塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

その場で話を聞く大切さ

2014-09-18 23:09:06 | 日記
 その場で選手の話を聞く。

 監督が監督である条件は様々あると思いますが、案外上記の言葉ほど、その姿勢を現す言葉は無いと思います。

 皆さんも僕と同じように、業務報告や疑問点を訪ねても、仕事の手を止めずに口頭でただ会話をする上司と出会った事があると思います。

 平社員よりも責任の思い立場にある人物ならば、食事の時間も惜しいのでしょうし、僕たちからの報告をキーボードを叩く手間を遮るとかんがえがちなのかもしれません。

 だからこそ、そこで

 「助かりました、ありがとう」
 「ではこうしましょう」

 と普通の口調で労って貰えるだけで、有難いと僕は感じるのです。

 僕も金勘定をしている時、休憩の時間が迫っている時などの例外を除き、同僚や後輩からの質問や意見はその場で聞くようにしていますし、それこそ時間の節約になりますよね。

 「後で聴く」

 の後は、いつになったらやってくるのでしょうか?

 ですからサッカーでもひどく凡庸と思われる人物が代表監督に指名されるのも、戦術やフィットネスに精通しているよりも、選手の意見をその場で聞くことに長けている為でえはないでしょう。

 例えばロイ・ホジソンは戦術に明るいというわけではありません。

 それでもルーニー達イングランド代表の主力は

 「監督は僕たちの声に耳を傾けてくれているよ」
 「ロイは僕たちの要望をうけいれてくれた」

 と語っています。

 結果さえついてくれば問題はないのです。

 でも、どんなに優れた戦術の持ち主でも、良い方がまずければ選手に伝わりませんし、人間同士だからこそ、話をお互いに行う時間を持つ事が大事になります。

 
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日本でも注目されるブラジル・ブランド

2014-09-18 01:28:08 | 日記
 湘南ベルマーレは近年ペナルティと友好関係にあります。

 そしてスポンサー名と同じ「ペナルティ」のふたりをスタジアムに呼び、ファン・プロモーションを行った過去があります。

 なかなか良いアイディアだと思いますし、お笑いという付加価値が試合の中身と相乗効果をもたらしたならば、両者にとって旨味のある商売だと感じました。

 ペナルティはトッパー、アスレタと並ぶ、ブラジル・サッカーを牽引してきたブランドです。

 ペナルティは10年周期でブランドロゴを一新すると聞いたことがあり、確かに今のデザインは2000年代の物とは異なります。

 90年代から2000年代にかけては、95年の南米王者グレミオを積極的に支援し、キング・オブ・トーキョーとファンから讃えられたアマラオが愛用していることでも知られたペナルティ。

 日本市場ではベルマーレの他にファジアーノ岡山と契約し、昨年はⅤ・ファーレン長崎も支援していました。

 (Ⅴ・ファーレンは今季からヒュンメルと契約中です)

 またザスパがフィンタ、ヴェルディとカマタマーレはアスレタというように、南米資本がJでも見られましよね。

 どうしてもサッカー・ジャージの場合、欧州か米国企業に注目が集まりがちですが、ブラジルブランドも機能とデザインを兼ね備えている事を忘れてはいけません。

 ブラジルの方に

 「1982年と86年のセレソンはトッパー製のジャージだったね」
 「サンパウロとグレミオは、ペナルティのジャージでトヨタカップを戦った事を覚えているよ」

 と語りかけたなら、喜んでくれるような気がします。
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縁の下の力持ち、それがいい!

2014-09-18 01:14:04 | 日記
 「塚田さんは縁の下の力持ちです、何時も率先して動いていただき感謝します」

 これは僕が昨日、同僚から「ありがとう」の意味を込めた頂いたメッセージ・カードの内容で、有難い事だと思います。

 僕もメッセージ・カードは出来るだけこまめに渡すようにしていますが、あくまで自発的に書かなければ意味がありませんし、ノルマを設けてはやる気を失ってしまいますね。

 僕は主役、言い換えればエースの座に関心がありません。

 ですから、この縁の下の力持ちと言う言葉は、ああ他人が見てもそう感じているのだなと思いましたし、嫌な言い方をすれば野心が無い、ぬるま湯につかっていると言う形なのでしょうか。

 もし僕がプロを目指していたならば、センター・フォワードではなく、リベロやGKに的を絞ったはずです。

 実際、小学校の団子サッカーでも、僕は守備の人間でしたし、クロード・マケレレのように、仲間に自由を与える選手に好感を持ちます。

 勿論イブラヒモビッチのように毎年所属クラブで優勝し、アクロバティックな動きでシュートを決める選手は大したものだと思いますし、彼に向けられる批判である

 「イブラはエゴが強すぎる」
 「代表では何も得てない」

 はアンフェアだとも感じます。

 でも、なりたいと思う姿でないのも確かですが。

 マケレレは過去に

 「僕はジダンにはなれないよ、でも彼も僕の真似はできないね。」

 と胸を張ったことがあります。

 言い得て妙な言葉だと思いませんか。

 ドゥンガ政権で新しいセレソンが始動しますが、ネイマールに自由を与える中盤の底を、ドゥンガはどんな人選にするでしょうか?

 その際、日本代表がスパーリング・パートナーに選ばれた事は、大きな楽しみでもあります。
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