塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

もどかしい戦いが続く日本代表

2014-09-10 00:55:02 | 日記
 錦織圭選手が決勝で敗れたものの、その清々しい姿は僕たち日本人だけでなく、米国のファンをも魅了しましたね。

 「よくやったよ!」
 「素敵な時間をありがとう」

 とファンが口ぐちに語りかけたのは、錦織選手が威風堂々と全力で戦う姿に感銘を受けた為です。

 言い方が適当ではないかもしれませんが、サッカーで言えばクライフが提唱した

 「美しい敗戦」

 のように見えます。

 本来ならば、ブラジルの地で日本代表はこのような清々しさを現地の方、日本で応援するファンに届けなくてはなりませんでしたし、新政権誕生後も足踏みが続いています。

 よく考えますと、昨日の武藤のゴールは6月14日の

 「コート・ジボワール戦の敗北」

 以来、代表が奪った初の得点でした。

 あの試合で右サイドを失踪したオーリエはPSGに移籍し、新しい舞台で戦いを始めます。

 個人競技のテニスと集団競技のサッカーでは、当然コンビネーションや選手交代の問題も含め、一概に同列では語れません。

 それでも現地のファンが

 「日本いいじゃないか!」
 「アジア王者だけの事はあるよ」

 と讃える事が出来なかったことも事実です。

 ニューヨークのファンはすっかりエアー・Kのファンになり、会場でも彼らの声援が励みになったそうで、今後日本も錦織選手のように、現地を味方にできるような戦いができると良いですね。
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アギーレは森重をマルケスとだぶらせているのだろうか

2014-09-10 00:43:08 | 日記
 2試合だけで判断するのはアンフェアだと思います。

 しかし、現状を考慮すれば日本代表がシドニーにたどり着くのは極めて困難と言えるでしょう。

 アジアカップでも上位対決となれば、ウルグアイ、ベネズエラ戦で露呈した守備のミスは致命傷となります。

 どの記者が書いたか覚えていないのですが、ウルグアイ戦を振り返った考察の中で、ああ、なるほどな、それは全く気付かなかったと思う物がありました。

 それは監督が森重を中盤の底に起用するのは、メキシコ代表時代のラファエル・マルケスと同じ仕事をさせる為と言う記事であり、森重を最終ラインの前に置く事で、守備の安定と前でのボール奪取。

 この2点を重要視していると言う見方です。

 通常、フルバックは

 「釣瓶の動き」

 で、片方が上がれば片方は自陣に残る形になります。

 森重が最終ラインに加わり、ベネズエラ戦で例えるならば水本、吉田と共に中央を固めたならば、フルバックは両方が攻撃参加できます。

 それは3-2-5にも見える、歪な形にもなるのでしょうが、相手ボックスエリアにかけるプレッシャーを高めたいという意図があると、僕は感じているのですが。

 来月はブラジル、ジャマイカと戦います。

 新顔を再び招集するのか、この2戦を軸にして経験値を挙げるのか、方法は2種あります。

 少なくとも柴崎、武藤は再招集されるでしょうし、主軸の顔ぶれも変わらないでしょう。

 オーストラリアに向かう選手たちが、間合いと戦術で戸惑わないためには、軸は固めた方がよいように見えます。
 
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