塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

例え漫画の話であっても

2025-01-19 22:58:32 | 日記

 キャプテン翼において、重要な役回りを演じるのがカール・ハインツ・シュナイダーです。

 

 国際ジュニアユース選手権では

 

 決勝戦で日本代表と戦う、西ドイツ代表の大エース

 大会が始まる前に、在籍するハンブルガーSVからFCバイエルン・ミュンヘンへの移籍を決断

 代名詞であるファイヤー・ショットの威力は抜群

 

 という描き方をされていますね。

 

 当時のブンデスリーガにおいて、ハンブルガーSVは1983年のUEFAチャンピオンズ・カップで優勝する全盛期でしたし、FCバイエルンが今も昔も優勝の最右翼であることも確かです。

 

 また奥寺康彦が在籍したヴェルダー・ブレーメンと1FCケルンも存在感を持ち、現在よりもマイスター・シャーレを獲得する競争は厳しいものだったはずですよ。

 

 ですから高橋陽一先生はブンデスリーガと、若林源三の鍛錬を西ドイツにしたのかもしれません。

 

 ただ、漫画の世界と現実の世界、という個体差はありますが、本当に差がついてしまったものです。

 

 FCバイエルンは常にリーグの顔として存在

 ハンブルガーSVは現在2部であり、昇格が困難な形である

 ヴェルダー・ブレーメンのリーグ優勝は、2004年にまでさかのぼる

 ケルンはヨーヨークラブの印象が強い

 

 というように、バイエルンの見識が高い事だけが当時と変化ありません。

 

 カール・ハインツ・シュナイダーは移籍したことで、若林と常に対峙する形になりましたが、そのほうが物語に深みが生じたことも確かですね。

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日本人は本物志向が強いといいますが

2025-01-19 20:49:35 | 日記

 欧州から日本を訪問する方は

 

 日本の商品は過剰包装だと思う

 店員は私たちが不愉快と思わないことにも謝罪する

 だから彼らは疲労が蓄積しているのだ

 

 と、冷ややかな視線を向けている、といいます。

 

 そう日本人はマニア、エキスパートと呼ばれる存在になればなるほど

 

 衣類や靴に復刻を常に忠実でありたいと思う

 その熱心さは企業の重役、企画担当者があきれるほどすごい

 

 わけですね。

 

 2025年はニューバランスの看板商品「1300」が復刻、市場に投入されると思いますが、専門誌では

 

 過去の復刻を1985年のオリジナルと比較検討

 復刻版が本物に、どれだけ近づいているか、あらゆる方向から写真をとり、誌面に掲載

 

 しているわけですから、米国本社は気が抜けませんね。

 

 ニューバランスはテケラや4-4-2など、サッカースパイクにおいて以前と同じように契約選手にバリューが戻ってきています。

 

 このスパイクの企画、生産にはやはり創業当時からの積み重ねが反映されているでしょうし、代名詞であるフェーロンは、イングランド代表のブカヨ・サカに代表される契約選手に特別色が提供されています。

 

 もし初期のスパイクが復刻となれば、やはり当時の面影を日本のファンは求めるのでしょうが、そこまでしなくてもというのが、案外ニューバランスUSAの本音ではないでしょうか。

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企業がエキスパートを顧問にすること

2025-01-19 20:42:27 | 日記

 リーバイスは以前から、1937年製造の501XXを復刻してきました。

 

 現在も発売されているはずですし、特徴的なのは腰に着心地を調整できるバック・ストラップが備わっている点です。

 

 しかし2023年だったと思いますが

 

 古着店「ベルベルジン」のディレクターである藤原裕が、1942年製造の501XXをフラッシャー付きのデッドで発見

 つまり、これまで1937年生産と思われていた品に、1942年製造の品があることがわかる

 彼はリーバイスの協力の下、この1942年の復刻を世界限定80着で販売

 

 という形を見たんですよ。

 

 東洋エンタープライズのジーパン、スーパーヴィンテージを復刻する企画でも、この1942年モデルを復刻、販売する様子ですがリーバイスの本社従業員でも知らない、未知の商品を発見できる審美眼。

 

 日本のエキスパートたちは、本当に素晴らしいと思いませんか。

 

 ですから今後、アディダスやプーマが

 

 創業当時のスパイクを復刻する

 これまで契約してきた選手供給モデルを復刻する

 アディダスならばFCバイエルン、プーマならばマンチェスター・シティのアーカイブを探索

 

 するとします。

 

 そこに上記のような、エキスパート、本社勤務の社員よりも精通し、何よりプーマとアディダスの歴史を愛し、履いてきた選手の映像を何度も見返し、ジャージも集めてきた存在。

 

 と一緒に企画する、というのもありなのではないでしょうか。

 

 日本のジーパンやスニーカーは米国では「ジャパニーズ・アメリカーナ」と呼ばれ、評判です。

 

 この流れが欧州でも主流になる可能性、あると思いますよ。

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見たこともないリーバイスの品を購入して

2025-01-19 20:35:08 | 日記

 昨日、僕は米国製のポロ・カントリーのコールテン・パンツを買いました。

 

 実は同じ店舗で、もう一着魅力的な品があったのですが、予算の都合上購入できず、今日改めて出かけて購入してきたのです。

 

 その品とは

 

 リーバイス日本支社が企画、日本生産した一着

 腰の内側に「トレックパンツ」とある

 僕は高校時代、1990年代前半から、リーバイスのカタログを眺めていたが、この商品は初めて見た

 ハイキングやトレッキングのための商品かもしれないが、色はオフホワイトという汚れが目立ちやすい

 

 という特徴があります。

 

 帰宅して「グーグル・レンズ」を使用しましたが、なるほどと思える結果ではありませんでしたが、価格は非常のこなれていたため、僕が思うほど珍しい商品ではないかもしれません。

 

 古着を好む方は、僕もそうですが探求心、資料を購入する、作られた商品の時代背景を探り、更に魅力を感じたいと思うのではないでしょうか。

 

 サッカー・スパイク収集家も同じだと思いますよ。

 

 例えば他界した今でも、敬愛されるペレ。

 

 ペレといえば大抵の場合

 

 プーマと契約し、大きく売り上げに貢献

 本来ならばプーマは、アディダスとの間に「ペレ協定」という紳士協定を結んでいた

 つまり、契約金が高すぎて、どちらかが抜け駆けしてはどうしよもない

 

 という約束を破ってけいやくしたわけですね。

 

 ただペレは晩年アンブロとポニーを着用しましたが、これらの契約年数やモデル名は、あまり知られてませんよね。

 

 プーマの収集家はいるでしょうが、アンブロはともかく、ポニー時代のペレを知りたいと思う方もそう多くはないでしょう。

 

 だからこそ資料を探す、実際の商品を探してみたいという好奇心があふれてくる、のではないでしょうか。

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