塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕は「海に眠るダイヤモンド」を毎週観ていますよ

2024-11-17 20:49:57 | 日記

 日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」

 

 皆さんは御覧になっていますか。

 

 端島、むしろ「軍艦島」という名称が一般的かもしれませんが、炭鉱で暮らしを立てる、戦後日本の姿が克明に描かれています。

 

 マンチェスターというイングランドの都市も、確か炭鉱で栄えたはずです。

 

 その労働者たちは

 

 激務であり、同時に衛生面が良くないために早く他界してゆく

 とくに肺を痛める傾向があり、それは幼子でも同様である

 

 その彼らの楽しみがサッカーでしたね。

 

 ラグビーとサッカーは兄弟と指摘されますが、少なくとも炭鉱、工場で働く貧しい人間たちには、サッカーのほうが身近だったことは確かでしょうし、だからこそ荒っぽいファンが多いように見えます。

 

 ただ、その労働者向けの競技も、今は国際試合の多くが肥大化し、選手は疲れ、ファンはお金を払い続けることにつかれています。

 

 レオ・メッシのように、大金を稼ぐ選手がいるわけですが、彼のプレイを観たファンはその報酬に納得すると思います。

 

 ただ、バロンドール受賞は別でも、天丼や寿司でも松ではなく「竹」「梅」の選手が、報酬をもらいすぎている面があるように感じますね。

 

 そこには移籍、代理人の思惑、クラブの入場料設定もありますが、今後のサッカー、お金がどう動くのか気になります。

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代表監督とコーチの関係

2024-11-17 20:34:33 | 日記

 ですから識者たちが

 

 「チェイス・アンリを早く日本代表に呼ぶべきだよ」

 「このままでは、簡単に米国代表に奪われてしまう」

 

 と森保さんに促すことも当然ですよね。

 

 20歳のすでにブンデスリーガの1軍に帯同することは、並大抵のことではありません。

 

 センターバックの有望株は、世界的に希少価値がありますし、おそらく米国から声がかかっても、チェイス・アンリ本人は簡単に受け入れることはないと思いますよ。

 

 ただ、いくら待っても日本代表から声がかからないのであれば、という胸中はあると感じますが。

 

 日本代表がここまで3-4-2-1を巧みに操っている背景には、森保さんの考えもありますが、名波浩や長谷部誠という参謀の力も大きいといえませんか。

 

 小説になりますが「鬼平犯科帳」でも、長谷川平蔵は与力の佐島忠助を頼りにし、一献かわしながら盗賊の動きを見張る計画を立てます。

 

 佐島のほうが鬼平よりも年上ですが、彼は常に長官をたて自分を消すことをしていますが、だからこそこの参謀の存在が大きくなるわけです。

 

 代表の責任は当然代表監督が背負います。

 

 しかし森保さんは独善的な人物ではありませんし、彼らコーチ陣の意見も随時吸い上げていますよね。

 

 チェイス・アンリのように代表での場数が少ない選手でも、コーチと指揮官が良い関係性であれば、中で意見しやすいと感じますよ。

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帰化戦略とは何でしょうか

2024-11-17 20:28:00 | 日記

 ブラジルは日本以上に、富裕層と貧困層の収入、住宅環境が明確です。

 

 サッカー選手でもカカやソクラテス、ライーのように教養がある選手は別で、ロマーリオやエジムンドのように、貧困層のほうがプロテストを受け、代表ののし上がる現状があります。

 

 ですから2013年、ジエゴ・タルデリという現役のブラジル代表選手が、欧州よりもレベルが低いが、けた違いの報酬を提示されて山東に移籍を決断したことを、周囲が批判しても始まらないは思います。

 

 しかし、中国サッカー協会は彼の移籍を軸に

 

 強化方針としてブラジル生まれの選手たちを帰化させる

 そのほうが、選手の育成よりも手っ取り早い

 

 と思うようになります。

 

 インドネシア代表は、ルーツを持つ選手を軸に帰化戦略を行っていますが、この中国代表の強化方針は、やはり別物といえます。

 

 僕は日本代表に帰化したブラジル生まれの選手たちのように

 

 「日の丸のために戦いたい」

 「このまま日本で暮らす、そして代表のためにも全力を尽くすよ」

 

 という、自然な気持ち、帰化への欲求などを満たす流れが、基本軸と思うのです。

 

 ネルソン吉村から始まり、希望するパトリックまで日本は帰化選手を受け入れてきました。

 

 この形であれば、日本語の習得、生活方針も理解していますからファンが大騒ぎすることのない、一連の流れがスムーズに進むのではないでしょうか。

 

 強引な帰化戦略はやはり、反発を招きますからね。

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