塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

外国籍の選手は日本の生活に何を思うでしょうか

2024-11-14 22:08:07 | 日記

 浦和レッドダイヤモンズに在籍するブライアン・リンセン。

 

 2年契約の最終年となるリンセン。

 

 彼はレッドダイヤモンズとの契約延長よりも、ふるさとであるネーデルランドに復帰し、プレイすることを希望しているといいます。

 

 日本代表の選手たちが、先人たちの創意工夫もあったこともあり、様々な国に移籍し必死に学び、馴染もうとしています。

 

 案外アジア、オリエントから欧州、オジエントに移籍する方が、オジエントからオリエントに向かうよりも気分が楽なのでしょうか。

 

 料理、服飾、音楽など欧州、米国の情報は日本でも入手しやすいですし、自国の文化を尊重したいと考えるイランは、反米という形で知られています。

 

 確かにJリーグに移籍した外国籍選手は、リーグよりも日本社会が奇妙奇天烈に思えるでしょうね。

 

 キリスト教でもないのに、クリスマスにバカ騒ぎ

 その一方で、お盆や正月など古来からの風習にも敏感である

 そう思うと、イースター、ハッピーハロウインで大騒動

 クリスマスに七面鳥ではなく鶏肉を食べ、そのあとに正月の雑煮、おせちを口にする

 

 という統一感が、日本ではまず見られませんしね。

 

 それでもラーメンを軸に、日本食が好物になった、スタジアムの雰囲気は欧州にも匹敵すると唱える選手たちも増えています。

 

 彼ら外国籍選手の思う日本風景を、聞く機会があればと思いますよ。

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韓国代表と大エースの関係性

2024-11-14 21:44:53 | 日記

 韓国サッカー界は、ソン・フンミンがクラブに専念し、代表引退を決断した際、どう動くでしょうか。

 

 ソン・フンミンが在籍するトテナム・スパーズは、移籍してから常に主軸として責任を果たしてきた彼との契約更新を、渋りつつあると聞きました。

 

 それだけ欧州クラブはセンターフォワードだけでなく、ポジション全体で30歳を超えた選手に複数年契約を提示することを、躊躇し始めているようにも見えます。

 

 セビージャに移籍しましたが、レアル・マドリードからチャンピオンズ・リーグ優勝の経験値を評価されパリ・サンジェルマンに移籍したセルヒオ・ラモス。

 

 彼も最終的はパリ・サンジェルマンでは主役とはいきませんでした。

 

 欧州クラブと市場は、日本に大きな注目をしている一方で、韓国と中国にはさほどの熱意を持っていないように感じます。

 

 香川真司がセレッソ大阪へ

 川辺駿がサンフレッチェ広島へ

 大迫勇也がヴィッセル神戸へ

 

 というように、日本代表経験者が古巣、別クラブ関係なく日本に復帰し、代表と欧州での経験値で違いを生み出しています。

 

 特に大迫はヴェルダー・ブレーメンから移籍し、

 

 2023シーズンの神戸優勝と最優秀選手に輝く

 今でも日本代表復帰が期待される

 

 という、特別な存在です。

 

 kリーグが仮に、ソン・フンミンの復帰を期待するならば、観客動員やリーグ戦に大きな波及効果をもたらすでしょう。

 

 ただそれ以上に韓国代表選手に欧州から声がかかっていないように見える現状のほうが、ある意味でしんどいのではないでしょうか。

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マロッタが移籍したユヴェントスでしたが

2024-11-14 21:35:25 | 日記

 そのインテルミラノは1990年代、フロントの脆弱さと頻繁に起こる監督解任で常に揺れていました。

 

 ですから2010年代の混迷を経て、ジュゼッペ・マロッタを招聘したことは、大きな判断でしたね。

 

 トルコ代表 ハカン・チャルハノール

 アルメニア代表 ヘンリク・ムヒタリアン

 ベルギー代表 ロメル・ルカク

 

 そこには追放したアルゼンチン代表のマウロ・イカルディとラウタロ・マルティネスのすれ違いもありました。

 

 低コストで獲得した選手が、最大の活躍をすることで2020ー21、2023-24シーズンのスクデット獲得は果たせませんでしたよ。

 

 ユヴェントスが彼の後任に選んだパラディッチは

 

 レアル・マドリードからロナウドを獲得

 ブラジル代表のアルトウール、ウエールズ代表のアーロン・ラムジーを招き入れ、脇役も積極的に補強

 レオナルド・ボヌッチ、フェデリコ・ベルナデスキなど、イタリア代表選手も在籍

 

 という形で、1996年以来のチャンピオンズ・リーグ優勝を目指します。

 

 ただ、ロナウドの獲得はパラディッチとマロッタの間に確執を生み、彼の移籍で後者はインテルに移籍します。

 

 ロナウドの力だけが脇役よりも突出しすぎている

 彼への報酬が財務に大きくのしかかる

 

 という経済的、戦術的アンバランスは最後までぬぐえませんでした。

 

 マロッタもチャンピオンズ・リーグの呪縛はあったでしょう。

 

 しかし方向性が異なったということだけは確かでしょうね。

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フロント陣という強力な後ろ盾

2024-11-14 21:27:30 | 日記

 常に米国ヒップホップの先頭を歩むドクタードレ。

 

 彼がスヌープ・ドッグと懇意であることは有名ですが、1994年には東海岸の俊英であるNASにも楽曲を提供します。

 

 それまでのGファンクとは異なり、暗い音楽ではあるけれどもその重厚さで知られる「ナズ・イズ・カミング」は、当時世間を大きくにぎわせました。

 

 西海岸と東海岸ではラップ、ヒップホップの概念が大きく異なりますし、東海岸はヒップホップの発祥地であることも含め、大きな尊厳があるわわけです。

 

 サッカーでも常に英国4協会とイングランド代表が、世界中から敬意を払われていることも同様ですね。

 

 インテルミラノはジュゼッペ・マロッタという強力な後ろ盾を得て、大きく飛躍しました。

 

 一方でどうしてユヴェントスは彼を手放したのでしょうか。

 

 1990年代、ACミランと覇権を争うユヴェントスには、ルチアーノ・モッジがいました。

 

 彼は大きく批判されて当然のことをしたわけですが、一方で

 

 当時はまだ無名のマルチェロ・リッピを指揮官に指名

 ユーゴラスビア代表のユーゴビッチ、フランス代表のディディエ・デシャンと、外国籍の補強に精通

 アレッサンドロ・デルピエロというアイコンの存在

 

 が大きくものを言い、1996年には現状で最後となるUEFAチャンピオンズ・リーグ制覇も成し遂げました。

 

 カルチョポリでその信用を完全に失いましたが、ユヴェントスほど

 

 フロントの陣容が大切である

 ロベルト・バッジョのような有力選手でも、冷酷といわれても解雇する

 

 という姿勢をもったからこそ、欧州制覇ができたのではないでしょうか。

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