強豪クラブが1部で戦えない時期が続けば続くほど、その寒さがファンを包みます。
日本では古川電工の時代からその存在を知られるジェフ千葉がそうですし、ブンデスリーガですとハンブルクがそうですね。
1983年のUEFAチャンピオンズ・カップ優勝クラブ
1979年と80年の欧州最優秀選手であるイングランド代表のケビン・キーガンを引き抜く
FCバイエルン・ミュンヘンと並び、ドイツ国内だけでなく欧州でも強豪と認知
されていますが、2019年にブンデスリーガ2部に降格して以来、1部昇格は果たせていません。
キャプテン翼でも、全日本ジュニアユースと練習試合を行ったのが、ハンブルクのジュニアユースでしたね。
カールハインツ・シュナイダーは、フランス開催のジュニアユース選手権の後、FCバイエルンに移籍
若林源三とカルツは、引き続きハンブルクに在籍
というように、高橋陽一先生はドイツを舞台にするならば、ケルンやブレーメンもよいが、バイエルンとハンブルクが良いであろうと考えたのでしょうね。
ドイツを若林の移籍先に選んだのは、イングランド同様に優秀なGKが多いこともそうでしょうが、やはり37巻で代表監督として登場する奥寺康彦の存在も大きかったに違いありません。
2024年現在、そのハンブルクとバイエルンは宿敵の関係ではなくなりまして、ハンブルクのファンは何を思うのか気になります。