蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

人生を振り返る…

2011年05月01日 23時59分58秒 | 日記
今日は、午前中から稽古。
ヒーロー(?)&ヒロイン(?)の稽古だったが
台詞が未だ完全に入っておらず
動きをつけながら、必要事項を伝え進めていく。

午後から集団稽古。
イメージを言葉で伝える困難さを改めて感じつつ
やって見せ、コツを教えながら進める。

マッチがゴールデンウィークで里帰りしたらしく
稽古場に顔を出し

  ゴールデンウィーク中は、稽古に参加します!

とのこと。
道具製作や音響を手伝ってもらえそう♪
助かります♪♪

今年、キッズクラスから青年クラスに移行した中1トリオは
戸惑いながらも、何とか先輩たちについていこうと頑張っている。

みんな一生懸命取り組んでくれているが
要求が高度なこともあり、なかなか思うように進まない。

ああでもない、こうでもないと試行錯誤している真っ只中
一人の見学者が稽古場に顔を出した。
某大学芸術学部2年生Mさんである。

彼女は、学校の課題制作のための下見に訪れたのでした。
課題は「ある男(or女)」というタイトルの10分間映画の製作。
先月、Mさんから

  野外公演を創作する青木さんを撮りたい

と申し出があり、驚きました!

彼女は、何年にも亘り夢幻の舞台を観続けてくれていて

  青木さんの演出力って凄いって、ずっと思っていたんです。

と言ってくれた。

有難いことですよね。

ただ素の自分を撮られるのは少々恥ずかしいかったりします。。
若干考えたけど、劇団や演出家としての私を知って頂く
一つのチャンスだと思い、お請けした次第。

Mさんは、稽古を見学した後、MAにも参加し
私が担当する「日舞」と「表現としての演劇」を体験。
日舞は緊張しつつも、見よう見真似でついてきていたし
演劇のほうも、楽しんでくれたようだった。

  大声出すのって気持ちいいですねぇ~
  日常、あんなに大きな声を出すことがないので新鮮でした!

と、目を輝かしならが話してくれた。

その後、ファミレスに移動し取材を受けた。

「人」がテーマだそうで、私の演劇人生について
聞かれるままに話したんだけど…
改めて自分の人生を振り返って

  濃い人生だよなぁ…

と実感。
Mさんもしきりに

  濃密な人生ですね!

と。

  青木さんの作品はテーマ性があると思ってましたが
  そういうことだったんですね…
  演劇の奥深さも知ることが出来て、更に興味を持ちました。

とも言ってくれた。

私は、久しぶりに自分の人生を省みて
新鮮な気持ちに立ち戻ることが出来た。

  Mさん、長時間お疲れ様でした。

どんなドキュメンタリー映画になるか楽しみです♪

さて…
明日は、JUNK入り前の貴重な作業日。
照明・音響プランを完成させねば!