ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

隣人が

2017-05-22 04:22:10 | 雑句





隣人が 不幸にならぬ 不幸せ     夢詩香






*やあ、これは痛いですね。雑句のカテゴリだが、こんなのはよくあります。人の不幸は蜜の味という言葉もありますしね。

だがまあ、一度は自分での語ってみたい境地ではありますよ。同窓や類句はあるでしょうが、自分で詠うということに意味が生じるのです。

馬鹿な人間には、他人が不幸になるのを見るのが自分の幸せというか、生き甲斐だという人がいます。それで、影から痛いことをして、他人の足を引っかけるようなことを平気でするのです。そういうやつらにやられている人が、馬鹿なことになるなという状況を、黙って見ているというのも、こういう者たちのたぐいだ。

美人をいじめているやつらが、影からどんなことをしているかということを知っていて、何もしない。あわよくば、自分もいいことにあずかろうと思っている。

阿呆になった美人は、嫌な男の餌食なのだ。阿呆の方が悪いのだ。

こんな人は痛いほどたくさんいますよ。

だが、ものごとはことほど左様に思い通りにいきはしない。阿呆の知っている理屈は、馬鹿の理屈ですから、高い存在たちが生きている世界の常識がどういうものであるかを知らない。

人間として長く生きてきて、よいことを積み重ねていくと、不幸になろうとしてもなれなくなるという人が出てくるのだが、馬鹿はそんなことは何も知らないのです。

どんなにがんばっても不幸にならない人を、焦って不幸にしようとして、やってもせんないことを百度も繰り返しているのに、まだわからない。そして何もかもが馬鹿になったところで、ようやく馬鹿をやめる。痛いですね。まあ、何度も言わずともわかっているでしょうが。

あまりに愚かなので、何度でも言いたくなるのです。

人の不幸を見てみたいという心は、いつも自分の人生が暗く不幸になってしまうからです。嫌なことをしたことがある人は、どうしても自分の不幸でその業を支払わねばなりませんから、自分の人生がとても痛いものになる。だから、不幸にならないまっとうな人が妬ましくなり、影から嫌なことをして、そんな人たちを不幸に引きずり落そうとするのです。

馬鹿がそんなことばかりするから、よけいに自分の業を作る。自分の不幸の種を量産する。払わねばならない借金が膨らみ、自分の人生がどんどんつらいものになって、もっと他人が妬ましくなる。

こういうのが、業のスパイラルです。

他人が不幸にならないのが不幸せだと言う人は、常にこういう世界に住んでいるのです。暗いところで、同じことばかりを繰り返している。それが不幸の原因なのだよと教えても、耳を背けて聞こうともしない。嫌いな人間を不幸にしてやるのだという馬鹿の中に忍び込んで、阿呆なところに行って、汚いことばかりしている。

もうやめなさい。

本当に幸せになりたいのなら、そういう世界と決別し、真面目に借金を支払うべく、明るい世界に戻って働いていくべきです。人を不幸にするより、人を幸せにするために、できることは何でもしていくのです。下僕のように頭を下げていくのです。

自分の人生に嫌なことばかり起こるのは、他人を不幸にしようといろんなことをやりすぎているからだと、そろそろわかりなさい。







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