先日ソウルで泊まったウェスティン朝鮮ホテルのラウンジにあった胡蝶蘭です。
あまりにも見事だったので、「この季節にこんなにきれいな花を咲かせるなんて・・・・?」
と疑問に思ったのでこっそり触れてみましたら、生でした!
友人のNさんからいただいた我が家の胡蝶蘭は今にも死にそうな感じでしなだれています。
ネットで調べたら、冬でもやはり15度以上の部屋で育てないといけないとか。暖房費節約の
ために昼間はオイルヒーターを消しているので、我が家のリビングの気温は13度くらいです。
あわててビニールで囲ってあげることにしました。
佐世保でも最近、最低気温が零度くらいまで下がることが多いのですが、それでもベランダの
この人(?)たちは元気な花を咲かせています。
パンジーは寒さには強いです。
このペチュニアさんはずっと花を咲かせてくれます。
このモナコさんも途切れることがなく年中何度も咲いています。
彼女たち(?)の生命力の強さに感動します。
我が家のバラが咲きました。数年前にハウステンボスで購入した「プリンセス・モナコ」です。
かすかに甘い香りがします。これは今年最初に咲いたものですが、
こちらは、二回目に咲いたものです。
そして、今三回目の花を咲かせてくれています。
イギリスで借りていた家は5軒続きの長屋でしたが、庭が広くて前庭に10本以上のバラの木が
植えられていました。でも、長い間学生さんに貸していたため、手入れがされていなくて荒れ放題
でした。
連れ合いと私は伸び放題だった芝を刈り、花を植え、枯れかけていたバラにコッツウォルズ地方
の酪農家から分けていただいた堆肥をあげて手入れをしました。その堆肥は藁と馬糞を混ぜて
発酵させた物で、バラにはとても良いそうです。ご近所さんにもあげたらとても喜ばれました。
ばらは見違えるほど美しい花を咲かせるようになり、大家さんは翌年から家賃を負けてくださいました。
イギリスの庭にあったバラの中でも私のお気に入りは、アイスバーグとブルームーンで、特にアイスバーグは
年に4回も花を咲かせてくれて、我が家のテーブルを飾ってくれました。
ブルームーンは40年前に作りだされた青バラの代表作とかで、魅惑的な香りが好きです。
ハウステンボスで見つけた時には嬉しくて、イギリスでの生活を思い出しました。私が手入れした
バラたちは今でも元気に咲いているでしょうか。
いつかまた、イギリスの小さな庭でバラを咲かせるのが私の夢です。