またゴルフをやり始めた。
6年ほど前になろうか、術前検査で腰部の圧迫骨折と診断され、
クラブもバッグもシューズもきれいさっぱり処分した。
実は後にこれは誤診だったことが分かったのだが、
いずれにしてもプレーした後は必ず腰が痛くなっていたのは確かで、
これは若い時の椎間板ヘルニアによるものであり、
無理することもあるまいと諦めたのだった。
さて、今度のゴルフはアイアンもパターもいらない。
ウッド1本で18ホールを回るのである。
改めて言うまでもないだろう。
そう、グラウンド・ゴルフである。
「ゲートボールやグラウンド・ゴルフなんて。あれは年寄りの遊び」
ほんの数年前までは、半ば蔑んでいた。
だが、よくよく考えれば自分も80歳の年寄りではないか。
ほぼ毎日早朝のウオーキングはやっている。
40分から50分、だいだい5000歩は歩いている。
ところが最近、単に歩くだけではなく、
何かゲーム性のあるものをやりたくなった。
そこで目が向いたのがグラウンド・ゴルフである。
しかも、車で10分足らずの所にパークゴルフ場がある。
平日だと用具代も含めて1ラウンド500円ですむのだ。
早速、妻を誘って初ラウンドとなった。
まだ心中には年寄りの遊びなどと見下したところがあったが、
実際にやってみると、これがなかなか。
スティックにきれいにヒットせず、トップしたりダフッたり。
右に行ったり左に行ったりで、うまくいかない。
それでも、満足、満足。
コース距離は18ホール712㍍しかないから、
歩数は大したことにはならないが、
随所のアップダウンにより、足腰に力が入り、
また普段はめったに使わない上半身を動かすなど
結構な運動量になる。
加えれば頭も使う。右に曲がったり、左に曲がったりしているし、
打ち上げ、打ち下しをどう攻めるか頭を使わなければ、
すぐにOBになってしまう。
グリーンも右傾斜、左傾斜、上り、下りありだ。
これらの戦略性に頭も使うのだ。いや、大げさではなくてだ。
今はちょっと暑いから、水分を多く取るなど
熱中症に気をつけないといけないが、コースは木々が豊かだから
同伴者がプレー中はその木陰に入っていればよい。
時々、木々の間から福岡空港を離陸した飛行機が姿を見せる。
また、コースの途中に咲く彼岸花の美しさが
疲れを癒してくれる。
初ラウンドはパー66を15オーバーの81で回った。
ちょっと不甲斐ないスコアではあるが、
これからぐんと伸ばしてみせる。
グラウンド・ゴルフ。ちょっとはまりそうだ。
いいですねー(^^)
木々の緑も空の青も美しいです。
私は運動神経がまるでないので、上手くヒットできそうにありません。
ゲーム性!やればやるほど、はまりそうでいいですね。
年寄りの遊びに違いありませんが、適度な運動にもなりますし、頭も使います。何より楽しいですね。妻は早速友達に声をかけているようですから、次からはにぎやかなラウンドになりそうです。