8月のイギリス国内での移動手段を調べていて、いまさらながらに複雑というか、どうして
もっと合理的にならないものかと感じています。
たとえば、8月20日に滞在先のコベントリーから、一足先に日本に帰国する連れ合いと別れ、私は
友人の娘さんが住むオックスフォードを訪問し、翌日アンティークフェアが開かれるNewarkという
町に行く予定なのですが、その場合いったんロンドンに戻り、そこからまた北に向かう鉄道に乗ら
なければならないのです。
しかも、オックフォードからロンドンへはパディントンという駅に到着するので、Newarkに行くには
キングスクロスという駅まで行かないと乗れません。身軽なら地下鉄を利用すればよいのですが、
大きなスーツケースを持って動き回るのはかなり重労働です。
ロンドン市内にはロンドン駅というのは存在せず、地方へ出発する駅がたくさんあるので
観光客にとってはちょっとややこしい感じがします。しかも、イギリスの鉄道の駅は町はずれに
あるところが多く、街中に行くにはタクシーなどを利用しなければならないので不便な気がします。
コーチ(バス)のターミナルは町の真ん中にあるのがほとんどなので、コーチを利用する人が多いの
もうなづけます。
「鉄道は高くて不便」という感じを抱いていたので、私はイギリスに住んでいた時もあまり鉄道を
利用したことがなく、たいていは車で移動していましたし、ヒースロー空港へもコーチを利用して
いました。でも、今回はOxford からNewarkへコーチで行くにはかなり時間がかかり、しかも
乗り換えの待ち時間が1時間もあるというので鉄道を利用することにしました。
料金もBRのHPからですと50ポンド(片道)、日本の旅行サイトですと9000円ほどかかりますが
Thetrainline.comから購入したので、26,50ポンド(別途手数料2,06ポンドかかりました)。
ちなみに、帰りは24,50ポンドでした。これも、???といった感じです。イギリスは鉄道会社が
たくさんあり、同じ路線を違う会社の列車が走っていたりするので、ある程度は理解できるのです
がでも、同じ会社で同じ距離なのに?といった疑問が・・・・
National Express(コーチ)の料金も、毎年同じ頃に同じ行き先のチケットを購入しているの
ですが、毎回違うのも不思議です。購入日程を1週間ずらしただけで料金が倍になっていた
り・・・・
まずはともあれ、なんとかスケジュールを立てることができ、チケットも無事に購入(予約)
出来たのであとは無事に出発できることを祈るばかりです。
両方の手足のまひで12歳から病院のベットの上で過ごしながら、50歳を過ぎて詩集を
出版し、前向きに生きている平田喜久代さんのことを西日本新聞の記事で知りました。
早速、連れ合いが注文してくれました。
きくちゃんのやさしい詩が心に響きます・・・・
写真もとてもきれいで・・・(この画像ではあまりお伝えできなくてごめんなさい)
きくちゃんの詩を読んでいて、私が若い頃重度の障がいのある子どもたちが暮らす施設で
働いていた時のことを思い出しました。
ある男の子が、「神様ありがとう・・・僕は両手が使えないけれど、こうやって足で本を読ん
だり文字を書くことが出来ます。お父さんやお母さん、周りの先生方に支えられて僕は幸せ
です・・・」という文章を書いたのです。
その男の子の前向きな生き方をみていて、もうすでに十分に恵まれているのに、それには
飽き足らずにさらに不満ばかりを述べている自分自分を恥じました。
きくちゃんのように周りの人に感謝しながら生きて行きたいと思っています。
アマゾンからは買えないので少し手間がかかりますが、ぜひ読んでみてください。
ゆるり書房 (長崎市=095-828-1790) 1260円
先月、連れ合いがぜひ行ってみたいところがあると言われ、お伴しました。
焼き物で有名な佐賀県有田町の内野地区に、吉永さんが定年退職後に開いたという
ぶどう園がありました。
ちょうどぶどうの実の剪定(?)中でした。
これをしないと実が大きく育たないのだそうです。
吉永さんを紹介した新聞記事です。
お子さんも遊ぶことが出来るように遊戯施設も手作りされていました。
ガーデニングの好きな奥様が植えられたというお花もたくさん咲いていました。
なんと吉永さんも大の骨董好きとあって、古い農業機具などがあちらこちらにたくさん
置かれていました。
アトリエにお邪魔したら、陶器などの骨董品がたくさん置かれていて、「有田の骨董市で
買ったんだけれど・・・」という品を見せていただいたり・・・すっかりアンティークの話で
盛り上がりました。
吉永さんとお話をしながら、昔、富良野にある「北の国から」のロケ地に行ったことを
思い出し、吉永さんと田中邦衛さんが演じたお父さんのイメージが重なりました。
「定年退職後は野菜作りがしたい」という夢を持っている連れ合いも、実際に自分の夢を
実現し、生き生きとしている吉永さんに多いに刺激されたようです。
ぶどう狩りが出来るのは、8月下旬頃からだそうですのでぜひ伺いたいと思っています。
雨の中、久しぶりに買い物に出かけて帰ってきたら、家の中は湿度が高くて温室状態
だったので今年初めてクーラーをつけました(まだ6月だというのに・・・・)
最近、「あんみつ」にはまっています。桃(缶詰)を敷いた上に、抹茶かんてんと餡をのせ
アイスクリームをのせただけなので、とっても簡単なデザートですが、おいしいですよ。
もちろん、抹茶寒天と餡は手作りです。
先月、有田のチャイナ・オンザ・パークに行ってきました。焼き物ももちろんですが、
「敏子メモリアルガーデン」のラベンダーを見たかったのです。
北海道旭川産まれの敏子が九州に嫁いできたのは大正12年とのこと。きっと当時は
九州に行くなんて、海外に行くような覚悟ではなかったかと推測されます。
北海道(富良野)のラベンダー畑に比べるとかなり小さなところでしたが、それでもたくさんの
ラベンダーが咲いていました。
こちらの、初代深川製磁の「忠次館」には、1900年パリの万国博覧会で金賞を受賞した
大花瓶が展示されています(必見の価値あり)。
2階の喫茶室の窓枠から見える木々の美しさに見とれました。
連れ合いが頼んだロールケーキと紅茶もおいしくて・・・
もちろん、使われている器はすべて深川製磁です。
焼き物がお好きな方にはぜひお勧めです。
土曜日も連れ合いは仕事なので、朝食の準備やお弁当を作り、洗濯を済ませ、いざ帽子を
作ろうとミシンを出したら、下糸が噛んでしまいなかなかうまく作動しません。
悪戦苦闘しながらなんとか使い始めましたが、久しぶりなのでけっこう時間がかかって
しまい、けっこう疲れました。
夕方、ハウステンボスに散歩に行こうと思っていましたが、これから片付けをしなきゃなら
ないので今日は無理なようです。
明日は行けると良いのですが・・・・
昨日は午前中は雨が降りましたが、午後から晴れたり曇ったり・・・
今日も降りそうな、でもなかなか降らないといったはっきりしないお天気です。
こんなお天気が私は一番苦手です。案の定、朝から頭が痛く、体もだるくて・・
でも、なんとか洗濯をすませ、アイロンかけをこなし・・・またまたぐったりしていました。
気を紛らわせようと、8月のイギリス行の日程を考えています。はい、また行きます。
8月にイギリスでヨーロッパ最大のアンティークフェアが開催されるので、以前からぜひ
一度行ってみたいと思っていたのですが、やっと念願がかないそうです。
10月の「新宿アンティークフェア」に出品する「掘り出し物」を探してくるつもりです。
その前にやらなくてはならないことがたくさんあります。まずは体調を整えないと・・・
「梅雨の時はしんどくて・・・」なんて弱音を吐いていてはだめですね。
今月の料理教室は「タイ料理」に挑戦していただきました。メニューは、タイの春巻き、
パッ・タイ(タイの焼きそば)、ヤム・ヴンセン(春雨サラダ)、そしてデザートはニューヨーク
チーズケーキです。
「ほがらか会館」利用者のみなさんはタイ料理は初めてということだったので、ナンプラーを
使った料理が食べれるかどうか心配でしたが、全員がおいしいと残さず食べてくださったので
安心しました。
タイの春巻きは一口サイズで小さいので、巻くのが大変だったようでした。
ピーナッツを上手に潰していただきました。
今回、初めて参加のHさん。進んで作業を手伝ってくださいました。
「早く食べたい!」と催促の声が・・・・
チーズケーキも大好評でした(切り方がいまいちでしたが・・・)。
この笑顔が最高です。
みなさんから、何度も「おいしい!」「幸せ!」と言う言葉を聞いて、とっても嬉しかったです。
また、来月も参加して下さいね。
今日は久しぶりに朝から強い雨が降っていました。
ハウステンボスにお越しのみなさまには申し訳ないのですが、たまにはこんな雨の日も
いいものですね。先日、「アンティークフェア」でお客様からいただいた本を読んでいます。
心温まるエッセイや私の好きな茨木のり子さんの詩なども掲載されていて、読んでいて
おだやかな気分になれました(Nさん、本当にありがとうございました。「桜花まもり」も大切に
つかわさせていただきます)。
本当はこんなにのんびりしている暇はないのですが、実は、私が被っていた帽子を
気に入ってくださった友人たちから、「同じ物を作って欲しい」との注文を受けてしまった
のです。しかも、御代金までいただいてしまった方もいるので、早く作ってさしあげないと
なりません。
でも、先週は疲れがたまっていて家事をするのが精いっぱいで、ぐったりしていました。
Tさん、Eさん、もうしばらくお待ちくださいね。頑張って作りますので・・・・
東京での最後の日、姉と待ち合わせをした池袋の東武デパートで、偶然にも「マザー
ハウス」のお店を見つけ、つい店内へ。
そこで、このアンティークの皮を使ったペン立てを見つけたのです。お値段も5250円と
お手頃なので、連れ合いのプレゼント用にと買いました。
マザーハウスとは、山口絵理子さんという方が20代の若さで起業した会社名ですが
マザーテレサの名前から付けられたとか。数年前に「通販生活」でバッグを購入し、それ
以来ずっと気にかけていて、ぜひ一度お店に行ってみたいと思っていたのです。
店員の笑顔がすてきなコウさん。つい話が弾んでしまい、姉から催促の電話が入ってしまっ
たほど。
旅行用にリュックを購入しようと思っています。
すてきな鞄がたくさんありました。
こちらも男女兼用のポシェットバッグ。連れ合いが気に入ってくれたら買おうと考えています。
少しだけ山口絵里子さんのことを紹介しますと、彼女は小学校時代にいじめにあい不登校に
なり、その反動からか中学校では非行に走ったそうです。しかし、柔道に出会い更生し、猛
勉強をして慶応大学に入学し、大学4年の時に、アメリカの開発銀行でインターンを経験。
その時に「途上国に必要なのは施しではなく、先進国との対等な経済活動だ」という理念を持ち、
起業を決意。そして、バングラデシュの大学院で修士号を取得し、2006年にジュート(麻)を
使った高品質なバッグを現地で生産し始めたとのこと。
私も、タイで山岳民族の子どもたちへの支援活動をしていた経験から同じようなことを考えて
いたので、山口さんの理念には賛同しています。
マザーハウスのお店は、台湾なども含めると15店舗もあるそうですが、もっと多くのみなさん
に知っていただきたいと思っています。
一つ一つ、丁寧に作られた本当に良い品なので、ぜひ一度お店を覗いてみてくださいね。
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山口絵理子さんは本を3冊ほど出しておられるそうで、早速連れ合いがアマゾンで注文した
とのことなので、私も読んでみようと思っています。