塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ワールドカップに見る、佐々木監督の肝っ玉

2015-07-05 06:23:54 | 日記
 一般的に、有吉はシンデレラ・ストーリーと捉えれていますね。

 確かに、フットサル場での業務受付をこなしながらの練習は、INAC神戸の選手達のようなプロとしての環境とは大きく異なります。

 でも、有吉は昨年のアジアカップで主力として優勝していますし、ワールドカップは今大会が初出場とは言え、俗に言うところの

 「ポッと出」

 の選手では無いと僕は考えます。

 アーセナルで揉まれ、覇権奪回のために大野と共にINACに復帰した近賀。

 恐らく、開幕前は佐々木監督も彼女をレギュラーに、有吉をサブに考えていたと思います。

 初戦のスイス戦、安藤が骨折の為、離脱すると言う形になりましたが、GKの山根を含む、思い切った選手選考ができたのは

 1・本番で初めて起用する選手は、自身でも驚くような伸びしろを見出せる
 2・対戦相手に恵まれたおかげで、思い切った手が受けた
 3・勝利して当然と言う重圧が、むしろプラスに働いた

 という3点があったと感じます。

 報道では

 「再度GKに山根を起用する」

 という声もありましたが、決勝では従来通り、海堀を起用すると思います。

 永里、田中、岩淵というように、年齢の若い選手が出場時間を得られたことも、収穫のひとつでしょう。

 監督としては

 「2012年のUー20の選手達を組み込みたい」
 「アジアカップ優勝の体験を、当時に選手たちを成長させてくれるだろう」

 と声に出さなくとも考えていたに違いありません。

 しかし、その新陳代謝を本番で思い切って行い、結果が伴った事。

 この点は佐々木監督の肝っ玉に感服します。
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アシックス、早期退職者を募る

2015-07-05 01:26:16 | 日記
 先日の日経に、アシックスが早期退職希望者を募るという記事が掲載されていました。

 アシックスはスキー部門を持ち、ここが採算を得られない模様です。

 早期退職を募り、不採算部門を見直す事で、海外事業が好調とは裏腹な国内事業を喚起する様子ですが、大手も苦労していると痛感させられました。

 アディダスがアシックスを上回る金額提示で、今季からベガルタを支援するのも、アシックスの国内販売が影響したのかもしれません。

 アシックスとしては、地元兵庫県のクラブ、ヴィッセルとの契約に一本化することで、契約金をはずみ、長期契約を提示できる環境を用意した、と僕は勝手に推測していますがどうでしょうか。

 アシックスが海外、特にイタリアで人気なのは、サンプドリアを軸にテクニカル・スポンサーを幾度も務めてきた実績の為です。

 また、長野市周辺では入手できませんが

 「オニツカ・タイガーの日本製」

 が、非常に高い品質を保っていることもあるでしょう。

 アシックスは1990年代から自社の復刻スニーカーを市場に投入し、ファブレやモントリオールなど、看板商品の復刻は、オールドファンから絶大な支持を得ました。

 ナイキやプーマは

 「復刻とはいえ、パーツは現在の最先端を使うべき」
 「履き心地もその方が良い」

 という観点で、復刻を製造します。

 日本のファンは多くが

 「できるだけ当時を再現して欲しい」

 という希望を持ち、オニツカの復刻がファンの要望に寄り添う内容だったことも、喝采を浴びた理由でした。

 アシックスもDSライト、リーサル・スナイパーをシリーズ化していますが、アディダスのように全世界規模で新作をお披露目するか、従来通りで開発するかで、悩んでいるのかもしれませんが。
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昨日体験した驚愕とは

2015-07-05 01:09:41 | 日記
 昨日、驚愕すべき事柄と出会いました。

 「このスーパーで、松本山雅のTシャツを販売していませんか?」

 と小学生くらいのお子さんを連れた方から問い合わせがありました。

 恐るべし山雅の影響力!これがJ1のステータスであり、ヴァンフォーレと共に日本の地方クラブのモデルケースと讃えられる、彼らの実力なのでしょう。

 「申し訳ないのですが、取扱いはありません」
 「山雅の公式ホームページを閲覧すると良いでしょうね」

 と取り繕いましたが、さすがにパルセイロ・ファンの僕とは言え、無下には出来ません。

 今の今まで

 「長野パルセイロの商品、置いてありませんか?」

 と尋ねられたことはありませんし、いつかパルセイロの事について問い合わせがある事を希望する反面、我がスーパーでは販売の予定は無いのですが。

 マンチェスター・ユナイテッドやバルサの商品は、僕のスーパーでもありますよ。

 それは

 「ライセンス商品」

 であり、シューズバックやリュックサックといった学用品と、Tシャツのような衣料品に別れますが、対抗できるのは日本代表グッズのみで、Jリーグ関連の商品は見当たりません。

 今では日本代表よりも

 「香川さんみたいにドイツに行きたいな」
 「メッシのバルサはカッコイイよね」

 という小学生が多いようですが、長野県、特に松本、塩尻周辺ではそうではなく、あくまで「緑」が第一目標であるならば、それはやはり素直に脱帽します。

 長野市の小学生たちが

 「僕は選手として南長野に登場するんだ!」

 と笑顔で語ってくれるなら。

 クラブは本当に嬉しいでしょうね。
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