塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

個人が選出するベストな選手たち

2024-11-24 22:20:57 | 日記

 ユピテル、ヘラ、ポセイドン、アテナ。

 

 ギリシャ神話のおけるオリュンポスの最高神、12神の存在は多くの物語として今でも読み継がれています。

 

 ギリシャ神話の神々は、キリスト教やユダヤ教とは異なり、神とはいえミスをする、それは人間とて同じなのだ、という考えの下で生まれており、異教として無視された事実もあります。

 

 サッカーの名手たちをこの12神に当てはめる際、誰もが声をそろえるのは

 

 ペレ、ディエゴ・マラドーナ、そしてリオネル・メッシの3選手である

 そこにヨハン・クライフとフランツ・ベッケンバウアーを加えることも、やぶさかではない

 

 ただ、他の7選手に関していえば、国籍やファンの主観が大きく問われる、じつにややこしく、同時に楽しい作業になる気がしませんか。

 

 しかし、ここに歴史的に歩みが遅いアジアとオセアニア、アフリカ各国からは選出されないでしょう。

 

 また各国のエキスパートにしても

 

 ポルトガルの記者ならばエウゼビオ

 イングランドの記者ならばボビー・チャールトン

 フランスの記者ならばレイモン・コパ

 

 を必ず投票するでしょうし、他にもハンガリー代表のプスカシュ、スペイン代表ならばアルフレッド・ディ・スティファノもそうでしょうか。

 

 現代の選手ならば、ジダン、ロナウドとロナウド(ポルトガルとブラジル)も外せないという方、多いでしょうね。

 

 このようなランク付けは難しいわけですが、そこには選出した人物の「らしさ」も見え隠れします。

 

 ちなみに「最高」という名前で生まれたジョージ・「ベスト」なんて、本当に格好良いとしか言いようがないですから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「ニューシネマ・パラダイス」から

2024-11-24 22:12:12 | 日記

 映画「ニューシネマパラダイス」では

 

 戦後の貧しいシチリア周辺の風景

 映画が人々の心をどれだけ慰めたか

 主人公のトトとアルフレードの間で沸き起こる感情

 

 が丹念に描かれています。

 

 僕の所有するブルーレイ・ディスクは通常版で、30分近い追加映像で構成された版もありますが、僕は入手に至っていません。

 

 ナポリからやってきた人間が、トトカルチョ、つまり「サッカーくじ」で大当たりすることが、脚本の伏線となりますね。

 

 ただ、興味深いのは、ナポリはシチリアからすればすでに北部に相当するという考え、そこには

 

 首都のローマ以南を南部とする、現在の考えとは大幅に異なる

 従って、ミラノやトリノ、ボローニャなどはまさに別世界

 

 という感覚でしょうか。

 

 トトも陸軍に徴兵されてふるさとを後にし、結果的にローマに出て働き始めます。

 

 アルフレードの他界により、30年ぶりに故郷に戻り

 

 「神父様、僕にどうして敬語を使うのですか」

 「僕は母さんを捨てたんだよ」

 

 というトトの心境は、無関係の僕でさえ考えることが多々あります。

 

 イタリア南部のクラブ、カターニャ、メッシーナ、パレルモなどは相当過激な宿敵意識があり、特にカリアリは別世界ですよ。

 

 そこに中村俊輔が飛び込み、3シーズン過ごしてセルティックに向かったことは、とんでもない凄い出来事というしかないですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

AFCチャンピオンズ・リーグを考えて

2024-11-24 20:41:11 | 日記

 首位のレアル・マドリードが15回

 

 2位のACミランは7度、FCバイエルンとリバプールは6度。

 

 これは現在獲得しているUEFAチャンピオンズ・リーグの優勝回数ですが、基本はチャンピオンズ・「カップ」との合算です。

 

 それはセビージャが優勝の代名詞として知られる、UEFAヨーロッパ・リーグが前進のUEFAカップと合算している点も同じですね。

 

 ただカップ・ウイナーズ・カップのように、すでに存在しない優勝も同じように価値がありますし、例えばラツイオやパリ・サンジェルマンが優勝経験を持ちます。

 

 つまり、AFCチャンピオンズ・リーグエリートも、改善前のAFCチャンピオンズ・リーグの優勝回数と合算し、優勝の統計を図るのかよくわかりません。

 

 逆に浦和レッドダイヤモンズのように、日本のクラブで最多となる3度の優勝経験があっても

 

 新しい方式でも必ず優勝する

 そのためにスコルジャ監督を呼び戻したのだ

 

 という強い感覚があることも確かでしょう。

 

 過去には広州恒大のように、、アジア全土を超越するほどの戦力を持つクラブがありましたが、現在はそこまでの影響力を持つクラブはないのではないでしょうか。

 

 西アジアではアル・アインやアル・サッド、アル・ヒラルなどが有名ですが、彼らは簡単に監督を交代する悪い癖があります。

 

 つまり継続性や手堅い勝負が苦手という面もある、ならば日本のクラブの地味さが考慮される気がしませんか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025シーズン、ヴィッセル神戸の補強に関して

2024-11-24 20:34:25 | 日記

 ヴィッセル神戸が仮に天皇杯だけ優勝したとします。

 

 そうしますと2冠が達成できなかったという残念な気分もそうですが、それ以上に

 

 天皇杯だけでの優勝賞金だけになる

 つまり2冠であれば、当然賞金の使い道が大きく拡大

 

 という意味合いがあります。

 

 不思議なことに、2020年代の王者である川崎フロンターレは、あれだけの日本代表選手たちが、スコットランド、イングランドを軸に移籍したにもかかわらず、賞金を使い大きな補強をしませんでした。

 

 例外的なのは先日退団した、フランス代表ゴミスの獲得くらいでしょうか。

 

 ヴィッセル神戸は昨年も優勝、今季も仮に優勝し天皇杯も獲得すれば、懐は大きく潤います。

 

 彼らがこれまで、スペインの代表のダビド・ビジャにアンドレス・イニエスタ、ドイツ代表のルーカス・ポドルスキを獲得し、市場を刺激してきました。

 

 しかし、ブラジル生まれのダンクレーのように、代表招集がなくとも長く働ける選手のほうが、AFCチャンピオンズ・リーグエリートの場数も考慮すれば、お買い得かもしれません。

 

 ビジャの場合は1年契約で合意したのでしょうが、国内とアジアを両方視野に入れる際、この形では短すぎますからね。

 

 リーズ・ユナイテッドのように、UEFAチャンピオンズ・リーグの勝利ボーナスをあてにし、破産したクラブは反面教師になりますが、ヴィッセル神戸は今後、どのような指針で補強を行うでしょうか。

 

 ある意味で手堅い可能性、あると思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする