もし仮に日本代表と韓国代表が、1997年以来となるワールドカップ最終予選で同組になったとします。
韓国代表は強敵ですが、ホームでもアウエイでも、日本代表が勝利する可能性は極めて高いと思いますね。
それはまず韓国代表が、代表監督の指名で躓いていること、kリーグクラブがAFCチャンピオンズ・リーグエリートで躓いているという、韓国代表自体が抱えている問題があります。
とくに代表監督問題は現在でも混沌としていますし、サッカー好きは気をもんでいることでしょう。
その一方で日本代表は少なくとも、君主論で二コラ・マキャベリが放つように
為政者は結果がすべて
という格言を無視し、アジア杯で優勝できていない森保一日本代表監督を交代させていません。
少なくとも年頭、8強で終えたアジア杯の反省を最大限活用した3-4-2-1が好調であること、AZに移籍した毎熊が代表から招集されていないなど、当時とは変化もあります。
ただこの3-4-2-1という基本布陣が最上の滑り出しにかっている事は事実ですし、韓国代表も日本代表には多くの敬意を持つと感じますよ。
ただ、韓国代表には30歳を超えたとはいえ、ソン・フンミンがいます。
漫画「スラムダンク」において、インターハイへの出場は逃すものの、陵南高校は最後まで仙道にボールを集めます。
その背後には「彼が最後何とかしてくれる」「仙道が導いてくれる」という気持ちが、漫画の中で随時確認できますよね。
韓国代表にはソン・フンミンという最後の砦がある
しかし、日本代表はその砦はだれなのか。
案外この差は対戦した際に、大きく物を言うような気がしませんか。