トテナム・スパーズの指揮官は、当初はよい結果をもたらすにも関わらず、2シーズン目からは大きな批判にさらされるのではどうしてでしょうか。
ジョゼ・モウリーニョ、アントニオ・コンテ、現在の指揮官であるアンジェ・ポステコグルーも同様です。
それは現在、スパーズにとって最後の優勝となる「カーリング・カップ」優勝の立役者、ファン・デ・ラモスもそうですし、前任者のマルティン・ヨルもそうでした。
アンジェ・ポステコグルーは、セルティック・グラスゴーと横浜Fマリノスでリーグ優勝を果たしただけでなく、2014年ワールドカップを、オーストラリア代表指揮官として経験しています。
アントニオ・コンテはチェルシーとインテル・ミラノ、ユヴェントスでリーグ優勝
ジョゼ・モウリーニョは、インテル・ミラノとFCポルトでUEFAチャンピオンズ・リーグ優勝
ファン・デ・ラモスはセビージャ時代、2度のUEFAカップ優勝
と、招聘した指揮官は多くの優勝を経験していますが、アンジェ・ポステコグルーの経歴は、彼らに劣る側面はないと思うのですが。
宿敵のアーセナルも実は、ミケル・アルテタ政権での優勝は、2019シーズンのFAカップのみなんですね。
しかし、アーセナル首脳陣は辛抱して彼を起用し、昨年はリーグ2位で終えたわけですが、それは単純に
マンチェスター・シティが強すぎるのか
ミケル・アルテタの手腕が物足りないためなのか
の見極めが難しいこともあります。
スパーズ首脳陣は我慢すべきなのか、それとも米国代表監督となったマウリシオ・ポティチェーノ時代のように、移籍市場で大判振る舞いすべきなのか、考えていると思いますね。