じゃ~ん!! Swatchアイロニーですが~
先日来の甥っ子の結婚式にはめて行く為に電池交換をしたばっかりのSwatchが、
こともあろうに革ベルトが切れかかってしまい、
なんとも残念な姿になった事に、いささかもったいない感じがしたので、
なんとか修理が出来ない事かと考え込んだ師走のヒトトキでゴザイマシタ・・・
だって電池代がもったいないんだもん
仕事帰りに町のとある時計屋さんに持ち込み相談したところ、
「すおっちなんか使い捨てみたいなものだから交換ベルトなんて出ていないヨ!」
っと言われてしまった・・・
おまけに店内にあるホコリをかぶったようなジジむさい黒とかコゲ茶革のベルト(定価7,000円位)を出してきて、
合うヤツをテキトーに付けましょうか?と・・・
「すおっちはベルトの取り付け部にキザミがあるからちょっと改造しないと付かないけど、
出来ない事ではないヨ ま、ちょっと手間がかかるけどね~ げへへへ」
っとその時計屋さんのオヤジはタバコのヤニで黄ばんだ歯を剥き出しにして、
思い出したように営業スマイルを表現した・・・
最初に「すおっちなんか・・・」と客の時計を見下したような言い方をした割には、
なんとか店の在庫ベルトを買ってもらおうとする姿勢が垣間見られたような気がする~
おそらく工賃含めると10,000円以上ぼったくられそうだったので丁重にお断りし、
帰宅後ネットで探してみた~
すると「MORELLATO」というところからSwatch用の交換ベルトが出ているではないか
さっそくポチっとお買い上げ~
・・・で、数日後品物到着
ベルトの脱着の説明書と専用工具も付いて到着したその品物(約3,000円)は、
簡単に出来るのかと思いきや
Swatchのベルトはちょっと普通の腕時計とは違~う
なんと! 取り付けのピンは通常のスプリングピンではなく、
ただのロッド棒がつっこんであるだけだった
(奥の棒)
どうやらそれはベルトの中に入っている樹脂パイプと両脇の金属部分の抵抗だけで止まっているだけのようだ・・・
(茶色っぽいヤツ。奥は取り外すのに削り取ったパイプのクズ)
どうやっても取れないので、切り開いて樹脂パイプも削り取る
ロッド棒は工具で押しても取れないので、プラスチックハンマーで打ち抜く
ようやく切れかかった古いベルトを外せたものの、
ちゃんと「Swatch用」となっていたにも関わらず、
20mmの幅はおおよそ合っているものの、Swatch特有の切り込みの位置がちょっと合わない・・・
(約1.0mm位ずれています)
ま、皮製品だからそこはソレで、無理やり突っ込みましたが、
今度はロッド棒が通る所まで届かない・・・
いくら強引に押してもムリなので、又の部分をリューターで削りふたたび装着
完成~
(最初の写真)
純正ベルトの金具部分には「Swatch」のロゴが入っていたのだが、
コレはロゴ無し
ま、新品ベルトでまだまだこれからも使えるようになったので、
そこんところはどうでもいいのですが~
それにしても所有している腕時計がデジタルばかりで、
まともなフォーマル用がSwatchだけというのも・・・。
次はマラソン用のGPS腕時計も欲しいしなぁ~
・・・ぶつぶつ