白い花が咲いて、赤い実になった。雨に当たると、実がならないらしい。沈丁花の下に生えているので、ちょうど雨よけになるようだ。
せっかく実ったのに、鳥が食べたのだろうか、まばらになっている。どこかに運ばれて、そこで新たな芽を出すのだろうか。
茨木のり子の詩集『倚りかからず』の中の、「木は旅が好き」に、そんな情景が唱われていたのを思い出す。
自分では動くことのできない木々が、鳥によって新しい土地へと旅をする。
自分一人で何かを成し遂げることも大事だが、誰かを頼って何かを成し遂げることも同じように大事。
そういうことを教えてくれる南天。
せっかく実ったのに、鳥が食べたのだろうか、まばらになっている。どこかに運ばれて、そこで新たな芽を出すのだろうか。
茨木のり子の詩集『倚りかからず』の中の、「木は旅が好き」に、そんな情景が唱われていたのを思い出す。
自分では動くことのできない木々が、鳥によって新しい土地へと旅をする。
自分一人で何かを成し遂げることも大事だが、誰かを頼って何かを成し遂げることも同じように大事。
そういうことを教えてくれる南天。
