二日間の「門司港グランマーケット」を終えて、昨日の夕方無事に自宅に戻りました。
今回は往復とも私が車を運転したので、帰りはなんと2時間半ほどで着きました(片道190キロ)。
連れ合いは「俺が運転していたら3時間半かかったかも・・・」とのこと。
連れ合いは安全運転なのです。というか、あまり運転が好きではないので長距離の際には私が運転した方が早く着くし、私自身も連れ合いの運転に助手席で「ハラハラドキドキ」するよりも精神的に楽なのです。
さて、初めての特別エリア「RUE DU BAC」での販売でしたが、私の感想としては「一番人通りの多いデッキ周辺」の方が売り上げは良かったと思っています。
でも、他のお店の方も、以前に比べて「売上は減ってきており、特に高いお品はまったく売れなくなってきている」おっしゃっていたので場所のせいだけではないのかもしれません。
その代わり、パン屋さんや植物などはよく売れているようなので、やはりもはやこういうマーケットでのアンティークの販売は難しいのかもしれません。
なので、最初は「もう、出店を辞めようかしら・・・」と弱気になっていたのですが、でも二日目の終わりの頃にアンティークのお好きなお客様がお見えになり、先日ストラスブールで買い付けてきたシルバーをお買い上げいただいたので、ほっとしました。
沢山のお客様がお見えになってもアンティークのお好きな方は少ないので、たったお一人でも共感できる方と出会えたらそれだけで「来てよかった!」と思えるのです。
それと、ウエッジウッドのジャスパーウェアやリモージュのケーキプレートなどを「1000円」で販売したので、そういう「お買い得品」などはよく売れましたし、最後にはニューヨークマンハッタンのアンティークマーケットで購入してきた「くるみ割り人形」なども1000円、
(実物はとても大きいです)
そして、先日ブログでご紹介したイギリスシェフィールドのカトラリーセットも
1000円にしたらお買い上げいただきました。
イギリスまで買い付けに行って1万円近くもお金を払って買い付けた品を1000円で販売するなんで!と考えると「私、何やっているのかしら」と悲しくなるのですが、でも長い間誰にも見向きもされなかったお品を気にって引き取り、使って下さるのならそれが私には「喜び」なのです。
そんな感じで自宅で眠っていた「お人形さん」たちも引き取られて行きましたので、それが嬉しくて・・・
だから、「利益目的」ではなく、門司港にお越しいただいた方々に喜んでいただくためにも時間も頑張って出店しようかと考えています。
もう一つの目的は「連れ合いが門司港を気に入っていること」なのです。
連れ合いは、私がトイレ休憩以外は「お店番」は一切せずにひたすらホテルに籠り仕事をし、合間に美術館に行ったりしています。
それと、他のお店で買い物をしたり、大道芸人さんの演技を見学するのを楽しみにしているようです。
「見物客の人たちは見ている間は歓声を上げて楽しんでいるのに、芸人の方が最後の方でお金の話を始めるとさーっといなくなってしまう。芸人の方たちは一生懸命努力をして技を磨いているのだから少しでも支援したい・・・」とのこと。
と言う感じで、常に「お札」を寄付してしまう連れ合いです。
とにかく「頑張っている人たちを応援したい」と言って、お店を見てはいろんなものを買ってきます。
ブランド品などには興味がないし、自分の「贅沢」に使わないで、そういうことのためにお金を使う連れ合いから私も学ぶことが多いので、「またこんなものを買ってきても使わないのに・・・」と思いながら黙認しています。
最後はなんだか連れ合いの「のろけ話」になってしまいましたが、こういう理由でよほどのことがなければ来年の春にも出店する予定です。
来年は4月25日から27日まで開催されるそうですが、27日は月曜日なので私は出店できないので、もしかしたら3日間通しの出店でなければ許可されない場合はあきらめなければならないかもしれません。
詳しいことはまた後日お知らせします。
最後になりましたが、今回もスタッフの皆さまや近隣のお店の方には大変お世話になりました。
そして、お越しくださったお客様にお礼を申し上げます。
また、来年の4月にお会いできるのを楽しみにしています。
なお、ネットショップも頑張っていますので、ご支援をよろしくお願いいたします。
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