塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

カッパ、そのサポートの歴史を知る

2014-09-17 00:57:58 | 日記
 イタリアを代表するサッカー・ブランドで忘れてはならないのが「カッパ」です。

 ユヴェントス、バルセロナにジャージを提供していたことでも知られ、近年は香川が在籍した2010-12シーズンにドルムントをサポートしたことを覚えている方も多いでしょう。

 他にはローマ、バレンシア、そして韓日ワールドカップのアズーリも、カッパと共に戦い、2002年小野伸二はカッパ製のジャージを纏い、フェイノールトをUEFAカップ優勝に導きました。

 カッパはスパイク契約の際、チロ・フェラーラとモリノ・トリチェッリというふたりのイタリア代表を指名しました。

 ブレシャに移籍間もないころ、ロベルト・バッジョが一時期愛用していたこともありますが、日本市場では小笠原満男を契約選手として迎えています。

 ワールド・サッカーダイジェスト2012年5月17日号82ページで、カッパが小笠原モデルとして発売したガウディオが掲載されていますが、このスパイクは日本生産なんですね。

 しかも問い合わせ先が

 「ムーンスター」

 ということもあり、履いた事のない僕でも、高品質の理由が理解できます。

 ムーンスターは世界最高品質とまで讃えられる、コンバースのワンスターを今でも製造しており、時に製造の出来を巡り、工場内で盛んに論議されると耳にしたことがあります。

 ムーンスターは最近、自社ネームのキャンバス・シューズは発売し、雑誌「モノ・マガジン」を軸に、様々な媒体が大きく取り上げました。

 長野市内ですとシューマートが販売しており、見かけた事があるという方も多いでしょう。

 ちなみにガウディオはイタリア語で歓喜を意味するそうで、小笠原もアントラーズ・ファンに歓喜を与える為に、日々の練習に励んでいる事は間違いありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポニーという響きを再考する

2014-09-17 00:43:10 | 日記
 僕が高校の頃、講談社から刊行されていた雑誌「チェックメイト」と「ホットドッグ・プレス」では、盛んにホーキンスをプッシュしていたように覚えています。

 当時のホーキンスは非常に高値で、多分長野市でも見かける事は無かったと思います。

 今、ホーキンスがこなれた価格で入手できるのは、ヴァンズ同様にABCマートが版権を獲得し、プライベート・ブランドという範疇で販売を行っている為と聞きました。

 もしかしますと、ポニーも同様なのかもしれません。

 最近ポニーをサッカーで見かけることはめっきり少なくなりました。

 一時期ウエストハム・ユナイテッドがポニーのジャージを愛用し、ギャリー・ネビルがスパイクを履いていたものですが、僕自身ポニーは90年代から日本市場で苦戦してた印象があります。

 かつてポニーは

 「大沢商会」

 が配給を担っており、NBAではラフォンソ・エリス、デビッド・トンプソンという契約選手を抱え、ペレの晩年はポニーと契約していました。

 僕が山梨学院の生徒だったとき、カムイスポーツでポニーの名品「フリースロー」を見かけたことがありましたが、一度も履いた事はありません。

 ラッパーのスヌープ・ドックを契約するなど、様々な手をポニーは打ってきましたが、日本市場を席巻したという印象は薄いですね。

 昨日、ポニーの商品を調べてみましたら、商品は大手のマルイのサイトで販売していましたから、版権を持ち合わせているのはマルイなのかもしれません。

 今、ポニーはニューヨークで様々な商品展開をしているようで、これは90年代のファッション、バッシュというテーマを彼らが沿う形でスポーツを支えてきた証拠でもあるでしょう。

 サッカーでも再びポニーが脚光を浴びる日は来るのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする