こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

画家は肖像画をとおして何を描くのか

2005-06-07 03:34:00 | 自己
Welcome to Star Portraits

二日続けてテレビの話。

日曜日の夜BBCを見ていたら、Star Portraits with Rolf Harrisという番組をやっていた。内容は単純。3人のプロの画家がスターの肖像画を描き、スターがそのなかの一つを選ぶというもの。

30分の短いなかで、完成までの過程を見せてくれる。3人の画家が、スターのどういう側面を描こうとするのか、その違いがとても面白い。どんな絵を描くのかは、上のHPで見ることができる。

肖像画には、描かれる人の内面が表出されている。3枚の肖像画は、本人を映し出したものであることはまちがいない。どれも正真正銘の本人なのだ。

画家は自画像を描いて、自分の内面を見つめようとする。それと同じように、描かれる対象となったスターは、キャンバス上の自分を見て、新たな自己に気づくのだろう。絵を覆っていた布をあげて肖像画と対面したときのスターの表情も、また興味深い。

番組は5日から始まったところ。一押しの番組である。見るべし。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うわっ、おもしろい (hiko)
2007-12-11 02:51:21
すごいですね、
こんなこと、私もしてみたい。

ここに偶然やってきて、よかった!
ありがとうございます。
返信する
偶然の出会い (都筑)
2007-12-14 21:18:00
hikoさん、コメントありがとうございました。

ブログを拝見して、肖像画を描くということが非常に細やかで難しいことであることがわかりました。本質をえぐり出すのは大変な努力と時間が必要なのですね。
返信する

コメントを投稿