エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

カラーセンサのモード切り替え(スーパーI)

2010-11-09 23:53:40 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

少し、夜遅いブログ更新が続いておりますが、本日が今回の出張の最終日となります。明日からはもう少し早い時間にブログをアップしたいと思います。

さて、今日は立て続けにカラーセンサの使い方について問い合わせが入ってきております。

問い合わせ内容ではカラーセンサで白マーク印刷の検出方法と1点チューニングと2点チューニングの違いなどです。

わたくしはキーエンス製カラーセンサが現状一番よいセンサだと思って選定しています。

しかし、汎用センサである以上、通常製袋機で使う以上の機能がついていることも確かです。
これらの機能があるおかげで少しわかりづらいと感じるお客様もいらっしゃるのも事実です。

じつは株式会社ムラタでも、カラーセンサの性能の良さは分かるが使いこなせないスタッフものもいます。

これらは難しく考えず、製袋をする上で使う機能のみを覚えることをお薦め致します。


まずカラーセンサのカラー検出ではその特性として全ての色を検出できるのではなく、カラーには強いが白黒(明暗)の検出は苦手とします。
そこでスーパーIモードという従来より優れた明暗検出モードがあります。

このモードにするにはMODEボタンを長押しし、EASYと表示されたら、さらにMODEを1回押します。
Func(ファンクションの略)と表示されますので、ここでSuper_i(スーパーI)と表示されるよう▲▼を押してください。
Super_iと表示されたらMODEボタンを3回押すともとの画面に戻ります。

ここで注意をするのがスーパーIモードの際には、2点チューニングとなることです。

フィルムで一旦SETボタンを押し、次に取りたいマークの上でSETボタンを押します。

株式会社ムラタで提供しているセンサはフィルムのてかりをキャンセルしているので、明暗で検出しても従来のTL-10のようにセンサヘッドをフィルムに近づける必要がありません。

さて、通常はカラーモードとスーパーIを組み合わせたC+Iモードに設定してあります。これはカラーモードとカラーモードが苦手とする明暗を検出できる優れたものです。しかし、今回のお問い合わせのように白色検出する場合は割りきってスーパーIにすることをお薦め致します!

ただいま、東名高速の遠州豊田PA(静岡県)で、ブログをかきながら休憩をしています。

遠くへの出張が多いのですが、不思議なもので滋賀県入ると近くにもどってきた気がします!

静岡県はとなりの県なのでもう庭のようなものです!(笑)あと少し安全運転で帰宅したいと思います。
コメント
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