塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

失敗、それは人生に付き物

2014-09-05 22:35:42 | 日記
僕は会社で日経、自宅で信濃毎日新聞を読みます。

 読めば読むほど新刊案内にある「成功の秘密」という題名の本が紹介されている事に気づきます。

 皆、お金持ちになり、会社で重役に就きたいと思っているのですね。

 僕だって今のうちに車を買い替える時のお金、病気になった際の医療費を準備したいと思いますし、もし恋人ができたら交際費、結婚式の費用と工面すべき資金は格段に多くなります。

 でも

 「俺はこうして金持ちになった!」

 と言う言葉よりも

 「わかる、わかる。僕も昔同じような失敗をしてね。」
 「僕も駆け出しの頃は、随分と怒鳴られたもんだ」

 というように、失敗例の方が身近に感じるものではないでしょうか?

 僕は昔から随分と怒られてきましたし、同僚が落ち込んでいる時や失敗した時にかける術は案外持っているように思います。

 「彼みたいな凄腕でも、失敗することがあるんだ」

 と具体例を示された方が、落ち着くものではないでしょうか?

 サッカーで例えてみましょう。

 1・1982年ワールドカップ、対イタリア戦でトニーニョ・セレーゾがパスをインターセプトされ、パオロ・ロッシにゴールを許す
 2・インテルの前会長、マッシモ・モラッティがオーナー就任後、初めてスクデット「自力」で手に入れるまで12年かかった
 3・バルセロナ監督時、ヨハン・クライフは94年のチャンピオンズ・カップでミランに0-4で完敗し、鼻をへし折られる

 他にも思いつく事例はありますが、名手、名監督、有名オーナーも失敗をしない人生などないと痛感していると思います。

 僕などは成功例を聞かされるより、失敗例を明るく話してくれた方が、よほど有難いように感じます。
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時代遅れの産物を廃れた戦術

2014-09-05 16:38:04 | 日記
 ダイソンが英国本国ではなく、日本で円型のお掃除ロボットを発表します。

 これは「ルンバ」の大ヒットだけでなく、僕たちが最新テクノロジーに慣れていると言う面で、ルンバからシェアを奪い取ることを目標にしているそうです。

 我が家では通常の紙パックの掃除機を用いています。

 でも、多くの家庭ではサイクロン式とこのお掃除ロボットを使っていますから、今後も様々な新商品が登場するのでしょう。

 一方で箒もすごくいいですよ。

 まず電気代がかかりませんし、掃除機のノーズよりも柔軟性に富んでいますから、細かいところの掃除も行き届きますし、環境にも優しいこの道具を、今我が家では見直している最中です。

 このクラシック、言い換えれば

 「時代遅れの産物」

 とでも呼べる道具は、いえいえ、2014年の今でも立派に使えます。

 サッカーでも古臭いと斬って捨てられるのが戦術です。

 例えば4-4-2は時代遅れを囁かれる時があります。

 しかしファビオ・カペロが

 「4-4-2こそバランスのとれた最適な布陣」

 と語るように、4-2-3-1、4-4-1-1、4-1-4-1の基本は4-4-2になります。

 セレソンのように両翼を高い位置に張らせた4-2-2-2、欧州式の中盤フラット型4-4-2と大きくわけて2種類存在しますが、3バックの流行が一時的であるならば、4-4-2は根幹にあると言えます。

 日本代表は4-3-3で今日のウルグアイ戦を戦う予定です。

 戦術は試合が始まってしまえば目まぐるしく変化しますが、日本代表はどのような顔ぶれを見せてくれるでしょうか。
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企業傘下で見えてくること

2014-09-05 12:34:46 | 日記
 ワールド・サッカーダイジェストによれば、負債に苦しむバレンシアが新しい資本の下、新しい道を歩むとのこと。

 ファンからすれば思いはどうなのでしょうか?

 スポーツブランドではコンバースがナイキ、リーボックがアディダスの傘下にありますが、両者はそれぞれシェア獲得で厳しい競争をそれまで強いられてきた間柄にあります。

 ですから、傘下に収まる事で忸怩たる気持ちの従業員もいたでしょうし、

 「会社が潰れるよりも、傘下に入る事で生き延びた方が良い」

 と、現実を直視する方もいたと思います。

 会社、サッカークラブが潰れてしまえば

 1・従業員、選手の解雇
 2・地域社会の空洞化
 3・それまで愛用していた商品が消え、顧客が損をする

 というマイナスが生じます。

 コンバースがジャック・パーセルとオールスター
 リーボックがフリースローやポンプシューズ

 タウン・カジュアルとして絶大な人気を誇るこれらの品も、会社が無くなっては単なる過去の名品として、最終的に骨董品のような扱いになったと思います。

 会社が現存しているからこそ、これらの品を新品で購入できるわけですから。

 ただ、規模が大きくなれば大きくなるほど、製品のコントロールが難しくなることも確かで、一概に企業買収で拡大路線を走る事が凄いとも言えないように思いますが。
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ふるさと納税を行って考えた

2014-09-05 12:25:58 | 日記
 今日は休日で、ご近所のファミリーマートに立ち寄ると、店員さんは日本代表ジャージを着用していました。

 「ワールドカップは過ぎたのに、どうしたのかな?」

 と思いましたが、今日はウルグアイ戦がありましたね。

 強制かどうかはわかりませんが、今後代表戦が国内で行われる際、ファミリーマートでは代表レプリカを着て応対をするのでしょうか?

 もしこれが自腹であるならば、サッカーに関心の無い店員さんならば、面倒だとおもうでしょうが、ファンからすれば嬉しいものです。

 ファミリーマートに立ち寄る前、郵便局で先日の対ゼルビア戦で受け取った用紙から、南長野運動公園の寄付を行いました。

 今回で2回目になりますが、今全国的に「ふるさと納税」の機運が高まっていますから、まずは寄付を行ってみると良いと思いますし、改めて自分の住む地域が見えてくると思います。

 僕が支払った金額が微々たるものです。

 それでも

 「自分が今出来る事」
 「お金を払う事で見えてくること」

 があると感じています。

 様々なクラブが支援の為の募金を呼び掛けています。

 それだけ台所事情が苦しいわけですが、下手に大型資本に買収されるよりも、皆でお金を出し合った方が

 「僕たちのクラブは僕たちが支える」

 という意気込みに繋がるかもしれません。

 ユナイテッドもグレイザー家という米国資本を嫌悪していましたしね。
 
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香川が感じる重圧の正体

2014-09-05 01:13:42 | 日記
 ドルトムントに復帰したことで香川本人だけでなく、ファンも幸せな気持ちで一杯です。

 しかし、香川本人からすれば、ユナイテッドに旅立った2年前の夏よりも、今のほうがよほど緊張していると思います。

 クロップにしてもファンにしても、彼らの映像はあくまで2010年から2012年までの香川であり、2014年現在の彼ではありません。

 移籍まもないルール・ダービーで2ゴールを挙げ、マイスタシャーレを2度獲得する要因となった香川は、ドルトムントファンにとってかけがえの無い存在であり、マーキング人気もずば抜けていました。

 一方プレミア移籍後は

 「フィジカル・コンタクトに弱い事」
 「左翼では一定の活躍ができたが、他のポジションでは使い場所が無い」

 という事も露見されました。

 つまり、香川の場合、指揮官が中心軸に添えることで彼の持ち味である敏捷性やドリブルが活かされるわけですが、今のドルトムントにはゲッツェはいないものの、戦力はバイエルンにひけを取りません。

 クロップはヘンリク・ムヒタリアンをセントラル・ミッドフィルダーに下げる予定です。

 これはイルカイ・ギュンドアンとヌリ・シャヒンの故障もあるでしょうが、逆に言えばムヒタリアンはそれだけ使い勝手が良いと判断できます。

 ただ、ムヒタリアンがこのコンバートをどう捉えるかがわかりかねますが。

 同僚のポジション変更と監督とファンからの歓迎。

 本人が驚くようなお膳立てが既に整った今、2014年の香川が2012年と同等かそれ以上であると早い段階で証明しない限り、今季の香川は大変な事になるでしょうね。
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