こころ模様

人はなぜ生きるのでしょうか。希望、居場所、時間というキーワードから、人生とは何かについて考えていきます。

一年の終わりに

2006-12-31 16:39:28 | 時間
いち日の終わりに、今日の出来事を思い、
週末には、一週間の出来事を思い浮かべる。

ひと月の終わりに、その月の出来事を思い、
年末には、一年の出来事を思い浮かべる。

そんなふうに時間を区切りながら、私たちは生きていく。
区切りが積み重なって、私たちの人生になる。

戌年も今日で終わり。でも、ドッグイヤーは終わらない。
一週間が一日。一年が七年となる。矢のように過ぎる時間。
せめて今日だけでも、ゆっくりと人生に区切りを入れたいものだ。

過去を忘れ去ったり、過去を洗い流すのではなく、
過去の出来事をしっかりと胸に刻み、
未来を見据えて歩いていきたい。

弱者の武器は記憶であり、そして、未来に対する希望だ。
暗闇のなかでも、勇気をもって生きていこう。
私とあなたと、あなたたちと、ともに。






最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いい言葉ですね。 (Takao)
2006-12-31 17:47:08
 思わず うんうんと うなってしまうほど
いい言葉だなあと思いました。
 時の重みが伝わってきます。
 
 どの言葉も ずっしりと伝わってきて
こういう言葉を 自分の言葉で伝えられる人に
なっていきたいなあと思いました。

 どの日も 同じ重みのある1日のはずですが
年に1度 その年を振り返り 来る年への
希望を胸にいだいて 
 どんなに 時代が変わろうとも 年末年始は
そうありたいです。
返信する
なんとなく。 (satomin)
2006-12-31 19:03:51
人として、振り返り、前に向かう。
光があたらないなら、自ら光り生きていこう
あたたかな気持ちと、ともに。
返信する
今年もあとわずか (都筑)
2006-12-31 21:18:04
Takaoさん、来年、また、クッキングハウスを訪問します。そのときには、よろしく。
返信する
尊厳をもって (都筑)
2006-12-31 21:33:20
satominさん、人間の尊厳が感じられることが大事だと思います。それは人と人とのつながりが、強く感じられる世の中ではないでしょうか。このブログも、そうした関係性の一つを示していると思います。
返信する

コメントを投稿