塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

澤の招集を、なでしこは今後どうしてゆくべきか

2014-09-13 22:18:56 | 日記
 たまたま番組編成がこうなった為ですが、僕はある種のコントラストを痛感しました。

 19時からテレビ朝日が日本対ガーナ戦を放送
 21時からフジテレビのジャンクスポーツで澤穂希が司会を務める

 局が違いますから、何か意図があるとは思えませんが。

 最近、佐々木監督が澤の招集を今後どうするかという話は、メディアだけでなくファンの間でも盛んになるでしょうね。

 A代表は

 「年齢に関係なく、代表監督が戦力として見なした選手を招集できる」

 ものです。

 ですから、澤からすれば故障でもカード累積でも無い形で招集対象にならないのであれば、やはり残念に思うでしょう。

 一方で監督からすれば

 いつまでも彼女に頼るわけにもいかない。

 という気持ちも強いでしょうし、何より、澤の実力は今試す事をしなくても、選手皆が認知していますし、いきなり試合に入ったとしても、お互いが違和感を感じる事は無いと思います。

 2015年のワールドカップを一区切りにするという考えもあれば、2016年のリオ五輪まで彼女の任せたいという気持ちもあるでしょう。

 でも、佐々木監督であろうがなかろうが、何時かは必ず

 「澤と決別」

 の決断を強いられます。

 2002年のイタリアではバッジョの招集問題で大きな騒動が起きましたが、日本もこの問題から避けて通れなくなる時が近づいているのは確かです。
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なでしこ山形で5-0でガーナに完封勝利

2014-09-13 22:10:35 | 日記
 今のA代表には宮間あやがいない。

 山形で行われた対ガーナ戦に5-0で完封勝利を果たしたなでしこ達。

 しかし、後半のもどかしさ

 「良いとこまでいくのになあ」

 と言う展開は、新顔を含めて抜本的な戦術見直しを図っているA代表と姿がだぶりましたが、そこにはプレイメイカー不在という形が見てとれます。

 プレイメイカーの有無で言えば

 1・効果的なフルバックのオーバーラップ
 2・視野を確保でき、敵陣の薄い箇所を効果的に狙える
 3・FWに絶妙なパスが供給できる

 という3点がまず浮かびますね。

 宮間がパスを散らす、浮き球で相手守備陣を混乱させる、言い換えれば

 「気の効いたパス」

 を失ったことが、後半のもどかしさに繋がったように感じます。

 来季のワールドカップまでに求められる希望としては

 1・開催国カナダへの遠征
 2・カナダに立ち寄り、地理的に近い米国との対戦
 3・それらが難しければドイツ、フランスと敵地で対戦

 という形が望ましいと思います。

 と言いますのも、佐々木監督は近賀と大野(アーセナル)大儀見(チェルシー)熊谷(リヨン)といった選手を招集対象として見なしているでしょうから、欧州遠征も必要だと思うのです。

 下の世代、特に世界王者のU-17からの抜擢は無いでしょうが、監督も視野を広く持ちたいと思うでしょうね。
 
 
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アディダスは来年の今頃後悔する?

2014-09-13 01:38:51 | 日記
 ユナイテッド、開幕からまだ勝ち星がありません。

 ユナイテッドは通常プレミア、チャンピオンズ・リーグ、キャピタル・ワンカップにFAカップを掛け持ちするのが日常でした。

 しかし2014-15シーズンは、このうち二つのカップ戦、キャピタル・ワンカップで敗北し、出場権の無いチャンピオンズ・リーグを含めれば、すでに優勝目標はふたつしかありません。

 ファン・ハールからすれば

 「2冠を達成できるだけの戦力がある」

 と思いたいのでしょうが、ファルカオにしてもディ・マリアにしても、プレミアで戦う事、マンチェスターに住む事は今季が初めてですから、辛抱が必要です。

 ユナイテッドは東南アジアで最も有名な欧州クラブです。

 しかし、ファーガソン退任後、リバプールやチェルシーに数多く見られる

 「監督の乱立」
 「監督交代の頻度が高くなる」

 ようでは、プレミアの優勝は厳しくなります。

 僕個人の印象ですが、ナイキがユナイテッドと契約を切ったのは、このファーガソン退任後の混沌、つまりそれまでの礎を消費し、地方の一クラブとして出直す時間が相当必要である。

 そう感じたためだと思うのです。

 逆に言えば

 1・新契約を結んだアディダスは、貧乏くじを引いたのではないか?
 2・胸スポンサーに付いたシボレーは、思うほど英国での業績を伸ばせないのではないか?

 という疑問が浮かびます。

 アディダスの重要度で言えばレアル、チェルシー、バイエルンが筆頭で、来季はそこにユナイテッドが加わりますが、ドイツの老舗はナイキから強烈なカウンターを喰らうのかもしれません。

 ワールドカップはアディダス優位に終わりましたが、ユナイテッドが脚を引っ張るのなら、ナイキとしても面目躍如なのかもしれません。
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