11月17日朝日新聞夕刊の記事。
17日に、「2009年版自殺対策白書」が閣議決定された。2008年中の自殺者は32,249人。前年より844人減った。学生・生徒(小学生を含む)の自殺は、前年より99人増え、1978年以降最多の972人になった。
11年連続で自殺者が3万人を超えている。自殺する人の年齢、理由はそれぞれ異なっているが、これだけ長期間にわたって多くの人が自死を選ぶということは、日本という社会が構造的な問題を抱えているからであろう。そこにメスを入れない限り、対処療法的な提案を繰り返しても事態はよくならない。弱者や子どもを大切にする社会が求められるし、他者の痛みへの想像力が欠かせないと思う。
17日に、「2009年版自殺対策白書」が閣議決定された。2008年中の自殺者は32,249人。前年より844人減った。学生・生徒(小学生を含む)の自殺は、前年より99人増え、1978年以降最多の972人になった。
11年連続で自殺者が3万人を超えている。自殺する人の年齢、理由はそれぞれ異なっているが、これだけ長期間にわたって多くの人が自死を選ぶということは、日本という社会が構造的な問題を抱えているからであろう。そこにメスを入れない限り、対処療法的な提案を繰り返しても事態はよくならない。弱者や子どもを大切にする社会が求められるし、他者の痛みへの想像力が欠かせないと思う。