塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ジュビロ磐田の残留、コンサドーレ札幌の降格

2024-11-30 22:18:27 | 日記

 ジュビロ磐田がFC東京に勝利し、2024シーズンの1部残留を果たしました。

 

 この結果2025シーズンは清水エスパルスとの静岡ダービーが復活します。

 

 噂のあったエース、ジャーメイン良をブラックバーン・ローヴァーズに売却しなかったこと、今季でジュビロ磐田を去る山田大記が、最後に大仕事をしてのけたこと。

 

 ある意味でクラブに残留という強い意志と「団結力」があったのでしょうね。

 

 一方で北海道コンサドーレ札幌は、2025シーズンを2部で戦います。

 

 2024シーズンは開幕から勝ち点3を積むことができず、監督交代が必要ともいわれていました。

 

 しかしコンサドーレ首脳陣は既に6月の段階から

 

 私たちは監督交代を行いません。

 2024シーズンは、最後までミシャ・ペトロビッチ監督とあゆみ、彼を支援します。

 

 という、サッカーという競技では異例の声明文をだし、ファンを仰天させました。

 

 2025シーズンも今季同様ミシャ・ペトロビッチ監督の下で戦うのか、三上GMはまだ決断していない様子ですがどうなるでしょうか。

 

 柏レイソルもまだ残留となっていません。

 

 仮に降格すれば、関根と細谷というふたりの日本代表選手には、国内と海外両方から多くの声がかかることは確かでしょう。

 

 この戦力を維持するにも、残留が不可欠といえそうです。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帰化選手の綱引きを思って

2024-11-30 21:51:47 | 日記

 日本でも大変な人気を誇る俳優ティモシー・シャラメ。

 

 彼は親父さんがフランスの方、お袋さんが米国の方ということで、英語とフランス語の両方に精通しているうえに

 

 アレキサンダー・マックイーンやハイアー・アッカマンなど、人気ブランドの服を巧みに着こなす

 そして何より演技力と人間性、外見が完全に調和している

 

 ということでも有名ですよね。

 

 もしシャラメがサッカー選手であれば、フランス代表と米国代表の間で相当揺れ動くのではないでしょうか。

 

 1990年代、スペインサッカー協会とネーデルランドサッカー協会から、強烈な重圧を受けたのがジョルディ・クライフです。

 

 父ヨハンは1974年の欧州最優秀選手

 しかし、息子である彼は父ヨハンが母国ネーデルランドではなく、FCバルセロナ在籍時に誕生

 

 ということで、代表選択の余地があったんです。

 

 相当悩んだうえでジョルディは父、ヨハンと同じくネーデルランドを選びましたが、必ずしも息子が父と同じ国籍を選択(2重国籍の場合ですがね)するかどうかはわかりません。

 

 インドネシアサッカー協会の会長であるエリック・トヘルは

 

 私たちは中国代表のような、強引な形で帰化選手を迎えてはいない

 なぜなら我々は、血縁にのっとる形で選手の声掛けしている

 

 と語ります。

 

 それでも僕らかすれば、中国もインドネシアも強引さが目につく補強という印象ですがね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本のクラブがジャージ・スポンサーと歩むこと

2024-11-30 21:42:48 | 日記

 セレッソ大阪が10年続いたプーマとの現行契約を終了します。

 

 欧州では基本、お金と契約年数もそうですが

 

 「いかに自分たちが一流であるかを証明する必要がある」

 「そのためにはナイキ、アディダスのような著名ブランドとの契約が不可欠だ」

 

 という発想ですよね。

 

 つまり、レアル・マドリードがいまさら過去に契約したケレメ、ヒュンメルと契約を結ぶはずがありません。

 

 それはマンチェスター・ユナイテッドがアンブロ、マンチェスター・シティがル・コック、ユヴェントスがカッパと再契約を希望する気持ちを持たないことでもあると思います。

 

 しかし、日本は状況が異なるのではないでしょうか。

 

 例えばⅤ・ファーレン長崎が「マクロン」と契約したのは

 

 マクロンと契約する初めての日本クラブ

 マクロンと通じて、本社のあるイタリアの文化や事柄が長崎に伝わるとよい

 逆にイタリアに長崎県を知ってほしいと思う際、マクロンの接触は都合がよい

 

 という面があったのではないでしょうか。

 

 ドラマ「海に眠るダイヤモンド」でも描かれていますが、長崎県は日本でも稀有なローマン・カソリックの存在が強く、恐らく神社と仏閣よりも教会のほうが目立つのではと思います。

 

 つまり、イタリアで生まれたマクロンとともに、同調しながら成長曲線を描くという考えがあったと思いませんか。

 

 つまりジャージ・スポンサーはお金と契約年数以外にも、大きな相棒であるという見解ですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若き後継者たちの価値観

2024-11-30 21:30:00 | 日記

 フランスに「ドーメル」という、老舗の生地商社があります。

 

 日本でも広く流通しており、「スポーテックス」「アマデウス」と呼ばれるドーメルの代名詞は、世界中の仕立て屋から高い評価を得ており、日本でも多くのファンがいるんですよ。

 

 そのドーメルは、スーツや上着の内側に縫い付けられる「自社タグ」に

 

 専用のQRコードも刻印

 購入者がスマートフォンをかざすと、その羊毛がどのような形で育てられた羊毛かを、動画で確認できる

 サスティナビリティという言葉を、忠実に再現

 

 ということで、当初から大きな反響があります。

 

 イタリアのナポリといえば、当然2023シーズンのスクデットを獲得したSCナポリが有名ですが、それ以外にも

 

 コーヒー、ピッツア、パスタに代表される飲食

 アントニオ・パニコに代表される著名な仕立て職人

 

 でも知られています。

 

 そのナポリに店を構える世界最高のクラバッタ(ネクタイをイタリア語でこう言います)を生産、販売する存在にE・マリネッラがあります。

 

 ACミランのオーナー、そしてイタリア共和国の首相として君臨したシルビオ・ベルルスコーニ。

 

 1994年のサミットはナポリが舞台でしたが、彼は各国首脳にこのマリネッラのクラバッタを、歓迎の証として配布したほど、その高品質は世界的に知られています。

 

 ACミランのオーナーであり、国家の顔であるベルルスコーニは、自分の振る舞いと着こなしが、世間に与える影響を熟知していたのですね。

 

 そのドーメルもマリネッラも、若き後継者が新しい価値観を伝統に加えています。

 

 サッカーでもユース育ち、高校生が活躍すると活気が出ることと同じように思えますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカーでも地産地消は必要でしょうか

2024-11-30 21:19:27 | 日記

 先日購入したビッグジョンの中古ジーパン。

 

 僕は現在市販されているビッグジョンのジーパンを所有していないのでわかりませんが、僕のジーパンには内側に検品し、出荷確認した方の署名が確認できます。

 

 ビッグジョンはマルオ被服という創業当時から、「何より品質が最優先」という企業理念でしたから、検品の確認を保証することで、小売店と消費者に責任を負ったのでしょうね。

 

 ただ、今はQRコードで野菜の生産地や農家の方がわかるようになっていますが

 

 その情報は実は偽物である

 品質保証で単価を高めに設定している

 

 という「アコギ」な商売があることも確かですが。

 

 今後はサッカースパイクも、

 

 「どの工場でどのような形で製造されているか」

 「革の鞣しから完成に至るまでの工程」

 

 がわかる方が、良い気がします。

 

 リーバイスのジーパンはボタンに刻印された数字で、テキサスにあるエルパソ工場か、サンフランスコのバレンシア工場かが判別できる仕組みをとっていました。(前者が524,後者は555のはずです)

 

 これはリーバイス本社が不良品がどの工場のどの工程で多く生まれるのかを判別しやすい形でもありますね。

 

 ミズノは日本製の高品質で有名ですが、更に商品タグに「この工場で生産」「この形で出荷」と記載してみてはどうでしょうか。

 

 地産地消がより叫ばれる中、サッカーもファッションもより消費者は生産工程をしりたいはずですから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする