庭の草取りをしていたら、小さな紫色の花を付けた雑草があった。一度は根っこから抜いたのだが、ちょっとだけ気になって花壇の際に寄せて植えておいた。そして、インターネットで調べてみた。
金瘡小草(きらんそう)という名前だということがわかった。するとどうだろう。名前を知らなかったときには、雑草として一括りにしていたのに、金瘡小草という名前を知ったら、その名前で呼ぶだけでなく、他の草と区別するようになる。それだけでなく、他の場所に生えているのに気づいたりする。本当に不思議だ。
「雑草という名前の草はない」と言われる。一つ一つの雑草の名前を知れば、引っこ抜いたりできなくなるのかな。などと思ったりした。
人間もしかり。名前を知らないは自分にとって他人だが、名前を知れば大切な人の一人となる。そういえば、ゲド戦記にも名前を呼ぶというエピソードがあったなと思い出す。
金瘡小草(きらんそう)という名前だということがわかった。するとどうだろう。名前を知らなかったときには、雑草として一括りにしていたのに、金瘡小草という名前を知ったら、その名前で呼ぶだけでなく、他の草と区別するようになる。それだけでなく、他の場所に生えているのに気づいたりする。本当に不思議だ。
「雑草という名前の草はない」と言われる。一つ一つの雑草の名前を知れば、引っこ抜いたりできなくなるのかな。などと思ったりした。
人間もしかり。名前を知らないは自分にとって他人だが、名前を知れば大切な人の一人となる。そういえば、ゲド戦記にも名前を呼ぶというエピソードがあったなと思い出す。