調子に乗って、連続で「モダンタイムズ」ネタです。
「下野市下古山三角畑前」としか書いていないので、ちょっと心配だったのですが、ちょうど石橋と鹿沼に用事があったのでお昼に寄ってきました。
これがなかなかレトロなお店でして、30～35年前にタイムスリップしたようなお店でした。
店の表はこんな感じです。
元々酒屋さんでお店の右半分が酒屋さんになっています。
左のそばの登り旗がなかったら分かりませんでした。
入るのにかなり躊躇してしまいそうなお店です。
暖簾をくぐると、「日本一 まずい そば屋」と書いた紙が貼ってあります。
うぅ～ん、、、やっぱりヤバイお店に入り込んでしまったかも、、、
店のご主人に聞くと、お客さんが貼っていったんだと笑っています。
「日本一 まずい そば屋」の張り紙の脇はレトロなラヂオ。
何と、しっかり受信をしてラヂオ放送をこなしています。
お店の中に入った途端、30年前にワープしました。
右の棚をみると「カネゴン」登場。
なかなかレアな空間です。
子供の頃「ウルトラＱ」よく見ました。
何ともいえません。
テーブルはたった２つです。
しかも、２人用と４人用で６人入ったらもう一杯です。
蓄音機や白黒ＴＶ、酒屋さんですので古いビールのポスター等懐かしいものに囲まれたかなり怪しい空間です。
もともとそば屋の倉庫だったところをいろんな人が集まるようになったので、少しずつお店になったそうです。
何とご主人は、先週の土日に栃木の「油伝」さんでやった蓄音機コンサートの第１回目で蓄音機を鳴らしたその人だそうです。
月光仮面のおじさんがいます。
何と、懐かしいＥＰ盤。
こんなところに置いておいたら、持って行かれてしまうのではないかと心配してしまいます。
懐かしい、、、
「平凡パンチ」がテーブルの上にさり気なく置いてあります。
やるな、親父。
あの頃「平凡パンチ」を読んでいた若者は不良少年と言われていました。
今のように大っぴらに読めるような本ではなかったのですが、今見ると、どこが？？？と言う感じですね。
そば屋さんであることをすっかり忘れてしまいました。
とりあえず、大盛りそばをお願いしました。
箸は黒竹、箸入れの袋には黒竹の楊子もセットされています。
「日本一まずいそば」です。
私はもっとまずいそばを知っていますので、日本一ではなさそうです。
そばの香りがする美味しいそばです。
個人的にはもう少し固ゆでの方がお好みです。
ごちそうさまでした！
レトロな空間で食べるおそばは何とも不思議な体験でした。
「三角畑」は自分で探して下さい。
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