エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

製袋機、オプション機器の制御プログラムについて!!

2011-01-18 08:39:26 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!

昨日起こったJR東日本の新幹線運行トラブルは、8万人以上の乗客に影響が出て、さらに原因と普及理由がわからないまま『自然復旧』したということです。
実は私もさくじつあつお客様に送ったプログラムをインストールして頂いたところ、送りサーボが動かなくなる問題が発生したのですが、こちらは調べていくうちに原因を特定することができました。

またご迷惑をおかけした堀○さま、大変申し訳ありませんでした。本日も引き続き対応を取らせて頂きます。

さて、製袋機には打ちぬき装置やオートスタッカー、包装機など多くのオプションがあります。

それらは未だ現役で動いていて、不定期に不具合が発生することから電気関係の制御のみを乗せ変えたいとご依頼をうけることもあります。

その際に少し手間がかかるのがI/Oです。

具体的にパソコン制御の包装機の入力信号を例に取ると、X00、X01・・と続く番号があります。

当然、X00、X01、X02、X03・・と続き、X13、X14、X15、X16、X17・・・と基盤に付いている入力インターフェイスの数だけ番号は続いて行きます。

この『X00』は停止ボタンに繋がっていて、プログラム上でも『X00』と表示されます。

しかしシーケンサではX00、X01、X02、X03・・X13、X14、X15、X100、X101・・・X114、X115、X200、X201・・・と16進法のような桁上がりをするためパソコン制御のX17がシーケンサ制御のX101と言うようにややこしくなってきます。

このような単純なんだけど少し複雑な法則が、思わぬプログラムミスをしてしまいます。

製袋機のプログラムはJR東日本の新幹線運行プログラムほど複雑かつ公共性のあるものではありません。しかし、大きなモーターや鋭利な刃物、高温になるヒーターをつかっているので安全には気をつけてしっかりとプログラムを組んでいこうと思います!!

それでは今日も集中して作業していきます!!
コメント
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