蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

反省会

2011年05月27日 23時35分27秒 | 日記
今日は、劇団本公演の反省会。

これまでは、青年団員のみの反省会だったが
今回は、キッズも参加。
一番低年齢のユウキ君も三年生になり
振り返って考えることが出来るかな?と。

そして今日は特別にT理事にもご参加頂いた。
厳しいご感想・ご意見を話して頂くために…

まずは、反省すべき要点を記載した用紙を
キッズ・青年別に作成し全員に配布。
全ての項目を全員に記述してもらうことにした。

言葉で反省を語っても、人間ってすぐ忘れちゃうんだよね。
で、同じことを繰り返す…
なので、この反省文をオープンエアシアター用ノートの
一ページ目に貼り付けてもらって
折々に読み返してもらおうというわけ。

これは色々悩んだ末の手法だった。

私にとっては、オープンエアを成功に繋げるための反省会。
あまりにも未熟な部分が多い若きメンバーたちが
無事故でより良い舞台造りを担える団員になるためには…
と、ここ数日考え込んでいた。

  このままでは、事故が起きる…

そんな予感がしてならなかった。

劇団本公演は、表向きには一応成功と言えるかもしれない。
が、私の視点から見ると、危ういことばかりだった。

  舞台に向かう姿勢から見直さないと…

みんなやる気はあるメンバーのはず。
ところが

  何かがおかしい…
  何が邪魔してるんだろう?

一つ一つの出来事を振り返りながら
分析を続けていたが、今日みんなに記述してもらった文書を読んで
その原因がはっきりわかった。

  初めてだから…
  経験が少ないから…

と、半数以上の団員が思っていたのでした。

私は、それを百も承知の上で
劇団本公演の重要度やチケット金額についても話し
真剣に取り組んでもらえるよう促してきたんだが…

もちろん遊び半分で取り組んでいる団員はいなかった。
けど、どこかに甘えがあったんだよね。

この問題点に早く気付けば…
というか気付いて叱咤激励してきたつもりだが
払拭させることが出来なかった…
全て私の責任です…
本当に申し訳ありません…

最後にT理事から耳の痛いお話を頂戴した。
団員がご来場下さったお客様から
伺って来た感想は、どれも温かいものばかりで
T理事の言葉はかなり衝撃的だったことだろう。
が、みんなに目を覚ましてもらうには必要なことだと思い
あえて、ご参加頂いたのでした。

今日の反省会は、私を含め全員が
自分の状態を振り返る良い機会となった。
残念ながら参加出来なかったメンバーが二人ほどいるが
後で文書を提出してもらおうと思っている。

明日から本格的にオープンエアに向けての稽古が始まる。
反省会で気付いたことをしっかりと胆に銘じながら
全員が真剣に取り組んでいけば
きっとより良い舞台をお客様にご提供できるだろう。

今日の気付きを忘れないでね、団員諸君。
私も忘れません。