蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

母のお見舞い&父のお墓参り

2020年07月11日 23時16分07秒 | 日記

各地で豪雨による大災害が起きている・・・

お亡くなりになられた方々のご冥福を
心よりお祈り申し上げます・・・

長野県内も犀川や千曲川が増水し
千曲川流域では台風19号に続き
畑が浸水する被害も起きている。

被災された皆様にお見舞いを申し上げると共に
一日も早く平穏な生活に戻られますようお祈り申し上げます・・・

 

豪雨の状況が気になりつつも
7/9-10の3日間
5月に心臓手術を受けた母のお見舞いと
父のお墓参りに行ってきた。

7/11から小布施町で開催される北斎ホールシアター2020が始動する。

舞台が始まると容易に動きが取れなくなるはいつものこと。

なので、どうしてもその前に母のお見舞いにだけは行きたかった。

コロナ禍の影響がなければ調子が悪くなった母を見舞いに
5月に一度実家へ行く予定だった。

万が一舞台が流れれば、実家に長期滞在して
母の介護をすることも視野に入れていたが
舞台が始動すれば、長期間留守にすることはできない。

術後の母の容態は思わしくなく・・・

と言っても命にかかわる状況ではないが
先月下旬に心不全で再入院したこともあり
忙しくなる前に、どうしても母の顔を見たかった。

それと・・・

父のお墓にも一年近くご無沙汰で・・・

舞台の関係で、命日、お彼岸、お盆という時期に
行くことはできず、それでも
実家に訪れるたびにお参りに行くよう心掛けている。

さらに今回は、長男夫婦の出産前の陣中見舞いに
足をのばすことにした。

元々かなりハードなスケジュールだった上に
母の介護支援認定を受けるための相談をいれたものだから
非常にタイトなスケジュールになってしまった(^-^;

今、弟夫婦が母の世話をしてくれている。

弟は設計士で、自宅が事務所のため
仕事を調整して病院の通院や
歯医者、整形外科の通院に付き添ってくれているが
長期になってきたため、仕事がはかどらず
精神的負担がのしかかってきているようだ💦

それと、どこの家にもある嫁姑問題もあるようで💦

近くに妹夫婦が住んでいるが
共働き世帯のため、今の母の状態では
心配で預かってもらうことはできない。

もう少し自立できるようになれば
妹夫婦の家に移ってもらうことも考えている。

どちらにしても、介護認定を受けることができれば
介護サービスを受けることが可能になり
弟妹の負担が軽くなるはず・・・

弟は今、母の世話で手一杯で
包括センターへ相談にいく余裕がなく
妹は休日のたびに実家の改造に通ってくれているため
弟と同じく余裕がない。

実家の改造は、母の病気が回復して
再び一人暮らしが出来るようになった時
母が暮らしやすいように・・・と
断捨離で家全体をスッキリさせ
スムーズな動線を確保するのが目的。

弟妹ばかりに負担を負わせているのが心苦しく
私ができることは・・・と考えて
包括センターに行くことにした。

それ以外に今私にできるのは
母に電話すること。
弟妹の話を聞くこと。

・・・・・・・・・・・・・・・・

移動は自家用車。

コロナ感染者が増加中だから
公共交通機関を使うのは避けたいので
次男に運転を頼み、二人でお見舞いに行ってきた。

初日はお墓参りをして妹邸に宿泊。

妹の旦那様も加わりみんなで
楽しいひと時を過ごした。

次の日は、妹と一緒に包括センターへ。

介護保険についての説明を受け
認定を受けるために必要書類をいただく。

説明に時間がかかり、予定時間超過💦

弟邸に向かう途中、新鮮市場でお刺身を大量に購入。

弟の家に到着後、次男・ケンジが刺身の盛り合わせをつくってくれた。

実はうちの次男は料理男子でして(笑)

「おいしい!」と言って食べる母を見れて嬉しかったヾ(@⌒ー⌒@)ノ

ケンジ、ありがとーっ💛

母は思ったより元気そうで一安心!

足の静脈を、心臓の血管に移植したそうで
足の付け根から足首まで長い傷跡があって驚いた。

しかも両足💦

こりゃ痛いわけだ。

それでも、ゆっくり歩けるようになっていて
一緒にお散歩もできたよー(^^♪

心配していた心不全も処置が早かったため
大事に至らず、本当に良かった。

弟夫婦にただただ感謝m(__)m

もっとゆっくり話したかったけど
母を疲れさせてしまう可能性があるので
夕方早めに退散することに。

母はいつもどおり、玄関先まで出て来て
車が見えなくなるまで見送ってくれた・・・

次はいつ会えるかな・・・

できれば来月も・・・と思うが
舞台の進行状況次第かな💦

40代までは自分で遠距離運転もしてたけど
今は目疲れがひどいので一人で実家に行くとすれば
公共交通機関を使うしか方法がない。

が、このコロナ禍では・・・ね。

コロナを運搬することになったら
それこそ大変だ💦

コロナパンデミックが落ち着いたら
また母の様子を見に行こう。

次に向かったは長男夫婦の家。

大きなおなかをしたお嫁さんの千佳ちゃんも出迎えてくれた。

ここでも料理男子・ケンジが腕を振るって
エビチリ、ハンバーグ、きのこサラダをつくってくれた。

ご飯を食べながら久しぶりにゆっくり
遅い時間まで語り合った。

次の日は10:00から青木兄弟で行っている
オンライン「家ジム」を行い・・・

これです!☟

毎週土曜日の午前中、二人で始めたオンライン・ワークショップ。

今回で10回目♪

オンラインなので全国どこからでも参加可能♪
ご興味ある方はご連絡くださいねー

その後、一昨年亡くなられた千佳ちゃんのお父様のお墓参りへ。

ずっと気になっていたけど、お墓が遠いため
なかなか足をのばすことができず
今回ようやくお参りすることができた。

お参りは大勢で参上。

長男夫婦、千佳ちゃんのお母さんと姪っ子2人、ケンジと私

お父さん、母子ともに無事出産を終えられるよう見守っていてください・・・

予定日は8月上旬。

私もついにお祖母ちゃん(*^^*)

ワクワクドキドキ~~
楽しみです❣

18:00頃、長野に帰還。

すぐに準備して稽古場へ向かう。

キッズ稽古には遅刻してしまったけど
時間内には到着できてホッ。

キッズたちにお土産を配布~~

研修生クラスは通常通り行った。

 

ケンジ、3日間本当にお疲れさまm(__)m

とてもとても助かったよー

心から感謝!

 

ひとまず、やるべきことを何とか
無事終えることが出来てよかった。

明日は、北斎ホールシアター2020の
キックオフ会&第1回ワークショップ‼

コロナ感染症と向き合いながら
みんなが「参加して良かった」と思えるよう
気合を入れて取り組んでいこう❣


長野県内も大雨特別警報が・・・

2020年07月08日 09時30分18秒 | 日記

凄い雨・・・

長野県内に大雨特別警報が出された。

南信木曽地方が心配だ。

松本市・安曇野市も危うい状況💦

長野市内に流れる犀川のライブ映像を確認したところ
水量がかなり上昇している。

昨年10月の台風19号災害の時を思い出し
想定外のことが起きる想定をしておかねば・・・と
気を引き締める。

昨日のニュースで熊本市にて被災された方が

 球磨川が氾濫するなんて想定外・・・

と仰っていた。

昨年10月に長野を襲った台風19号災害の時も同じだった。

「想定外のことが起きる可能性を想像する」

災害対応にも想像力が必要なんだよね。

既に九州始め各地で大きな災害が発生している。

台風と異なるのは風がそれほど強くないこと・・・

そのため前線の動きが遅く長時間の大雨となり
大災害を引き起こしいる・・・と思ったら
飯田の映像を見たら、強風が吹いていた💦

長野市は殆ど風はなかった・・・

天候が地域によって全然違って恐ろしい。

この梅雨前線が一刻も早く日本列島から
遠ざかってくれますように・・・

危険区域の方々のご無事を心から祈ります。

 

昨日の夜は稽古場でミーティング。

衣装製作手順をみんなで再確認。

今年度から衣装チーフがマユリンからサリアに代わり
サリアがデザイナーやパタンナーへの連絡担当となった。

既にデザイナーのヤマモトさんには発注済みで
デザインが上がってきている。

今回も面白くて素敵なデザイン♪

ヤマモトさん、ありがとうございますm(__)m

現在着色に入っていて、デザイン完成は木曜日予定。

デザインをそのままパタンナーに発注するならラクだけど
夢幻の場合は予算削減とパタンナーの仕事量を減らすべく
発注前に、作らずに済む衣装と
作る衣装の選別を行うことにしている。

このひと手間が結構大変なんだけど
これまでマユリンが一手に引き受けてくれていた。

感謝!

サリアは初めての衣装担当なので
イメージを掴めるように
仕事の内容を一つずつ丁寧に確認していく。

パタンナーは、チヨさんと北村さん

毎公演ご協力いただき、ありがとうございますm(__)m

パターン(型紙)製作は点数によるけど
2週間程度欲しいとのこと。

生地裁断は7/26の予定なので逆算すると
今週中に発注する必要がある。

因みに7/26(日)は一日かけて製作会議を行うことになっている。

演出・大道具・小道具・衣装・当日受付を担当するスタッフが
一堂に会して、公演の流れと、製作物の製作手順や締切等を確認し
全員で共有しようという、夢幻初の試み。

これまでは私が総司令官的な役割で
担当チーフと連携を取りながら進めてきたが
担当外の製作状況などの仕事の流れがわからず
遅れているチームがあっても
本当にヤバイっ!とならない限りで
「HELP」情報が流れてこなくて
本番直前までアタフタ💦なんてことも💦

これを改善するには「情報の共有」が大事!

ということになって、製作会議を行うことにした。

しかも、今、マユリンのご実家の会社が
コロナ禍で多大な影響を受け大変な状況。

なので、マユリンは仕事が落ち着くまで
そちらに集中しなければならない。

大変なときは皆で助け合い、難局を乗り越えていく。

それが「仲間」だよねー

今までマユリンが抱えていた仕事を
衣装系はサリアが、事務系はケンジとリカちゃんがサポート。

こうした取り組みが上手く回り出せば
環境は改善されていく・・・はず!

このスケジュールは、昨年の野外劇終演後の反省会で
練りに練って「これなら行ける!」というところまで
綿密に計画を立てたんだけどね。

コロナ禍で、スケジュールが大幅に狂い
諸事情で手順も後先になったりして
かなり困った状況だけど
何とか当初の計画に近づけようと
今、みんなで調整しているところ。

7/26(日)に予定している台本の本読みまでに
正常なスケジュールに取り戻すことができれば
これまで以上にスムーズに進行できる。

予定はあくまでも予定で
アクシデントがあれば狂って当然。

そこでイラついたり慌てることなく
しなやかに対応しながら速やかに修正し
あるいは新たな企画を打ち出せるようになりたい。

今週日曜日から北斎ホールシアター2020が正式始動となる。

 

気合を入れて取り組んでいこう!

 

Blogを綴っていたら、雨が小降りになって
空が明るくなってきた。

思わずホッとした自分に対して、カツ!を入れる。

気を緩めることなく、天候の変化に対応しなければ💦

先程から安否を気遣うラインやメールが届いている。

ご心配くださっている皆さま、誠にありがとうございます!

今のところ我が家の周辺は大丈夫そうですが
今後の動向に注意していきたいと思います。

温かいお心遣いに心から感謝いたしますm(__)m


久しぶりの“就職支援講座” in 中野地域職業訓練センター

2020年07月07日 18時10分32秒 | 日記

今日は朝から中野市へ♪

久しぶりに職業訓練センター講師として
就職支援講座を行ってきた。

サポート講師は劇団員・ケンジ。

今回は「介護士・パソコン基礎科」

介護士もパソコンができたほうが就職しやすいようで。

私が担当する就職支援講座の内容は

・演劇ワーク&グループワークによるコミュニケーション力向上
・身体を動かしながらの表現力向上
・ストレッチ、呼吸法、筋トレによる健康な身体づくり
・発声、滑舌による言葉の伝達力向上
・自己肯定力の向上

午前中は入校式で午後から早速最初の授業。

この最初の授業は私の就職支援講座と決まっている。

まずはアイスブレイクで
皆さんの緊張を解きほぐし
発言しやすい環境をつくっていく。

で、ディスカッション&レクチャーしながら
この講座の目的をご理解いただいていく。

子どもと違って大人は
これから行うワークの必要性を知ってから
取り組んでいただいたほうが
前向きに取り組める確率が高い。

身体を動かす前にも
柔軟性や筋力の必要性をご理解いただき
その後、ストレッチや筋トレを行っていく。

インプロ系のゲームの締めくくりは
お互いに名前を呼び合う「名前リレー」

まずはここでの呼び名を決めていただき
イザ、スタート‼

このゲーム、ほんの数分でその場にいる全員の名前を
覚えることができちゃう優れモノ♪

この講座ではニックネームで呼び合うのが
恒例となっていて、これがまた好評なのだ。

この職業訓練は3か月間
同じ仲間と助け合いながら
修了試験の合格を目指す。

受講生の皆さんは短期間ながらも
再び学生体験ができる貴重な機会。

ニックネームで呼び合うとねー
不思議なもので距離感が近くなるのだ(^^♪

なので!

ここで知り合った受講生同士のつながりは
自ずと強く深くなっていく。

他の先生方から

 青木先生の講座が一番最初にあると
 その後の講義がとてもやりやすい

と仰っていただいてまする~💛

私にとってもワークの効果を実感できる
貴重な講座の一つだ。

休憩時間にお一人の方に感想を聞いたところ

 授業も新鮮だし、社会にまつわる内容で刺激的です

と。

いつもと異なる刺激を受けていただきながら
視野を広げて、自己肯定感を高めていただけるといいなー

目標や夢についてみんなでディスカッションして
目標を持つ大切さと必要性を語り合った。

最後に自己分析シートの説明をして初日終了!

このシートに記入することで
今までの環境や出来事を振り返っていただくのが目的。

大切なのは現状把握。

そして目標と照らし合わせて
手法を明確にしてチャレンジ。

3か月後、チャレンジした結果を振り返り
また目標に向かって手法を修正して挑んでいく。

これを繰り返せば、きっと目標に到達できるし
夢も叶えることができる・・・はず!

私自身、今もこれを繰り返している。

繰り返しているとね
原点(夢・目標)がぶれないし
忘れることもないんだよねー

これホントに効果があるので
ぜひチャレンジしてみてください♪


「佐々成政おもてなし武将隊」動画製作の途中経過

2020年07月06日 17時58分05秒 | 日記

長崎県、佐賀県、福岡県に大雨特別警報発令!

TVで恐ろしい濁流映像が流れるたびに
胸が苦しくなる。

実際の恐怖は計り知れない。

水曜日まで雨が降り続く模様・・・

ニュースで「命を守る行動」が繰り返し呼びかけられている。

どうかこれ以上、被害が拡大しませんように・・・

特別警報発令地域の皆さまのご無事を心から祈ります。

 

長野県南部にも大雨警報が出されている。
周辺地域の皆さま、くれぐれもお気をつけて💦

 

土曜日はキッズ&研修生の稽古。

キッズクラスは基礎レッスン後
2グループに分かれて
童謡「ピクニック」の振り付けを考案し
歌いながら発表♪

 

  

もっと面白くなりそうなので、来週も続けよう。

研修生クラスはショート・コメディの稽古。

まずは各自の目標をホワイトボードに記載し
その目標クリアを目指して稽古に臨む。

25分前後の作品だが
5分程度のシーンを動画撮影して
みんなで動画を見ながら検証。

演じ手の違和感、観客の違和感を洗い出し
その理由を明確にしていく。

ぼんやりとした違和感の輪郭がはっきりしてきた。

自分の演技を自分で見て検証するというのは
なかなか難しいことかもしれないけど
客観的な目を持つには効果的かもねー

なので、暫くこの実験を継続予定。

昨日、昼間は台本執筆作業。

夕方からはMAにて参加者のサポート。

 

一限目 HIPHOP

二限目 殺陣アクション

三限目 演劇表現

公民館でのMAが再開されてから
時間を短縮したことにより
キッズが大勢参加するようになった。

小学生のうちから様々な表現を体験できるキッズたちは幸せだなー

キッズの送迎をしてくださる保護者の皆さんにも

 一緒に身体を動かしませんか?

と誘ったところ、先週のバレエと声楽は
大勢のお母様方が参加💛

 

 

昨日もお母さんを誘ったけど

 HIPHOPは難しくて・・・

というので、私がわかる範囲でお手伝いしたところ
少し出来るようになって、とっても嬉しそうだった。

ちょっとした体の使い方のコツがわかると
無駄な力を入れずに動けるものなんだよねー

けど、私も以前出来たステップが軽やかに出来ず💦

原因は明らかな筋力低下💦

コロナ禍で自宅にいることが多かったせいだね。

これ以上、筋力が落ちないように気を付けよう(^-^;

 

今日は「佐々成政おもてなし武将隊」の
動画に加える音響編集作業。

ずっと気になりつつ、後回しになっていた💦

録音したセリフを修正しつつ
バックミュージック、効果音を入れていく。

なんだかんだで3時間経過・・・

もっと速くできるようになりたいものだ(^-^;

演舞映像はケンジに編集を頼み
ほぼ出来上がっている。

来週には公開できるかなー

どうぞ楽しみにしていてください💛

下記をクリックすると、大町市観光課の武将隊HPに飛びます♪

◎佐々成政おもてなし武将隊

◎キャスト紹介

よろしければ、覗いてみてねヾ(@⌒ー⌒@)ノ


オンライン開催!『演劇大学 in 徳島』‼

2020年07月05日 11時40分50秒 | 日記

昨日発生した熊本県球磨川の氾濫は大災害となった・・・

行方不明の方々が一刻も早く発見されることを祈ると共に
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします・・・

被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます・・・

 

堤防が決壊した箇所もあるようだ。

TVで流れる映像を見るたびに
昨年10月に長野県を襲った千曲川決壊を思い出す( ;∀;)

大自然の脅威に対して人間は非力だ・・・

けど、自然の恵みのおかげで私たちは生きている・・・

環境問題のみならず、脅威との対峙を含め
自然との共生を考えていく必要がある。

自然発生したウイルスに対しても同じだよね。

人工的につくったウイルスならば大問題・・・

細菌兵器、原爆は人間が生み出した世にも実に恐ろしいシロモノだ💦

人間の知能をどこに使うべきか・・・

大自然の営みに即した生き方を問われている気がするな・・・

 

今朝、私が所属する日本演出者協会から

 『演劇大学 in 徳島』

のチラシと情報が届いた。

 

今回はコロナ禍によりオンライン開催となる。

最初は

 オンラインで演劇大学??

と、驚いたんだよね。

演劇の良さが伝わるのかなーとも思ったし💦

けど内容を見て、委員の皆さんの工夫が伝わって来た!

戯曲や演出手法関連の講座はオンラインでも可能だし
ダンスやインプロは今、盛んにオンラインで行われている。

それにオンラインなら遠方でも参加できる♪

皆さん、ぜひぜひ参加してみてください❣

生活する上で役に立つ何らかのヒントを
発見できるかもしれません♪♪

こんな時だからこそ「演劇の生きる力」が
大勢の方に波及する演劇大学となりますように💛

 

で、実は私も、講座の一つに参加することになりまして。

J シンポジウム 演劇大学座談会[W]

 8月9日(日)19:30~21:00

演出者協会員の長野県人として登壇させていただきます。

ご予定が付きそうな方は覗いてみてくださいねー

 

私、演劇大学とは大きなご縁があるんです。

ちょうど私が病気で劇団を休んでいた時(20数年間)
長野県飯田市「演劇大学」が開催され
暇だった私はこの企画に飛びついて(笑)

この時、現事務局長で前理事長の和田喜夫先生と
偶然じっくりお話する機会があって
そのおかげで顔と名前を憶えていただいて

その後、積極的に先生にアプローチして

台本執筆のご指導や、野外劇の創作方法
演出方法を学ばせていただくことが出来た。

演出者協会に入会できのも和田先生のおかげ。
当時は(今も?)協会員の推薦がないと
入会できなかったので。

現在も継続しているMAプログラムについても
和田先生や他の演出家の方の話からヒントを得て
その方向性を模索した記憶がある。

〇海外の教育課程には演劇があるが、日本にはない。
 あるのは音楽と美術。

なぜ日本にはないんだろう?

演劇教育の影響について自分なりに勉強して
「演劇と表現」という論文を作成した。

その後、創作活動を続けるうちに

 日本政府は演劇に恐れを抱いているんじゃないか・・・

と思うようになった。

戦時統制時に捕縛された人や
戦後の左翼運動にかかわった人の中に演劇人も多く
また日本の政治についてNGや疑問を投げかける
社会派と呼ばれる舞台をつくるのも演劇人だから。

より明確になったは「あさま山荘事件」を題材にした舞台を製作した時。

安保問題から発展した学生運動、労働運動の末
学生たちが引き起こしたこの事件は
日本中を震撼させたという。(197年2月)

当時小学生だった私は、白黒TVに移った映像を見たかもしれないが
それよりもベトナム戦争のほうが激しく記憶に残っている。

この事件を取り上げようと思ったきっかけは
9.11の米国同時多発テロ事件だった。

なぜ人は、他人や他国を恨み憎しみ
破壊、殺戮をしようとするのか・・・

祖国や我が家族が理不尽な殺戮に遭遇すれば
誰だって恨みや憎しみを抱くに違いない。

 目には目を、歯に歯を

復讐の心がテロリストを生み出すのだ。

日本で起きたテロ事件は・・・と探して発見したのが
連合赤軍による「あさま山荘事件」だった。

実際に起きた事件なので、当事者だった方々に
ヒアリングを行いたいと思ったが
なんの取っ掛かりもなかったので、ひとまず
この事件にかかわる本を総ざらい。

その中で、一番心に響いた本を選び
出版社から著者の連絡先を導き出してメールを送った。

有難いことにすぐにお返事をいただき
それから後は・・・

マジすごかった💦

普通に生活していたら絶対に縁することがない方々に
お会いすることが叶い、生々しい声をお聞きすることができたのだ。

でね・・・

もう20年も前のことだから時効だよね。

実はその時、どうやら公安にマークされていたらしい。

後から知った私は、驚いたのなんのって💦

私はただ事件の真相が知りたくて調査しただけなのに・・・
元赤軍のリーダーS氏にお会いしたことが原因だったらしい。
その方はもうお亡くなりになられたが・・・

国家に物申すつもりではなく
人間としての在り方や生き方を描く作品をつくりたくて
現代人への問いかけとして選んだ題材だった。

これも「歴史から学ぶ」ことの一つだよね。

あーこういうことをするから演劇は睨まれるのか・・・

と、思った。

けど、S氏はとても気さくで面白い方だった。

そしてずっと事件の責任を抱え
悩み苦しみ、のた打ち回りながら
自分が生きるべき道を模索していた。

私がお会いした時には
人間のあるべき姿は古代から学ぶべきとか
「自然との共生」という言葉を聞いた記憶があるが・・・

曖昧な記憶でごめんなさい💦

 

もしかしたら国は

 反権力人間の育成=演劇教育

↑ こんな図式があったのかもしれない。

けど、様々な価値観があっていいはずだよね。
その上で、議論を重ね、最善を探し出す。

暴力に走ることなく!

・・・・・・

ただ、現代でも世界をみると

 反権力=暴動

と、なりがち。

そこには国家に対する民衆の強い不満と
民衆の声に耳を傾けない国家がある。

これも、コミュニケーション不全の一つなのか・・・

現代において問題とされているのが
コミュニケーション不全。

私は劇団旗揚げ当初から長野市や長野県に対して
演劇教育の必要性を訴えてきたが成果に至らず・・・

ようやく今、平田オリザ氏や多くの諸先輩のおかげで
演劇の生きる力=コミュニケーション力として
じわじわと演劇が教育現場に取り入れられつつある。

「好奇心」「知る」「考える」「伝える」「受け取る」

これらを養うことができるのが演劇なのだ。

演劇の効用と言ってもいい。

ただ舞台づくりの過程には
更に「生きる力」を育む要素があると私は思っている。

長くなったので、これはまた別の機会に・・・