比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

長崎紀行・・・大浦海岸通リあたり・・・長崎らしい風景

2014-09-13 | 道を行く 九州の諸道
わたしが旅したのではありません。彩風人の長崎紀行です。今日は国指定重要文化財、文化遺産。。
・・・彩風人の写真帳・・・
(比企の丘からブログのギャラリー開放です)

9月2日、長崎市の大浦海岸通りあたり、長崎港国際ターミナル前に旧香港上海銀行長崎支店記念館
1892年開設のイギリス銀行、建屋は1904年竣工、ギリシャ風の石造リ洋館。1996年に記念館に。国指定重要文化財。

大浦天主堂・・・1965年建立のカトリック教会の天主堂。
日本最古のキリスト教建築物。2007年ユネスコ世界文化遺産の暫定リストにリストアップ。

グラバー園・・・長崎といえばグラバー園です。幕末に長崎で活躍した英国商人の館跡です。国指定重要文化財。
写真はグラバー邸ですが、観光園としてリンガー、オルト,ウォーカーなど他の外国商人の邸宅も移築している。

トーマス・ブレイク・グラバー(1838~1911年)・・・1859年上海のマセソン商会に入社、同年長崎に、1861年「グラバー商会」設立。生糸、茶の取引をしていたが明治維新の流れで薩摩、長州、土佐との武器取引・・・「死の商人」に転じた。一方、製茶工場、ビール会社、船工場、高島炭鉱などを起業。1870年、新政府になって藩籍奉還により各藩への売上回収が滞り倒産。維新による戦線が想定通りに拡がらなかったのも原因か。倒産後は官営になった高島炭坑の運営責任者に、三菱に経営が変わってもそのまま運営責任者を続け、1885年三菱の顧問として活躍。ビール工場は三菱系のキリンビールに、船工場は三菱系に。晩年は東京に居住し勲二等旭日重光賞を受けている。

グラバー邸から長崎港を眺める・・・オペラ「蝶々夫人」のアリア「ある晴れた日に」が聞こえてきそうだ。
※長崎紀行-2


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