エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

テスターの使い方!

2011-03-04 19:28:59 | 製袋機のエンジニアな日記
こんにちは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨日は宮城県までやってきたのですが、『いつも来ると雪だね』と開口一番に言われました。個人的には晴れ男と思っているのですが、雨男だということが広まりつつあります。

明日から北海道入りしますが、雪でないことを祈ります!!

さて、製袋機(製袋機に限りませんが)の電気を確認するのにテスターが欠かせません。

例えばパンチが動かない場合、パンチのコネクターをテスターで測定すると電磁弁が悪いのかシリンダーから信号がきていないのか知ることができます!!

テスターの使い方については難しいと感じている方が多いと思います!

まず交流(AC)を計測する場合はACレンジにて計りたい値を上回るレンジを設定します。
通常製袋機では200Vを計測することが多いと思います!!

200Vの電圧を計測する際は、レンジがACレンジに設定されているかと検出棒が他の鉄部部に触れないことに注意する必要があります!


▲私のテスターではAC250Vレンジを選択して計測します!!
■このときテスターの検測棒は赤黒どちらを当ててもかまいません■

このACレンジのテスターでブレーカーの電圧や、マグネットスイッチの電圧を計測することができます!!


つぎに最近の制御機器で多いDC24V計測です!

こちらは弱電のためショートしても大きな問題にはならないのですが、ショートさせないことにこしたことはありません。


▲今回はDC50Vレンジにあわせてあります!
■計測棒の赤をプラスに黒をマイナスに当ててください■


DC計測を行う場合、計測棒は赤をプラスに黒をマイナスに合わせるのですが、これを逆につけても表示針が逆をさすだけなので、間違ったら計測棒を逆にしてみます。

このようにパンチの出力や、センサーからの信号などを計測するにはDCレンジを使用します!

最後に計測した電圧をシル方法ですが、こちらは表示窓にいろいろな記号があるため分かりづらいと声を聞きますが、こちらは選択したレンジを知ることで直ぐにわかるようになります。


▲表示単位は自分が選択したレンジによって変わります!


今回の最初のACレンジでは250Vを選択したので、表示単位の一番上の数値を使います。一番上の表示単位は最大値が250となっているのでこれを目安にします!

次にDCレンジの時に選択したDC50Vレンジは最大値が50の真ん中の計測単位を使います!

テスターの使い方はこのようになりますが、今回文章の中で使われていた計測棒は『テストリード』もしくは『テスターリード』などと呼ばれます!

それではただ今、フェリーに乗船しました!!昨日からの寒波の影響でタイタニックのようにならないよう祈っております!!

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今回の宮城県では堀○さまには色々と気を使っていただき、またご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。

本日午前中はお休みのところを出社していただいたと思います!ありがとうございました!
コメント
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