
我が家の前にあるイチョウの木。風が吹いたり、雨が降ったりすると、黄色の葉がハラハラと落ちてきて、階段が黄色に染まります。
今年はギンナンがなりません。昨年、植木屋の頭領がバチバチと枝を切ったせいでしょうか。今年は勢いが増してきたので、来年が楽しみです。
ギンナンは臭いがくさいのですが、食べると美味しい。でも、食べるまでの手間が必要です。拾ってきたギンナンの実だけ取り出して、よく洗い、干したものをフライパンでじっくりと炒める。ほどよく香りが立ってきたら、熱いうちに殻を割って、薄皮を取ります。そこまでの時間が大変。売っているギンナンが高いのも、手間暇がかかっているからなのです。
拾ってきたギンナンを時間をかけて料理する。それは最高の贅沢です。来年は、それをまた味わいたいものです。