エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

耐熱ロールに傷がついた場合!

2011-03-23 21:52:00 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨日は午後からの移動にて夕方、岡山県に着きそのまま作業に入ったのですがお客様の社長さまよりお話を聞いているうちに、お客様自身で解決策を見つけられてしまいました。

エンジニア的にはぐうの音も出ませんが、お客様とお話しをしながらお客様自信で解決策を見つけていただけることは大変良いことです!!万が一私が現地にいれない時でも解決策を導きだしていただけます!

社長さま、大変ありがとうございました!

さて、本日は耐熱ロールの傷がついた場合、発生するシール不良についてです。


▲耐熱ロールに傷が入ってしまっています!


多くのお客様が経験的に傷があると、シールをした際の圧力が弱まりシール不良が発生することを知っておられると思います。

そんなとき多くの製袋現場を廻っていると、シリコン樹脂を流しこみ傷を埋めるとか、傷の部分を紙やすりで見えなくなるまで擦るといったことを聞くことがありますが、残念ながらそのような対処方法で解決することはできません。

耐熱ロールについた傷のは再研磨をするか巻き替えを行うしかありません。

極稀にガラスクロスを巻き解消することもありますが、昨今の多品種生産をする場合全ての製品に対応できるわけではありません。

もしゴムロールの巻き替えをする時間が取れない場合、ゴムロールの再研磨を行うことで研磨時間を大幅に短縮することができます!

さて、耐熱ロールを再研磨した後ですが、ゴムロールの直径が小さくなっておりますので熱板の当たり調整も忘れずにお願い致します!

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本日のブログのはじめにも書きましたが、昨日から中国、四国にきております。

中国電力や四国電力の地域にいるにも関わらず、コンビニエンスストアの明かりが通常の半分になっていたり、看板の明かりが消えていたりします。また高速道路も街灯が消されていたり、街の雰囲気がいつもと雰囲気が違うように感じられます。

明かりがないことで歩行者や自転車の視認が悪くなることはもちろん、知っている道でもどこを走っているのか分からなくなることがあります!

全ての皆様とともに安全運転をいつも以上に気をつけたいと思います!!

コメント
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