塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

グアルディオラの頭の中を探る

2015-07-18 01:13:39 | 日記
 サッカー監督は、おおまかに以下の2種類が存在します。

 1・招かれたクラブの選手に合わせたサッカーを思い描く

 代表例はアンチェロッティでしょうか。

 与えられた人材、補強費でここまで好成績を得られる監督は希少価値がありますし、仮にミハイロビッチ政権が前任者たち同様1年で終えるならば、彼がミラノに到着する可能性は高まるでしょう。

 2・とにかく自分の理想をどのクラブでも追及する

 グアルディオラがそうでしょうね。

 インターネット・コラムにおいて

 「グアルディオラはマリオが嫌いなのか」
 「ゴメス、マンジュキッチに続いてゲッツエも手放そうとしている」

 とあり、随分考えさせられたものです。

 事実、ゲッツェはアーセナルが移籍金を提示すると言われており、それは既報通りエジルがユベントス移籍に近づいている証拠かもしれません。

 自分が描くスタイルを、選手に押し付けるような事を、グアルディオラ自身は肯定しないでしょうし、シュバイニーにしても恐らく彼には彼なりの策略があるはずです。

 難しいのは

 「彼の策略は、彼だけが理解でき、周囲には全く想像すらできない」

 事にあると言えます。

 彼の脳みそに噛みついたのがイブラでしたね。

 「モウリーニョにびびってんだろ!!」
 「これが哲人の臨んだ結果だ」

 と大声で罵ったこスウェーデン代表FWは、どうやら今でも腹の虫はおさまっていない模様です。

 マンジュキッチも

 「彼とコーヒーを飲む事は無い」

 と語っていますが、グアルディオラは自分の脳裏の映像を尊重すればするほど、反旗を翻す選手たちが増えるリスクを背負っているように感じます。
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シティ、ラヒーム・スターリングに90億円を投資

2015-07-18 01:05:09 | 日記
 ラヒーム・スターリングがシティと新契約を交わし、リバプールは違約金として受け取る90億円を、ベルギー代表ベンテケ獲得に使う、とみられています。

 一方で

 2013ー14シーズンのスパーズとベイル
 2014-15シーズンのスアレスとリバプール

 のように、得た移籍金をフルに市場に投入しても、主役を補うまでには至らない例もあります。
 
 ベンテケの加入が決まったならば、彼とバロテッリ、コウチーニョでトライアングルを形成する4-3-1-2で今季を戦うのではないか、と僕は勝手に想像しています。

 先日クライフは

 「ポール・ポグバに100億円の価値は無い」
 「バルサは育成を忘れてはいけない」

 と語ったようですね。

 でも僕はスターリングの方が過大評価のようにも思えますが、こうした外野の批判、選手と代理人からすれば野暮な代物でしょうね。

 サッカーで難しいのは

 市場に資金注入した結果が必ずしも好成績を得る材料にはならない

 といて点です。

 例えばレクサスやベンツのような高級自動車ですら、購入する前には試乗が出来、セールスマンに最少半径や燃費、維持費の説明を求める事ができます。

 つまり

 「高い買い物か、妥当なのか」

 を自分で知る機会が与えられています。

 でも、選手は人間ですから、シーズン通じて好調を維持する方が稀な上に、高額契約が気付かないうちに重荷になる例は幾らでも存在します。

 リバプール・ファンは意地悪く、スターリングの空色を見る事になるのでしょうか。 
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