塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

楽天、バルサと新契約か

2015-07-17 10:33:45 | 日記
 バルセロナと言えば

 「胸スポンサーを刻まない」

 事で有名でした。

 現在はカタール航空が胸スポンサーに起用されていますが、これは前例である「ユニセフ」が無ければ締結しなかったかもしれません。

 ユニセフのロゴを刻む時ですら

 「バルサの伝統に反する」
 「彼等は偽善者だ」
 「クラブ以上のクラブと、皆から讃えられる所以だ」

 など、賛否様々でしたが。

 そのバルセロナ、今季が開幕していないにも関わらず、何と

 「楽天が胸スポンサーになる可能性あり!!」

 とスポーツ報知が電子版で伝えています。

 ジェラール・ピケが先日楽天を訪問したと記事にはあり、1年あたりで75億円を支払う、ユナイテッドとGM(シボレーですね)を上回る可能性すらあるとの事。

 僕ならば

 「ヴィッセルに使った方がよいのに」
 「日本にも資金力が桁外れにはるクラブがあっても良いのになあ」

 と感じてしまいますが。

 バルセロナ、ビルバオのように伝統に忠実か、それとも抗うべきかという葛藤は当然あるでしょうね。

 仮に楽天がバルセロナと契約するのであれば、それは当然欧州市場を視野に入れての事ですが、拡大、拡大という路線は、足下を顧みる事が難しくなる側面もありますよ。
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誰かを自由にさせるという責任

2015-07-17 00:11:53 | 日記
 ニャーコは自分の体で日銭を稼ぎますが、稼いだお金は同居する「おっちゃん」に巻き上げられてしまいます。

 アフリカやアジアの選手を食いものにする悪徳代理人が連想されます。

 また、ニャーコはアツアツのラーメンをすする事が好きですが、サッカー選手もラーメン好きが多く、ヴァンフォーレの盛田選手はその代表例でしょうね。

 ニャーコはいわゆる

 「肉体労働」
 「人が雑用、汚いと感じる仕事」

 で飯を食いますが、ここが僕と重なるんですね。

 僕も家と職場で随分掃除をしますが、僕が掃除をするのは暇だからと言う意味もありますけれど、綺麗な場所で仕事をすれば、労災のリスクが減る上に、取引先の評価だったまんざらではなくなる。

 勝手にそう考えている為です。

 僕が敬愛する選手はフランス代表として活躍した

 「クロード・マケレレ」

 になります。

 確かに彼はレアル会長ペレスが指摘したように

 1・レプリカジャージが売れるわけでもないが、華々しい活躍をするわけでもない
 2・地味な選手は不要だ

 という概念に近いでしょうね。

 でも彼はジダン、フィーゴ、ラウルなど前線の選手に「自由」を与えましたよね。

 自由の裏には「責任」、言い換えれば守備のタスク、プレスにフリー・ランニングがあるわけですが、マケレレが担うことで彼らの多くは、掻かなくて良い汗を掻かずに済む事が出来ました。

 これだけでもマケレレの存在価値がわかります。

 ムッシュも僕もニャーコも、万人受けはしません。

 でも、わかる人間にはわかるという気概で生きている感覚だけは共通していると「勝手に」解釈しています。
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生まれた時からヘンだったというナレーションの重み

2015-07-17 00:02:47 | 日記
 僕はアニメーションに精通していません。

 でも、インターネットで閲覧可能な「すぽんじニャーコ」と言うアニメショーンは、非常に秀逸な作品だと考えています。

 このアニメは原作がありまして、2009年に河出書房から発売されたのですが、現在は新刊で流通しておらず、僕も3,4年まえでしたか、たまたま中古で購入したという経緯があります。

 原作者は長谷川ユキさんと言う方で、アニメは全15話が閲覧できるのですが、そろそろ新作を制作して欲しいと願っています。

 詳しい解説は省きますが、僕はこのすぽんじニャーコを贔屓にする背景に

 「自分と似た感情」はり
 「自分の周囲に同じ存在がいた」

 簡単に言えば思い入れがあるんですね。

 ニャーコと昨年の8月に他界した飼い猫の姿がどこか重なるということもあるのですが、ニャーコがかけられる声や扱いが、どこか自分と似ているという考えもあります。

 アニメの冒頭で

 「生まれた時からヘンだった」

 と言うナレーションが入ります。

 サッカーでも個性を重要視しましょうと言う考えはありますし、選手が契約するサッカー・スパイクはまさに色とりどりで凄いですよね。

 一方で人間は

 「人と異なる事を恐れる」
 「やはり皆と一緒が良い」

 と個性と言う言葉を嫌悪する事も確かです。

 僕は友人も恋人もいませんから、流行の「ライン・スタンプ」を使う事、ラインを用いているが疎外されている、という形には至っていません。

 サッカーに限らず、自分が大好きな話が夢中で出来る相手がいることは嬉しい事だと思います。

 その一方で「ヘン」という言葉がすぐに疎外に結び付くことも、また今の時代の特色のように思います。

 
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