エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

他社製製袋機の制御と『手練手管』

2010-11-01 23:43:27 | 出張中のエンジニアな日記
こんばんは!!株式会社ムラタの村田洋介です!

本日は週末より行っていた岡山でのサーボ現地改造の試運転を行ないました。

今回の製袋機は他社製の改造をおこないました。試運転をしていて一番問題となったのが、サーボロックがOFFの状態で運転ボタンを押すと1回転をして止まる点でした。

通常エラーが発生している場合は動かないでタッチパネルにアラーム表示が行われるのが望ましいのですが、今回は制御を既存の回路に依存しているため、その回避に新たに回路を追加しないといけませんでした。

担当者さまに30分のお時間を頂き、サーボロックがOFFの状態で運転ボタンを押しても機械は動かず停止の状態のままタッチパネルにアラームが表示できるようにすることができました。

さて、本日は作業の他にお客様のスタッフ全員が参加する会議に参加させていただきました。

いつも月曜日の昼休みの後半に行われる会議がある時に、となりのスペースで食事をしながら聞き耳をたててお話を聞かせていただいているのですが、社長の話を目を見ながら話を聞くのと、パーティションを挟んで聞くのとでは大変大きな違いがありました。

今回も色々な話がでたのですが、今回は中国の尖閣諸島の問題とその後の中国の対応の話を『手練手管』の四字熟語で表現されていました。

私はこの『手練手管』を知らなかったのですが、意味はあの手この手で騙すこととお聞きしました。

まさに首脳会談を突然キャンセルするなど、その行為を表す言葉として新聞などにも出ている言葉だそうです。

さらに、この言葉の語源を調べていくと、遊郭の女郎が客を騙すことと言うことで『手練手管』の張本人が自ら女郎と名乗っていると思うと皮肉を感じます。

この言葉のように昔にも同じようなことを行っていた人がいると思うと、どんなに世界の人口が増えようとも人類には同じ確率で人を騙す人間が含まれていると思ってしまいます。

私の少ない人生経験の中で、ヨーロッパやアジアの国を回ったときに、先進国と呼ばれる国の中で日本はとても落ち着きのある国だと感じています。

今回の尖閣諸島の問題に関しても、我々国民が怒りを感じながらも落ち着きを持って対応しているのは正しい行動を起こしているとそれを歴史が証明することを知っているからだと思います。

本日、ロシアの大統領が国後島を訪問したと聞き、世界の動きを感じましたが私は現実を受け止め、自分にできる行動を考えたいと思います。

今日は少し堅苦しい話になりましたが明日は試運転を見守り、その後は社長に次の予定の調整をしていきます。

それでは明日も安全運転でいきたいと思います!
コメント
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