FCバイエルン・ミュンヘンは、新指揮官にヴァンサン・コンパにを指名する様子です。
このベルギー代表が、アンデルレヒト、ハンブルク、そしてマンチェスター・シティと在席したクラブで、素晴らしい統率を見せてきたことは確かです。
特に黎明期のマンチェスター・シティを、アルゼンチン代表のセルヒオ・アグエロと共に率先して引っ張ったことは、ファンにも感慨深いと言えますね。
ただ、物質家な言い方ですが
どうしてバイエルンはコンパにを示ししたのか
何故彼等でなくてはいけないのか
という、氏名の背景がよくわからないと思うのですよ。
ユリアン・ナーゲルスマンは、ホッヘンハイム時代からその情報分析の巧みさと、戦術の落とし込みに定評がありました。
トーマス・トッヘルは、チェルシー時代にチャンピオンズ・リーグ優勝を果たし、パリ・サンジェルマンも含めて、ビッグクラブの内情を知る
という指名の背景がありました。
コンパにはシティに在籍していましたが、指揮官としてはバーンリーに契約解除金を支払う形でミュンヘンに渡るようですが、そこまで肩入れするほどのセンス、言い換えれば
現在のFCバイエルンは、ここが躓いてしまった理由だ
この点を考慮して、私は戦力見直したい
という形にはつながらないと思うのですね。
ただ、これはあくまで仮定の話で、シーズン終了後にはやはりバイエルンは強ったとなるのかもしれませんが。