蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

#演劇は生きる力 #演劇緊急支援

2020年05月20日 23時29分07秒 | 日記

母の手術が無事終わったことを確認してから
怒涛の如くお願いメールを送り始めた。

それは

「演劇は生きる力です。演劇緊急支援プロジェクト」への
署名ご協力のお願いです。

もしこのBlogを読んで

 協力してもいいよー

と言う方は、ぜひお願いします!

実は今日の午後、日本演出者協会の和田喜夫先生から
「演劇緊急支援プロジェクト」への協力要請の
お電話をいただきました。
 
和田先生は、夢幻工房の旗揚げから10年間
台本添削並びに舞台の監修をしていただきながら
市民劇製作のご指導をいただき、大変御恩がある方です。
 
夢幻工房の今年度の事業が複数中止となっていますが
演劇界においては、特に全国の学校に児童劇で巡回公演している劇団は
全ての公演が中止となり非常に逼迫した状況のようです。
 
児童演劇界だけでなく、演劇を生業としている舞台人は
皆さんがお仕事や学校に行っている時間に
役者業や舞台製作業に勤しみ
クオリティの高い舞台芸術を提供しています。
 
ヨーロッパやアメリカでは、小学校教育のひとつに演劇があり
演劇は音楽と美術と並ぶ教科なのです。

そのため欧州や米国の人々は
演劇は人間にとって必要不可欠だという認識を持っています。

しかし、残念ながら日本は未だそのような環境に至らず
演劇に対する理解が低い我が国では
この署名運動も今一つ広がっていかな状況のようです。
 
私自身は随分以前に個人として署名しました。

劇作家協会、演出者協会からこのプロジェクトの
協力要請メールが届いていましたので、本来であれば
私自身も皆さまに協力をお願いすべき立場であると思いつつも
これまで躊躇して情報を拡散をできずにいました。
 
それは・・・
 
コロナ禍により全国民が大変な状況の今
演劇に特化した緊急支援をご依頼するのは
適切なのだろうかと悩んだからです。
もっと大変な人たちがいる、と思ったからです。
更に、演劇=私、私に支援をお願いします!ということになる?
という、何とも自意識過剰な精神状態に陥り
声を出すことが憚られ・・・

なので、FBにて一度シェアをしただけで、あとは沈黙していたのでした。
 
しかしながら、和田先生とお話して
演劇に対する理解が足りない国だからこそ
この署名には意味があると思い改めました。
 
演劇を愛する方、楽しいと思われる方
必要だと思われる方には、是非とも
署名へのご協力をお願いしたいと思っています。
 
下記の趣旨にご賛同いただけるようでしたら
大変お手数ですが、表記のサイトにて
ご署名へのご協力をお願いできますでしょうか。
 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「演劇は生きる力です。演劇緊急支援プロジェクト」へのご署名のお願い
https://www.change.org/p/%E6%94%BF%E5%BA%9C-%E6%BC%94%E5%8A…

●趣旨
新型コロナウイルスの影響で、今、演劇は「未曾有の危機」を迎えています。人が集まることで生まれる芸術でありエンターテイメントである演劇の上演は、政府の自粛要請による劇場の閉鎖や、断腸の思いによる自粛で、中止へと追い込まれています。中止による様々な団体、及び個人の経済的損失は大きく、また全国で多くの鑑賞の機会が失われました。
私たちは、下記のように国、及び地方自治体、民間の企業の皆様に向けて、演劇団体、演劇に関わる全ての人たちへの緊急支援をお願いする要望をまとめ、提出いたします。
この趣旨に演劇人、演劇を愛する全ての人に賛同いただき、その意思を全国に伝えていきたく思います。みなさまの積極的なお力添え、なによりまわりの方々へのお声がけをお願い申し上げます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
締め切りギリギリの投稿でごめんなさい💦

皆さまのご支援ご協力を心よりお願いします!


尚、このサイトでは署名のみを集めています。

ご賛同の際、寄付の案内が表示されますが
これは発信者への寄付ではなく
change.org」の保守管理
運営などに充てられるものです。

誤ってご寄付をしていただいた方が
いらっしゃいましたら
大変申し訳ありません💦

何卒お間違いなきようにお願いします💦

 

PS.前回の署名は個人だったので
 改めて劇団代表として署名しました。


母の手術 自粛でお見舞いにも行けず・・・

2020年05月20日 10時29分21秒 | 日記

今、実母が心臓の手術を受けている―

実家は千葉県船橋市。

弟夫婦と妹夫婦が実家のそばに住んでいるため
これまで私は安心して演劇活動を行ってきた。

今年の2月の劇団創立20周年記念公演の折には
妹夫婦が母と一緒に観劇に来てくれた。

母の年齢は82歳、9月で83歳になる。

歯医者、整形外科、内科に通院するのが日課。

入れ歯が合わず、いったい何件の歯医者に通ったことか・・・
良い入れ歯をつくってもらえず
昨年は固形物を食べることが出来なくなり
記念公演に来れるかどうか微妙な状況だった。

昨年暮れに完璧とまではいかないまでも
安定剤を使えば何とか食べれる入れ歯をつくってもらえて
体力が若干回復。

公演直前になって妹から

 コロナが心配なんだけどー
 大丈夫かなー

という相談が!

 長野市はまだ感染者が出てないよー
 マスクをして、手の消毒に気を付ければ大丈夫じゃない?
 こんな舞台、次にいつ創れるかわからないし
 可能なら観に来て欲しいなー

と答えたのだが、今考えると恐ろしい💦

母は心臓の病を4つも抱えていたのでした( ;∀;)

狭心症
心筋梗塞
心臓弁の逆流
心臓肥大

知っていたら、絶対に来させなかった。

これまで母から電話で「背中が痛いのよ」と
聞いたことがあり

 心臓の検査を受けてみたら?

と言ってみたが、そのたびに母は

 心臓なわけないでしょー
 心臓は絶対大丈夫!
 きっと骨よ骨。

と言って、せっせと整形外科通いをしていた。

観劇に来てくれた時は顔色も良く元気そうで
千秋楽の舞台を観て、とても感動感激してくれて
松代ロイヤルホテルに一泊。

次の日、どうしても我が家に来たいというので
まあるく掃除して、ケンジが手料理をつくってくれて
母はとってもご満悦で・・・

妹のおかげで、親孝行が出来て良かった、と思っていたんだけど
3月下旬に母が電話で

 背中が凄く痛くて、思うように動けないの

と心細そうな声で言うので

 これは放っておいたらマズイかも・・・

と思ったが、私はコロナ禍で千葉へ行くことができない。

すぐに弟に電話して、病院に連れて行ってくれるように頼んだ。

そして、心臓の血管4本中3本に血栓ができているという診断が!

一番驚いていたのは母。

 心臓病だったなんて・・・信じられない・・・

私は

 だから早く病院に行くように言ってたのに

と、つい言ってしまった。

 

皆さん、背中の痛みがある時は心臓病を疑いましょうね(^-^;

4月に入って、母の声色が更に弱弱しくなって
とても心配になり、弟の頼んで
弟の家へ母に行ってもらうことにした。

弟は家を購入する時、母と一緒に住めるようにと
一部屋を用意してくれていた。

けど母は「誰の世話にもならない」の一点ばり。

弟は母をお墓参りや買い物、病院に連れて行ってくれたり
妹も同様、歯医者やご機嫌伺いに母のところに
足を運んでくれていて、「世話にならない」と言いながら
世話になっているんだけどねー

神奈川の弟は、ラーメン店を経営しているため
なかなか時間が取れないが
それでも折々に母に電話してくれたり
一年の2、3回は実家に足を運んでいる。

あ、私、4人兄弟姉妹の長女でしてー💦

うちの母は愛情深い人ではあるが
根っからの苦労人で心配性が裏目に出ることもあり
なかなか難しい気性の持ち主。

なので、同居している弟夫婦と
すれ違うこともしばしばで💦

自粛で予定が未定になった私は
母や弟と電話で連絡を取り合う時間がつくれて
僅かながらも心のケアをすることができ・・・

このまま公演中止が続けば
千葉へ行こうと思っていたけど
にわかに活動再開の兆しが・・・

公演に向けて動き出せば
母の顔を見に帰ることぐらいは可能だけど
お世話をすることは叶わない(^-^;

朝9時から始まった手術には
弟が立ち会ってくれている。

所要時間は4~5時間程度と聞いている。

医師は心臓病の専門医で
皇室の方々の治療もされたことがある方だとか。

先生を信頼して、心から祈る・・・

どうか手術が成功してくれますように・・・


追記

弟から17:30に電話。

母の手術が終了!
成功したと聞き、ホッと胸を撫でおろした。
9:00~17:30 計8時間30分に及ぶ大手術。
手術すべきところがたくさんあって
時間がかかったそうで💦

術後、ICUで母の状態を見た弟が
顔色が良くて安心したと言っていた。

ご担当の先生、助手の先生方、看護師の皆さま
本当にありがとうございました!

退院までお世話になりますが、どうぞよろしくお願いします。

手術室のそばでずっと手術が終わるのを
待っていてくれた弟夫婦に感謝・・・

どうか、このまま順調に回復してくれますように・・・