僕はジャズに無知です。
それでも「ブルーノート」「マイルス・デイビス」「セロニアス・モンク」という固有名詞は聞いたことがありますよ。
とくにマイルス・デイビスは、裕福な家庭に誕生し、黒人でありながらある意味で白人社会の象徴である「ブルックス・ブラザース」を着用して育ったと聞きました。
ジャズやソウルの歌手たちは
「俺たちの音楽と服装のほうが、白人よりも断然格好いいぜ」
「だから白人のために作られた服も、俺たちが着こなしたほうが、より洗練されて見えるのさ」
と考えていたといいますよ。
実は僕も欧州生産と米国生産の化粧品や服飾品を購入しますが、案外考え方が彼らと同じで
アジア人のほうがより洗練された服装ができるはずさ
だから本場欧州の化粧品は、俺たちのほうが巧みに使えるにきまっているよ
とうそぶきながら使っているんです。
コンゴ共和国の象徴、サプールも同様ですね。
フランス人よりも、俺たちのほうが粋な恰好をしている
美しい人生が戦争を遠ざける
と語るでしょう。
案外サッカーもアジア「市場」だけに注目が集まりがちですが、本当に将来、本場を凌駕するかもしれませんよ。
少なくともサッカーは、ラグビーやバスケットボールほど、体格が有利にならないことは、戦術と布陣の発展で証明されています。
そのために日本サッカーは、東南アジア諸国との関係を今よりも緊密にすべきなのでしょうが、インドネシア代表のように帰化選手の大量招集など、彼らにも独自路線があるわけですが。