イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

クリスマスイブ

2023年12月24日 | イコン
クリスマスイブですね。
日本ではイブが盛り上がります。

ウクライナは今年から、
ロシアとの違いを強調するために
カトリックなどと同じ、
今の暦のクリスマスになったそうです。

BBC NEWS JAPAN の記事です。

正直言いまして、
宗教って、人間の都合の良いようになっているんだなと思ったり、
でも、その時代に沿った信仰でないと次へは続いていかないんだな
と考えたりしています。




上の写真は娘の結婚式の式場の中の教会で。
娘夫婦のために描いた聖家族のイコン。
今は額に入れて娘宅にあります。

チャリティイコンに出すために、
今年の降誕のイコンを描いていましたが、
体調が悪くて、病院に行っていたりしたので、
24、25日には間に合わなかったです。
旧暦のクリスマスまでには描けるかな?


私は頭で理解しないと絵が描けないので、
特に宗教画は締切があってイライラしながら描くのはしたくないんです。
絵に必ずイライラが出ます。

以前、人吉ハリストス正教会のイコノスタスを手伝っていた時に
赤磐のイコン画家から
「年寄りなんか看てないで、さっさとイコンを描きなさい。」と言われたり
イコン教室の作品展示をするのに
「神父たちに私の素晴らしさを知らしめなきゃ、
私を讃えさせなきゃならないわ。」と言われたり、
イコン画家のアトリエでリキテックスのアクリル絵具に
粉の顔料をそのまま練り込んで人吉のイコンを描けと言われたりしたので、
(必ず亀裂が入るので、それは、あり得ないんです)
このイコン画家の下にいたら
画家の欲まみれで宗教画を描くことになるからとんでもないわ
と思ってイコン画家からは離れました。
それが、2012年8月です。
絵の基礎は美術大学で知っていますから、イコンは習わなくても独学すればよかったんです。

このイコン画家を岡山市立オリエント美術館でイコン教室をするよう学芸員に紹介したのは私ですが、
シールの金箔を独占販売したりして、紹介して大失敗でした。
金の独占販売は犯罪です。

画家の夫からも
「お前ら岡山の人間はバカなんだから、バカは私たちの老後の世話をしろ。
それか、金を出せ。
それくらいならできるだろう。」と言われ、
母はこの強欲夫に柳井原ハリストス正教会で、いじめられましたね。

宗教を利用したパワハラ、モラハラでしたから、
本当、離れてよかったと思います。
宗教詐欺でしたから、
何をされるかわからない。
岡山のギャラリーも散々いじめられましたから。
宗教をうまく利用して権威を振るう人たちには
十分に気をつけてください。
あのイコン画家夫婦から離れて、
無事に両親を看取ることができました。
奇妙な洗脳に引っかからずに、親孝行できまして満足しています。

日本正教会の神父様方や教会関係の方々にいじめられるようなことは一切ありませんでした。
神父様にはとても感謝しています。

人吉ハリストス正教会のイコンは、顔料がそのまま練り込まれていますから、必ず亀裂が入ります。
画材を知らない画家が描くと絵の寿命は短い。

今年は母を無事に見送りました。
私の画家としての人生がまた動き出しました。
個展のお誘いも、海外からもあるんですが、
体調を考えながら、
ゆっくり、じっくり、
納得しながらイコンは描きたいと思っています。

皆様、良いクリスマスをお迎えください。
平和を祈りましょう🙏



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再勉強

2023年12月09日 | イコン
父が亡くなった後の母の介護中、
約8年間、
全く使っていなかったリビングを多少片づけました。

函館の洋館にあったリビングの照明
函館から送ってもらいました。
ホコリだらけ、
ガラスの傘を外して洗えます。




古いテレビも全くつけていなかったので、
息子に調節してもらって、
NetflixやYouTubeをまたテレビ画面で見られるようになりました。
iPhoneの小さな画面で見るより
眼の負担がなくなり、
今日は美術系YouTubeをずっと見ました。

介護生活で、ほとんど離れていた美術の世界に
早く戻りたいと思って
学生時代に吸収した西洋美術史を
また、勉強しなおしです。

今は動画があるので、
身体の弱ってきた高齢者も
自宅で勉強できますね。
とてもありがたいんです。

17年も前のテレビ、
まだまだ見れます。






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日曜美術館

2023年10月29日 | イコン
日曜美術館、
西田俊英さん、
素晴らしかったですね‼️

NHKプラスも何回も見ちゃって、
私まで絵を描くことのワクワクを感じています。
西田さんご自身、
同じ絵を描く人たちを
奮い立たせてくださるような画家ですね。

屋久島にスケッチ旅行に行った話を
亡くなった後輩の画家から聞きましたね。
屋久島って、本当は人が入ってはいけない場所なのかもしれません。

私もがんばろうと、
ホッカちゃんの子守りをしながら
描いています。








クリスマス近いですもんね。
線は目がチラチラしているので、めちゃくちゃな線ですが、
描ける自覚がありますので、
チャリティイコンに出せたらと思います。
サイズはF6です。








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寒冷順化中

2023年10月04日 | イコン
めっきり涼しくなって、
夜はストーブつけなくていいかな?とさえ思いましたが、
バタバタと動き出すと半袖で充分、
でも、下腹に小さなカイロを貼って
膀胱炎予防をしたり、
靴下は薄い夏物、丈の高さの違うのを二重に履いています。

この、ちょっとした重ね着が、後に来る寒さとつながるので、
初夏によく聞いた暑熱順化の反対、
寒冷順化をしています。
微妙な気温ですね。

猫たちもおとなしくなりました。
季節が変わりましたね。
とにかく、みんなよく寝ます。

OD缶専用のストーブも買いました。
外でコンロと暖をとるためのものです。
気持ちは屋外へ向いているのですが
実際には、母の在宅介護があるので、
外へはなかなか出られないと思います。
ただ、山やキャンプに関する動画は、ずっと見ていて、今は山怪の動画です。

私も山に住んでいたので、
不思議な経験はいくつもあり、
他の人に話さないだけです。

人間はまだ水の正体を解明していないそうで、
なのに、毎日、水を必要としているわけですから、
知らなくていいことがあるんじゃないかな?と思ってます。
無理矢理、知ろうとしたら、
かえって、おかしな奇妙なことになるんじゃないかな?
と思っているんです。

それは、日本画家で仏画も描いていた祖母が
「画家は絵だけ描いていればいい。
聖職者ではないんだから、
決して、絵描きの領域からはみ出るな」
ということを度々話していたそうですが、
知らなくていいことまで知って
背負い込むと、本当の本質からずれるんじゃないかな?と思います。
つまり、欲深にならない。

欲深になった宗教画家に次々と家の不幸が押し寄せてきたのを
身近で見ましたし、
肝心の絵が、よくなってないんです。
まぁだ、固執しているのか?
個人的な欲望ほど、叶わないよ、と思ってます。

私が個人的に好きなのは
無欲で、スカーンと突き抜けたような宗教画、
画家の意思は一切なくて、
もう、神様仏様に全部丸投げの絵です。
そんなふうに描けたものは、
絵の運命としても、とてもいいんです。
人様のお役に立ってます。

私はスピリチュアルや霊的な経験が結構ある人間ですが、
それを、自分が描く宗教画には一切、入れない。
スピリチュアルや霊的は聖職者に任せたらよくて
画家は絵だけ描くんです。
それが、宗教画家のミッション。

私は宗教画家ではないですけどね。
宗教画描きを趣味とするおばちゃんでいようと思います。

話が寒冷順化中から外れました。
また、私が経験した不思議な話もいつか書きます。

土鍋で炊くごはんって、おいしいね。






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見限る、見守る

2023年08月28日 | イコン
さんまさんの番組で、
脳科学者が、3回嫌だなと思う人がいたら
さっさと見限ってつきあわない方がいい
と言ってましたね。

いや、本当、そうだと思う。
ただ、その人が仕事上つきあいがあったり、お客様だったりすると
我慢我慢になるんだけど。
法律上の家族だったりすると、
黙って耐えるしかないんだけど。

私は、スッパリ見限って来ましたよ。
それらの人たちは、私や家族を襲う他人でしたからね。
父に実印をよこせと言ってきた義妹や
私たちを敬え、金を出せと言ってきた赤磐市のイコン画家と陶芸家の夫婦。
母はこの陶芸家の夫に柳井原ハリストス正教会で
ババアと罵られましたよ。
頭のおかしいのが来る教会だなと思いました。
神父さんって大変ね。

それと、
私と母の在宅介護のことをいくら話しても理解できない人がいて、
その人も病気であったから、
これ以上つきあいは無理だなと思った人もいました。

母がまだ70代の時に
聖路加の同窓会で年に一度、旅行に行ってました。
ある時、その中のひとりから電話がかかってきたのですが、
私を母と勘違いして話し始めたのですが、話していることが辻褄が全く合わない。
時系列が合わないので、これはおかしいと思いましたが、話を合わせて電話を切りました。

その年も母たちの同窓会旅行があったのですが、
母が用事が多くて時間がなく、旅行に行くのを迷ってましたから、
私は、行かない方がいいよと、旅行は辞めさせました。

そうしたら、あったのです。事件が。
あの、わけのわからない電話をかけて来た人が、
財布がなくなったと旅行中に言い始めて
財布を盗んだ犯人として、
同行の同級生を疑ったんです。
もちろん、そんなことはなく、
認知症であったわけですが、
犯人扱いされた人は、そりゃ収まりがつかなくて
母に度々、電話をかけてきましたが、
私は、前にあったおかしな電話の話はしないように母に言いました。
余計なトラブルに関わらなくていいんですから。

高齢者同士で旅行に行ってトラブルというのはよくある、と添乗員の方が話してましたね。
あれがなくなった、という騒ぎです。
年をとって、お互い様なんだからいいじゃない、という人もいますが、
私は嫌だなと思います。
つきあいも常識がないとね。

反対に黙ってても見守る、ということができるのが
年を重ねだからこそできるんだなと
最近やっとわかったことです。
子どものことも、失敗しないように、先に口や手を出してしまっていたけど、
年をとったら、こちらの反応もゆっくりしているもんだから、
結局は、見守る状態になってしまうんです。
これ、一呼吸置くので、トラブルになりにくい。
オババの生き方として、
一呼吸置いて、ゆっくり話そうと思っています。
ゆっくり時間を置くことで、しっかり見ることもできます。
判断をする時間が私にできるんです。

わかる人はわかる😊
完成したら、お見せしますね。





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花時計