島地勝彦先生は、ご自身が幼少期から吃音で悩んでいたことを、著書の中で告白しています。
映画「英国王のスピーチ」でも吃音が題材となりましたが、一般字でもしんどいのに立場をわきまえる存在は、更に悩みは深くなるに違いありません。
でも島地先生のエッセイ、作品はどれも痛快で
「吃音がなんだっていうのさ」
「人生くらい事ばかりではないよ」
ということを教えてくれます。
プロサッカーに限らず、サッカーの監督は選手を前に、心を奮い立たせる演説をしなくてはなりません。
その際、題材を決めて前日、前々日くらいから練り上げるのか、当日アドリブで思いついた言葉を投げかけるのか、それは指揮官によって異なると思います。
ただ日本の場合、Jリーグはともかく高校サッカーという花形の場合
基本は予選も本戦もトーナメントであつ
一度のミスが敗北につながる可能性は否定できない
ミスをし、立てない選手にどう伝えるか
という点も大事な要素です。
勿論選手を奮い立たせることもそうですが、冷静に状況を判断し戦いか他の変更を伝える、2005年UEFAチャンピオンズ・リーグ決勝おラファ・ベニテスがそうでした。
またイビチャ・オシムのように、PKを失敗し落胆する選手への温かいまなざしなど、演説、スピーチというのは何も大仰な事を言わなくとも、心が通じる言葉、態度があることを教えてくれます。
岸田総理にはその情熱が感じられないと指摘が多いのですが、ご本人はどう感じているでしょうか。