いつか風がみていた・・・(フレディ・Mの日記)

自転車とオートバイで遠くへ・・・。

SR400という工芸品

2021年02月21日 04時44分44秒 | オートバイ
その記事を新聞で見た1月の朝は衝撃的だった


昔から好きだったオートバイが生産終了してしまうというのだ。



すぐさまその日の朝になじみのオートバイ屋に電話を入れた。
「ねぇ、Mさん(オートバイ屋の店長)のところでSR400買いたいんだけど、
 ファイナルエディションリミテッド買えない?すぐ注文してよ!」
と言ったら、
「フレディさん、昔はなんでも取り寄せて売れたんですけど、
 今は特約店しか販売出来なくなってしまったんですよ。各メーカーがそういうふうにしてしまったんです」
「YAMAHAだとあそことあそこの2店舗だけしか県内にはないですね、
 紹介はしますからそこで相談してみてください」と言うのだ


私が今の250ccを新車で買ったのが15年前、今の世の中はそんなふうになってしまっていたのか?
昔なじみのオートバイ屋で買いたかったのに、なんとも残念。。。


そののち調べたら、ファイナルエディションはその2店舗でも取り扱いがあるが、
特別仕様車のリミテッドは県内に取り扱う店が無いという。
一番近いところでも野々市か大津まで行かないといけないというのだ
これでは益々オートバイが売れなくなるのでは?というようなシステムなのでは???


それでも諦めきれずなんとか調べたら、
時すでに遅し、野々市のお店ではもうリミテッドは完売と
石川県の割り当て台数が10台のみですでに全部予約が入っているという。
オートバイ雑誌なんか見る事もないし、まさかそんな事態になるとは思ってもいなかったが、
生産終了の情報はマニアには早い時期に流れていたらしい。
そりゃ、全国限定1,000台ならすぐ売れるよねぇ~



手に入らないとなると余計に欲しくなるもので、
そんなことならもっと早くに買っておけばよかったと後悔しきり。
世の中の流れを見ると、いずれ遠い将来にはガソリンエンジンを積んだオートバイは、
買うことも見る事も出来なくなるのでは?
被害妄想かもしれないがそう考えると余計に手元に置いておきたいものだ。
あまり期待もせずに中古バイク専門店をふらりと見に行ったら、
たまたま程度の非常に良い一品がそこにあった


わずか2,600kmしか走っていない2019年式のSR400、
転倒キズもサビもまったくない超絶美品
これはもう持ち帰るしかない(笑)


そして待つこと数週間、
登録手続きを終えたSRが我が家にやってきた






美しい、実に美しい。
これは日本が誇るべき工業製品、いやむしろ工芸品だ


しかし、2輪車のなんと多いことか。
オートバイだけでもCB-50・XR-250BajaそしてこのSR400
それに自転車も・・・。

こうなってくると、年寄りが盆栽やら骨董品を収集するのとなんら変わらないですね・・・
 
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