塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

3連覇を達成するむずかしさ

2014-09-26 23:11:17 | 日記
 ジャイアンツがセリーグで3連覇を果たし、横浜好きの父は

 「面白くないな」

 とぼやいていました。

 どんな競技であれ、3連覇は並大抵の事ではありませんし優れた選手をどれだけ揃えていても、監督との間に意思疎通が無いのであれば、好成績は望めません。

 広島カープがマツダスタジアムだけでなく、他の球場を真っ赤に染める事が大きな話題になっていますが、そのカープはとにかくドラフトと育成をセットにすることで近年過ごしてきました。

 彼らの頑張りがセ・リーグ優勝で報われたなら、それは凄い事だったのですが。

 J1は2007年からアントラーズが3連覇を果たすという快挙以後、3連覇を果たしたクラブはありません。

 そして今季、サンフレッチェがアントラーズ以来の3連覇を目指しましたが、優勝は厳しい状況です。

 ドイツでもドルトムントが2連覇を果たした後、バイエルンにその座を明け渡しましたが、2連覇は出来ても3連覇は手が届かないというのが、現状と言えるでしょう。

 イタリアではユーヴェが3連覇を達成るするも、アントニオ・コンテの辞任により、急きょアレグリ政権を発足させましたが、彼のさじ加減によっては今季の優勝はローマ、という具合になるかもしれません。

 やはり

 「3連覇を果たせば強さは本物」

 という意味なのでしょうね。

 2連覇まではある意味、勝つ事による勢いだけで達成できるかもしれませんが、スカウティング、選手の疲労と心理面を考慮すれば、3連覇を果たす事の難しさが見えてきます。
 
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セレッソ、ますます厳しい状況に

2014-09-26 01:39:07 | 日記
 セレッソ、何だかちぐはぐですね。

 それは度重なる監督交代、柿谷の売却に伴うカカウの入団もそうですが、ここにきて

 1・山口蛍の戦線離脱
 2・南野が代表招集を受け、クラブを離れる

 と言う事態になりました。

 それ以上に皮肉だと感じたのは、専門サイト「ゴル・コム」に掲載されていた、メガストアのオープンです。

 僕がセレッソのファンならば

 「順序が逆だ!」

 と叫んだでしょうね。

 勿論、フロントはこの時期の回転を目指し店舗設計を行い、商品を準備したわけですから、成績不振によるオープン延期など従業員の雇用も含めて出来るわけがありません。

 それでも売れ行きというのは

 「人気選手の在籍」
 「クラブの順位」

 が大きく物を言うはずです。

 クラブの当初描いた設計図は

 1・フォルラン加入で新規ファンが開拓できる
 2・リーグとチャンピオンズ・リーグでの好成績
 3・フォルランが代表選手達と奏でる質の高いサッカー

 だったのでしょうが、残念ながら「絵に描いた餅」になってしまいました。

 柿谷を残留させ、FWと活かせるプレイメイカーを獲得した方が得策だったようにも思えます。

 シンプリシオの不在を嘆くコラムを依然読みましたが、何だか今季のセレッソはちぐはぐですね。
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イングランド代表の主力が海外進出を果たしたら

2014-09-26 01:23:39 | 日記
 大リーグで繰り広げらる野球が世界最高峰であることは皆が知っています。

 大リーグ経験者、例えば楽天イーグルスのアンドリュー・ジョーンズが日本を新天地に選ぶこともありますが、それは米国での生活に一区切り、という側面があると言えます。

 ですから大リーグに所属する選手たちは、所属チームを変える事は出来ても、リーグそのものを変えるならば、確実に規模と実力が下がるリーグに移籍する形になります。

 例えばイングランド代表の選手たちは、まずプレミアでプレイしています。

 プレミアの競争力、給料が世界最高峰であることは確かですが、果たして選手たちが自国に留まり続けていることが、代表にとって有意義なのか、正直僕にはわかりません。

 スペイン代表が
 
 「良い試合はするが優勝は出来ない」

 という評判を覆したのは、主力がそのイングランドに渡り、異なるサッカーに身を置いたことが、ひとつの要素だと思います。

 世界王者ドイツも、シュールレがチェルシー、マルコ・マリンがセビージャというように、自分の居場所を海外に求めていますし、イタリアも今季よりインモービレがドルトムントに移籍しました。

 それ以前にはダヴィデ・サントンがニューキャッスル、ドメニコ・クリーシトがゼニトというように、

 「母国とは異なる価値観に身を置く」

 ことを厭わない選手が前例にあります。

 イングランド代表の主力が戦術とフィットネス、そして試合へ向けての準備を異なるリーグで体験したならば、それは非常に大きな要素になると感じます。

 ベッカム、マクマナマン、そしてオーウエン、それ以前にはワドルにホドルと例が無いわけでは無いですし、キーガンはハンブルクでバロンドールに輝いていますしね。
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