塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ヴェルディ、三浦監督の解任を決定

2014-09-15 23:28:06 | 日記
 東京ヴェルディが三浦監督解任を「ライン」で通達。

 まるで高校の部活のような会話が、プロクラブで成されたことに、ファンとスポンサーは呆れてしまったのではないでしょうか?

 ヴェルディ首脳陣としては練習に参戦した控え組はともかく、試合を終えたばかりの先発組は休日だったために、ラインを用いたと弁明していますが。

 僕はラインを使っていません。

 それは折り畳み式携帯電話を使用している、無料電話であっても話す人間がまずいない、という面もあるのですが、スタンプのやりとりでそれだけストレスが溜まるなら、最初からしなければ良いのに、と感じてしまうのです。

 少なくとも

 「監督解任」
 「新監督の所信表明」

 は、先発だろうが控えだろうが、メールではなく、選手を集めた上で行うべきではないでしょうか?

 一方的な見解になりますが、ヴェルディが川崎から東京に移転したことは

 1・川崎フロンターレの躍進
 2・FC東京との差

 という、引き立て役という形になっています。

 開幕当時、あれだけに日本代表を揃え、優勝と深い関係にあった彼らからすれば、やはり首都東京にホームを持ち、ミランやレアルと同じように、常に華々しい存在でありたいと感じたのでしょうか。

 仮に彼らがJ3で戦うならば、テクニカル・スポンサーのアスレタを軸に、企業が離れていくかもしれません。

 ゼビオスポーツの出資が話題になりましたが、監督交代、高原の移籍と2014年のヴェルディはマイナスの要素が強いと言えます。
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僕が思う、今後のファンプロモーション

2014-09-15 01:44:34 | 日記
 サッカーに限らず、スポーツブランドは契約選手を獲得し、彼らに自社の機能を周囲に知らしめてもらう事で、支持を売り上げを得てきました。

 その方法論は2014年の今でも健在ですし、今後も常套手段であり続けるでしょう。

 一方で携帯電話のように、アスリートのような契約を持たなくとも、大きなシェアを得る品物が近年増えています。

 僕だってアップル、サムスン、HTCという携帯電話企業を知っていますし、東芝ならレグザ、シャープならアクオスというように、ブランドの顔となるシリーズも同様です。

 アップルに代表されるように、熱狂的なファンがいる企業、彼らからすればファンの認知が契約アスリートの代わりなんですね。

 アディダスが香川やデリク・ローズ
 ナイキならレブロン・ジェームズにロナウド

 彼らは莫大な契約金を選手に支払い、CMに起用し、優勝すれば勝利ボーナスを支給する一方で、意見をふんだんに取り入れた最新作を発表できます。

 ナイキなら「リスク上等」、プーマなら「パラメヒコマン」のように、感性豊かな映像作品も楽しめます。

 でも、アップルのように、契約金も支払れない、CMにも出演できなくとも、自分たち、つまりファンが声高に

 「アップルは最高だよ」
 「アップルの新作は本当に素敵」

 と叫び、宣伝し、映像を作ってくれるなら。

 アップルは本社が何もしなくとも、勝手に認知されてゆく形になります。

 スポーツ・ブランドにとって契約選手の数は、売上と認知度に比例する一方で、リーボックやフィラのように資金が苦しいブランドを生み出しました。
 
 もしスポーツブランドが宣伝費を抑え、でも売上を伸ばしたいならば、選手ではなく

 「熱狂的なファンが宣伝を勝手に行う仕組み」

 を考えるべきかもしれません。
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フェルナンド・トーレスに見るクラブとの相性

2014-09-15 01:32:49 | 日記
 香川のドルトムントでの姿を見ますと、選手とクラブには相性があると言う事がよくわかります。

 それはファンとの相性、監督との相性、同僚との相性と様々あり、語学、気候と風土という住環境も含まれます。

 例えばフェルナンド・トーレスがチェルシーに移籍した際は、多くの点でミスマッチがありました。

 当時のワールド・サッカーダイジェストでも多くが語られていますが、例えば
 
 1・前線にスペースを必要とするトーレスに、アンチェロッティの4-3-1-2、ヴィラス・ボアスの4-3-3は難しい
 2・では4-2-3-1ではどうかと言えば、ドログバをベンチに追いやることになる
 3・そしてチェルシーの現有戦力を考慮すれば、4-2-3-1は適性ではない

 というように、トーレスを活かす形では他の10人を制限していしまう形になったのです。

 トーレスの移籍金は70億円とも言われ、リバプールがその資金で手に入れたアンディ・キャロルが今ウエスト・ハムにいることは、選手にとっての環境、特に同僚と指揮官との相性を物語ります。

 ブレンダン・ロジャースは無暗にキャロルをターゲットにすることを嫌い、マイボールを大切にしたサッカーを考えれば、彼は別のクラブの移籍すべきと考えたのです。

 トーレスからすれば、チェルシーを短期で退団することは

 「今の環境から逃げる事」

 という不安があったのだと思います。

 残念ながら、彼の3年間はチェルシーと噛み合う印象はありませんでした。

 ミランも3トップを目安にしていますから、左翼のシャーラウイ、右翼の本田と早い段階での意思疎通が求められます。

 でも、70億と言う金額はチェルシーとリバプールが定めたものですから、この金額について彼を責めるのは場違いですし、止めるべきでしょう。
 
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