蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

オズの稽古からのオープンエア全体稽古

2016年06月26日 15時26分46秒 | 日記
例年だと、オープンエアのシーン割稽古に入る時期なのだが
今年は7/2に芸術館で児童劇公演を予定しているため
今週来週は、児童劇の稽古をするしかなさそうな状況。

再演なので大丈夫…と思っていたが
台本を修正した上に、演出プランも変更
道具の移動をキャストが行い
ダンスも最初から全部作りなおした。

初演時は、トン子役は私、木こりがケンジ
ライオンとオズをガンちゃんが演じた。

今回は、トン子をまゆりん、木こりはケンジ
ライオンとオズをサリアが演じることになった。

木こり役だけは同じだが、二人が新キャスト。
昨年暮れからボチボチ稽古を始めて
ダンスの振り付けは完成していたが
初期段階で、歌とダンスに力を入れ過ぎて
芝居の稽古が後回しになってしまった。

合同公演が2カ月に亘り2回本番があったことと
ゴールデンウィークに小池さんのWS公演に
参加することになり、そちらに時間が取られ
オズの稽古が3月以降、全く出来ない状況に・・・

私のスケジュール組みの問題。

小池さんのWSに私がスタッフとして張り付いたのも
諸々遅れてしまった理由の一つ。

だが、あの経験は今、生きている。
だから、無駄ではなかったし、時間的に厳しくても
やっぱり携われて良かったと思っている。

なので、それを理由にしたくない。

とにかく精一杯時間を費やし、やれることに尽力する!

まずは来週に迫ったオズ公演を成功させる♪

…ただ、時間不足で周知が…

せっかく良い作品なのに、勿体ないな・・・

 


18:00からはオープンエアシアターの稽古。

まずは基礎訓練。
今年もMMT(夢幻マッスルトレーニング)を行い
体幹・リズム感・筋力・体力を鍛えている。


台本の背景等を説明。
 

そして、今日から立ち稽古に突入!


まずは幕開けシーンから。

今年はプロローグが非常に長い。
歴史物のため、出来事が起こる前の前提条件が非常に大切。

映画やTVであれば、テロップや映像で
パッパッと見せていけるだろうけど
芝居はそうはいかない。

それが舞台の面白さであり、苦労な箇所でもある。

だから演劇は面白い!

そう思っていただける舞台を提出したい…

と思いながら、知恵を働かせ、脳をフル回転させて
演出プランの閃きが降りて来るのを待つ――

幕開けシーンの稽古は、みんな楽しそうに取り組んでくれて、ホッ。

大勢の群衆シーンこそがオープンエアシアターの醍醐味。

少人数の芝居なら、小さなスペースで十分。

野外は、どこまでも広がる空があり
空間も隔たりを作りにくい。

だからこそ、大勢のシーンが映えるのだ。

今年も掴みはOKかな~

みんなやる気に満ち溢れている。

あとは私がどこまで引っ張っていけるか・・・

今年もシンガーソングライターのマナブンさんのご出演が決定。
昨年動揺、開演前のミニライブを行ってくださることに。

マナブンさんは、非常に真面目で礼節よく優しい方。

去年も毎週稽古に参加してくださっていたが
今年は昨年以上に出席率が高い。

役どころが昨年よりも重くなったから…
という理由もあるかもしれないが
ご多忙の中、駆けつけてくださるのは本当に有難い。

昨年のオープンエアシアターが終わってから
声楽隊のMiyuさんが、マナブンさんのライブで
コーラスメンバーとして出演するようになった模様。

演劇に限らず、オープンエアに出演することで繋がり
コラボをする機会が増えるのは嬉しいことだ。

確実に輪が広がっている。

オープンエアはやはり継続に値する舞台――