今、実母が心臓の手術を受けている―
実家は千葉県船橋市。
弟夫婦と妹夫婦が実家のそばに住んでいるため
これまで私は安心して演劇活動を行ってきた。
今年の2月の劇団創立20周年記念公演の折には
妹夫婦が母と一緒に観劇に来てくれた。
母の年齢は82歳、9月で83歳になる。
歯医者、整形外科、内科に通院するのが日課。
入れ歯が合わず、いったい何件の歯医者に通ったことか・・・
良い入れ歯をつくってもらえず
昨年は固形物を食べることが出来なくなり
記念公演に来れるかどうか微妙な状況だった。
昨年暮れに完璧とまではいかないまでも
安定剤を使えば何とか食べれる入れ歯をつくってもらえて
体力が若干回復。
公演直前になって妹から
コロナが心配なんだけどー
大丈夫かなー
という相談が!
長野市はまだ感染者が出てないよー
マスクをして、手の消毒に気を付ければ大丈夫じゃない?
こんな舞台、次にいつ創れるかわからないし
可能なら観に来て欲しいなー
と答えたのだが、今考えると恐ろしい💦
母は心臓の病を4つも抱えていたのでした( ;∀;)
狭心症
心筋梗塞
心臓弁の逆流
心臓肥大
知っていたら、絶対に来させなかった。
これまで母から電話で「背中が痛いのよ」と
聞いたことがあり
心臓の検査を受けてみたら?
と言ってみたが、そのたびに母は
心臓なわけないでしょー
心臓は絶対大丈夫!
きっと骨よ骨。
と言って、せっせと整形外科通いをしていた。
観劇に来てくれた時は顔色も良く元気そうで
千秋楽の舞台を観て、とても感動感激してくれて
松代ロイヤルホテルに一泊。
次の日、どうしても我が家に来たいというので
まあるく掃除して、ケンジが手料理をつくってくれて
母はとってもご満悦で・・・
妹のおかげで、親孝行が出来て良かった、と思っていたんだけど
3月下旬に母が電話で
背中が凄く痛くて、思うように動けないの
と心細そうな声で言うので
これは放っておいたらマズイかも・・・
と思ったが、私はコロナ禍で千葉へ行くことができない。
すぐに弟に電話して、病院に連れて行ってくれるように頼んだ。
そして、心臓の血管4本中3本に血栓ができているという診断が!
一番驚いていたのは母。
心臓病だったなんて・・・信じられない・・・
私は
だから早く病院に行くように言ってたのに
と、つい言ってしまった。
皆さん、背中の痛みがある時は心臓病を疑いましょうね(^-^;
4月に入って、母の声色が更に弱弱しくなって
とても心配になり、弟の頼んで
弟の家へ母に行ってもらうことにした。
弟は家を購入する時、母と一緒に住めるようにと
一部屋を用意してくれていた。
けど母は「誰の世話にもならない」の一点ばり。
弟は母をお墓参りや買い物、病院に連れて行ってくれたり
妹も同様、歯医者やご機嫌伺いに母のところに
足を運んでくれていて、「世話にならない」と言いながら
世話になっているんだけどねー
神奈川の弟は、ラーメン店を経営しているため
なかなか時間が取れないが
それでも折々に母に電話してくれたり
一年の2、3回は実家に足を運んでいる。
あ、私、4人兄弟姉妹の長女でしてー💦
うちの母は愛情深い人ではあるが
根っからの苦労人で心配性が裏目に出ることもあり
なかなか難しい気性の持ち主。
なので、同居している弟夫婦と
すれ違うこともしばしばで💦
自粛で予定が未定になった私は
母や弟と電話で連絡を取り合う時間がつくれて
僅かながらも心のケアをすることができ・・・
このまま公演中止が続けば
千葉へ行こうと思っていたけど
にわかに活動再開の兆しが・・・
公演に向けて動き出せば
母の顔を見に帰ることぐらいは可能だけど
お世話をすることは叶わない(^-^;
朝9時から始まった手術には
弟が立ち会ってくれている。
所要時間は4~5時間程度と聞いている。
医師は心臓病の専門医で
皇室の方々の治療もされたことがある方だとか。
先生を信頼して、心から祈る・・・
どうか手術が成功してくれますように・・・
追記
弟から17:30に電話。
母の手術が終了!
成功したと聞き、ホッと胸を撫でおろした。
9:00~17:30 計8時間30分に及ぶ大手術。
手術すべきところがたくさんあって
時間がかかったそうで💦
術後、ICUで母の状態を見た弟が
顔色が良くて安心したと言っていた。
ご担当の先生、助手の先生方、看護師の皆さま
本当にありがとうございました!
退院までお世話になりますが、どうぞよろしくお願いします。
手術室のそばでずっと手術が終わるのを
待っていてくれた弟夫婦に感謝・・・
どうか、このまま順調に回復してくれますように・・・