先日、茅野市まちづくり戦略室の職員の方々に
長野市までご足労いただき、正式に公演のご依頼をいただきました。
ご依頼いただいたのは
~土偶『仮面の女神』国宝指定記念 演劇公演~
です。
今年の初夏頃、打診をいただき、当初は
茅野市で毎年開催されている縄文祭りでの上演で
ご検討いただいていましたが
今年、土偶「縄文のヴィーナ」に続いて
「仮面の女神」が国宝に指定されたことを受け
記念シンポジウムを開催することになり
その記念すべき日に、公演させていただける
運びとなりました。
なぜお声掛けをいただいたかというと…
昨年10月に県庁ピロティ・シアターにて上演させていただいた
「5000年目の夕陽 ~縄文のヴィーナスからの声なき伝言?!~」
という作品をご覧になられた茅野市の県議会議員さんが
とても良かったと仰ってくださり
茅野市で上演したらどうかというお話を
茅野市にしてくださったことがきっかけです。
有難いことですね(T_T)
長野県主催公演ということで、県に纏わる出来事が良いのではないかと
主催の生活文化課A課長さんにご相談したところ
いくつかのエピソードをご紹介いただきました。
その中から、私が一番興味を持った縄文のヴィーナス発掘までの
感動的な出来事を舞台化させていただくことにしました。
ピロティ・シアターは「20分の作品」という縛りがあったため
コメディータッチの短編として提出しました。
今回は、この作品を少し膨らませて
しかも!市民の皆様にもご出演いただき
マルチホールという大きな空間に適した作品に仕上げ
提出したいと考えています。
ご縁からご縁が広がって、市外の公演が実現する…
しかも、私が魅力的だと思っていた茅野市民館マルチホールを
使わせていただけるなんて、夢のような話です。
関係者の皆様に、心より御礼申し上げます!
この講演&公演は、茅野市在住の方だけではなく
全国の方にお越しいただけるシンポジウムだそうです。
ご予定の付きそうな方は、ぜひご来場ください。
5000年前の縄文時代に思いを馳せながら
現代を振り返る良い機会になるのではないかと思います。
土偶「仮面の女神」国宝指定記念事業
Ⅰ 国宝指定記念 演劇公演
■日時 平成26年12月21日(日) 11:00開演
■場所
茅野市民館マルチホール
■劇団 NPO法人劇空間夢幻工房
■演目
「5000年目の夕陽 ~女神たちからの伝言?!~」
■入場無料
Ⅱ 国宝指定記念 シンポジウム及び祝賀会
1 シンポジウム
八ヶ岳の自然が培う豊じょうな縄文の精神
~人はなぜ表現するのか ― 縄文を読み解く~
【概要】
縄文時代の文化遺産や縄文文化の精神性を現代社会の新しい価値に置き換えて
「ひと」をテーマに「まちづくり」にどのように活かしていけるかを考えます。
■日時 平成26年12月21日(日) 13:00~16:30
■場所 茅野市民館マルチホール
■内容
13:00~ 基調講演
講師 近藤 誠一(前文化庁長官)
演題 (未定)
15:00~ パネルディスカッション
コーディネーター 近藤 誠一
パネリスト 原田マハ(小説家)/小林達雄(國學院大學名誉教授)/関口芳史(十日町市長)/柳平千代一(茅野市長)
皆様のご来場をお待ちしています!