こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

新しい本が出ます

2007-02-07 21:41:57 | 心理学
今回の本は、いわゆる学術書。大学生の在学中から卒業後にかけての時間的展望の変化について、3年間の縦断的調査研究の結果をまとめたもの。600部しか印刷していないので、世間の人の目に広く留まる機会は少ないと思う。

大学生の進路選択と時間的展望 -縦断的調査にもとづく検討-

 

まえがき

第1章 本研究における課題と方法 
 第1節 本研究の課題と目的
 第2節 本研究の調査計画および方法

第2章 大学生の進路選択過程の分析 
 第1節 大学2・3年生における進路選択
 第2節 大学4年生における進路選択
 第3節 在学中から卒業後にかけての進路選択の縦断的分析
 第4節 進路選択の自己効力
 第5節 本章のまとめ

第3章 大学在学中から卒業後にかけての時間的展望の分析
 第1節 大学生の将来目標
 第2節 大学生の目標意識
 第3節 大学生の過去・現在・未来のイメージ
 第4節 大学生における時間志向性・時間関連性
 第5節 時間的展望の指標間の関連
 第6節 本章のまとめ

第4章 進路選択に伴う時間的展望の変化 
 第1節 進路希望と時間的展望
 第2節 進路選択の準備活動と時間的展望
 第3節 進路決定と時間的展望
 第4節 進路選択活動および進路決定先への満足度と時間的展望との関連
 第5節 進路選択の自己効力と時間的展望
 第6節 本章のまとめ

第5章 大学卒業に伴う環境変化と時間的展望 
 第1節 大学4年生における時間的展望のタイプの検討
 第2節 時間的展望の縦断的変化
 第3節 大学4年生と卒業後1年目の目標意識・将来目標の比較
 第4節 大学卒業前後の時間的展望と自我同一性との関係
 第5節 本章のまとめ

第6章 討論および結論
 第1節 本研究の成果と討論
 第2節 結論と今後の課題

あとがき 
引用文献 
付録