を見せることに大きな敬意
が払われます。

 チョン・テセがフロンターレ在籍時代、アパートでDJの練習に励んでいた時期がありましたが、記者がその点を
言及しても嫌がることなく話していましたし、選手は話術も自分の価値を高める側面があるのです。

 通常ならば

 「サッカー以外の事は聞かないで」

 と強要しても問題ありませんが、チョン・テセは笑顔ではなしていました。

 こうした屈託のない明るさと真摯な態度が、フロンターレファンだけでなく多くの人を虜にしたのでしょうし、ボー
フム時代に習得したドイツ語の勉強に役立ったはずです。

 もしフロンターレがアジアの地で水原三星と戦う際、かつてのエースにどんな言葉をかけるのか、僕は気になります
ね。
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髪を染める事が持つ背景

2013-01-12 19:34:01 | 日記
 僕は髪を染めたこともピアスを付けたこともありません。

 特に髪を染める事には今も懐疑的で、日本を含む東アジアの人間は通常黒髪なのだから、わざわざ染めて髪色を変える
必要はないと思う為です。

 確かに黒髪をこげ茶に染め、印象を明るくすることは魅力を作る道具だとは思いますが、僕が染める道具を買うことは
無いでしょう。

 サッカー中継を見ていますと、選手を判別する材料は背番号とポジションしかありませんから、髪を染めている選手の
判別が楽なのは確かです。

 僕は判別が難しい際は

 「選手の履くスパイクの色とブランド」

 で識別するようにしています。

 極論ですが本田のように金髪で突飛な色のスパイクを履いていれば、見間違うことはないでしょうが本人としては

 「外見では無く試合中の動きに注目してください」

 と注文を付けるでしょうね。

 例えば今欧州でも日本のアニメや食事、布団や襖のような生活習慣が注目され実行している方も多いのですが、彼らが
日本や東アジアに憧れて

 「黒髪に染めてみました。

 という話を僕は聞いたことがありません。

 うわべだけ変化させても、本当の意味で海外文化を吸収できるわけではない、彼らはそう判断しているように思えてな
りません。

 日本の若い方が茶髪や金髪に変化させるのは、見た目の印象を変えることがファッションに通じるからかもしれません
が、他国の方がどう思うのか聞いてみたいときがあります。

 
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ヌリ・シャヒン、古巣への帰還が決定

2013-01-12 19:21:21 | 日記
 2004年年頭、冬の移籍市場でパルマからボローニャに移籍した中田英寿は、出場した17試合すべてに先発
を果たし、ボローニャの1部残留の原動力となります。

 パルマででは指揮官チェーザレ・プランデッリと最後まで戦術面で折り合いがつかなかった彼を、ボローニャの
指揮官カルロ・マッツオーネは手放しで褒めようで称賛しました。

 「サッカーは中盤で決まる」

 という常套句がありますが、中田が半年間ボローニャで見せた凄みは確かにこの言葉を納得させるもので、もし
彼らに資金があればフィオレンティーナへの移籍は無かったかもしれません。

 ボルシア・ドルトムントはこの言葉を実行に移しましたが、バイエルンの追走にはこれ以上の躓きは許されません。

 2011シーズン優勝の立役者、トルコ代表のシャヒンが復帰したことは、中盤に大きな厚みと安定をもたらす事
でしょう。

 シャヒンは高い志を持って2011年夏にレアル・マドリーに移籍するも、故障の影響で出場すらままならず、昨
年はブレンダン・ロジャース率いるリバプールに移籍します。

 しかしサマー・キャンプに参加できなかった影響なのでしょうか、リバプールでも思うようにいかず彼は故郷と答
えるドルトムントへの帰還を果たします。

 シャヒンがブンデスリーガにデビューしたのは若干16の時で、このリーグの

 「リズムと間合い」

 が体に染み込んでいるのでしょう。

 彼はフェイエノールトに在籍していた時期もありますが、エール・デヴィジはブンデスリーガよりも競争力が落ち
ますから、違和感を感じる機会が少なかったと思います。

 しかしプレミアとリーガはブンデスリーガを凌駕するリーグです。

 相手マーカーとのリーチの違いや主審の笛の吹き方など、シャヒンは学んでいるうちに実践から遠ざかる形となり
ました。

 左足のプレイメイカーは希少価値があり、既にクラブを熟知している点でドルトムントは大きな補強ができました。

 クロップ監督もシャヒンの復帰に手ごたえを感じているはずです。

 (参考資料 日本スポーツ企画出版 欧州サッカートゥディ 2003-04シーズン完結編)
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パルセイロ15日から新体制の発動へ

2013-01-12 02:12:34 | 日記
 逆噴射

 2012シーズンのガンバを僕が一言で現すなら、上記の言葉を用います。

 10年続いた西野政権は、監督自身だけでなく選手も倦んだ形となり、ガンバフロントは指揮系統の刷新を試みましたが
この点は間違いではありませんでした。

 西野体制でなければガンバで活躍した選手もいたでしょうし、監督の長期政権は時に選手の獲得と起用に大きなひずみを
起こす可能性がありますから。

 ただその交代劇が全く冴えない代物だったことは周知の事実です。

 2013シーズンのパルセイロは、昨年のガンバにならなければ良いのですが。

 美濃部新監督にとって厄介ないのは

 1・過去2シーズン2位のクラブを指揮すること。最善の結果は優勝のみ
 2・FW宇野沢の去就が不透明であり、向と並び最悪の場合2012シーズンのベスト11ふたりを失う可能性がある
 3・2013年1月11日現在、新加入選手よりも移籍、引退選手の方が多い事

 という3点が挙げられます。

 僕はサンガとヴォルティス時代のサッカーを観ていないため、監督の戦術に口出しは出来ません。

 ただクラブがスカッド・リストを縮小し、少数精鋭で戦うことを希望するならば、監督の希望する駒の獲得は難しいでしょ
う。

 それば年俸の圧縮もそうでしょうが、薩川体制では試合に出る選手とそうでない選手の差が随分ありましたから、その点
を是正したい思惑があるのでしょうか。

 パルセイロは今月15日から新体制が動き始めます。

 スタジアム改修も含めてファンの視線と要求は日ましに高まるでしょうし、80億ともいわれる税金の注入を踏まえての
回収ですから、選手と監督の責任は必然的に増す形になります。

 その負担を軽減し鼓舞できるかが、僕たちファンの役割でもありますが。

 
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